全員揃う。

 

今日も冬期講習です。

昨日参加出来なかった、冬期講習から合流予定の中3生も今日塾に来ましたので、全員揃いました。

今年は中3生は、塾開校14年間で初年度に次いで学力が安定しません。

しかし、新みやぎ模試県内1位も2名在籍していますし、宮城ぜんけん模試では県内1位を連続で獲得しています。

宮城野中の校内1位や南小泉中の校内1位も在籍しています。

中1生から在籍していた生徒が極端に少ない学年なので、知識が薄い部分は否めませんが、学力が安定さえしてくれれば、この冬期講習で一気に爆発する可能性を秘めています。

誰一人、志望校を諦める生徒もいません。

全員、志望校の合格ランクは模試で出しています。

評定をカバーできるだけの学力を身につけて、Aランク・Sランクで受験を迎えられるように、塾側も気合いをいれます。

生徒や保護者が志望校を下げたとしても、それは仕方が無いこと。

高校の費用を出すのは塾ではなく、保護者ですから。

合格確率が高い高校を目指すのも悪いことではありません。

 

生徒や保護者がそのように選択した場合、責められる人間がいたとすれば塾で指導方針やデータをまとめている私です。

生徒や保護者が、受験寸前に志望校を諦めてしまう成績にしか出来なかったということですから。

塾の費用は、保護者との契約です。

志望校の学力まで引き上げることを前提に頂いているものです。

生徒や保護者に否はありません。

しかし私には大きな否があったということになるでしょう。

 

我々塾関係者は、学校の先生とは違います。

お金を頂いている商売人、つまりは「塾屋」です。

塾屋は聖職者である「先生」ではありません。

ですから、学校の先生のように第三者の目で志望校を変える生徒を見守ることは不適格です。

自分の責任を痛感しなければなりません。

 

塾に株や先物取引のように、損失を前提として入塾する生徒も保護者もいないはずです。

少なくとも志望校に合格できる学力にはしてほしいと思って来てくれたはずなのです。

そこに全員を引き上げれないとすれば、長である私に否があります。

 

我々塾経営者は、「先生」ではないのです。

「塾屋」なのです。

塾屋の売りは数字と結果。

志望校を下げるという結果を保護者や生徒が選択したとすれば、尊重はしますが自分の責任まで忘れようとは思いません。

その場合、明らかに何かのミスが存在したはずです。

そのミスを放置したまま、達観してしまえば多分、麻布学院は麻布学院と似ても似つかない塾に成り下がるでしょう。

毎年、麻布学院は仙台一高、仙台二高合格者を複数出せています。

最高のときは、1年間に20名以上をトップ校合格させたこともあります。

そんな年でも、浮かれずにミスを徹底的に調べ上げた結果が今に繋がっています。

 

生徒が志望校を諦めたとすれば、それは尊重すべきこと。

 

生徒を諦めさせてしまった自分の責任は徹底的に追求すべきこと。

「塾屋」にとっては当たり前の姿勢だと思います。

 

生徒や保護者が第一志望校を下げたとすればそれは選択。

生徒が志望校を下げたとすれば、その状況を作った私の罪。

 

今年の中3生も、私立受験でしっかりと結果を出し、全員が志望校を受験できるように力を尽くします。

必ずその学力まで引き上げて見せます。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年12月24日

冬期講習。

 

本日から冬期講習です。

中3生は10:30~20:00まで、びっしりと授業です。

この講習内容も麻布学院の特徴です。

12月24~1月4日まで年末年始のお休みはありますが、普通の塾で冬期講習に利用する冬期テキスト5教科分がまるごとその間の宿題です。

冬期講習中は、全国受験問題集を使用し、47都道府県の公立受験問題を全教科を解き、解説を入れます。

我々経営者は、毎年、担当教科の受験問題を私立含め全国47都道府県分、解いています。

生徒に教える上で、当たり前のことですが、それをやっている本職の塾講師がどれだけいるかはわかりません。

 

授業中も我々は、全く答えを見ないで生徒と一緒に受験問題を解いています。

最近の私のアベレージは98点ぐらいですかね・・・

47都道府県の受験問題なら、100点はいきますが、都立と私立の問題が入ると、間違える可能性があるのでドキドキします。

麻布学院は、生徒同士だけじゃなく、講師も毎日生徒と勝負しています。

教え方が上手いだけじゃ塾講師は無理です。

知識と問題を解く力が大切だと思います。

 

解く力が錆付かないよう、毎日毎日、受験問題に我々も挑んでいます。

受験問題は日々変化します。

全てに対応するには、出来る限り受験問題を講師も解かなければ古い知識を生徒に教えることになりますから。

麻布学院の講師は、ほとんど答えを見ません。

県内1位や2位が在籍し、ほとんどの生徒がナンバースクール合格の学力があるので、講師たちも緊張することでしょう。

講師の大半が教え子なので、それが当たり前になっています。

 

生徒と講師の真剣勝負。

それが麻布学院の授業です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年12月23日

当塾の合格率。

 

ホームページに掲載している合格率は、真の合格率です。

何が真の合格率かと言えば、私立専願の生徒や公立高校を受験せず私立高校に進学した生徒の合格は、第一志望校合格に含んでおりません。

何故なら、入塾当初から私立専願を目標とする生徒は皆無に等しく、結果として私立専願になっただけで、それを合格率に含めるのはフェアではないからです。

麻布学院にも、年に1人~3人ぐらい私立入試が終わると公立高校を受験せず私立に進学する生徒たちがいます。

それはそれで、保護者と生徒の選択ですので尊重はしますが、例えば仙台二高を志望していた生徒が、専願でウルスラtype1や仙台育英東大選抜、東北学院に進学したとして、あくまで志望校は仙台二高であった訳で、麻布学院がもっと成績を上げていれば私立にそのまま進学する可能性は低かったと思います。

そういう合格を含めて第一志望合格率を出せば、当たり前に8割以上になりますし、私立特待生合格を含む合格率にすると、9割を超えてしまうと思います。

昨年も、仙台育英東大選抜は20名受験で18名が特待生合格、東北創進は7名中6名が特待生合格、聖和特進は3名中3名が特待生合格、関東私立も特待生合格です。

ウルスラtype1の4名を含めれば、特待生合格率91.17%。

特待生合格を果たせなかった生徒の進学先は、宮城広瀬、多賀城、東北学院、東北学院榴ヶ岡に進学しています。

元々東北学院や、東北学院榴ヶ岡は特待生合格がほとんどない高校ですので、それを理解していただいた上で受験してもらっています。

公立高校受験コース以外の生徒2名以外は、私立特進系の高校に合格しています。

公立高校受験コースの2名は公立高校に進学しましたので、公立高校に合格した生徒以外は、特進系私立に特待生で進学したか、東北学院や東北学院榴ヶ岡に進学しました。

 

定員になるまで生徒を選別することなく、全ての入塾希望者を受け入れて、麻布学院は上の合格実績です。

つまり、今年の受験では公立高校受験コースの生徒は100%合格。

公立高校に進学できなかった生徒も、全員、東北学院、東北学院榴ヶ岡、ウルスラtype1(特待)、仙台育英東大選抜(特待)、聖和特進(特待)に進学しています。

つまり、麻布学院の生徒たちは今年の受験で、仙台二高5名、仙台一高2名、宮城一高3名、仙台高専1名、多賀城高校1名、宮城広瀬1名の公立高校合格者と、ウルスラtype1(特待)、東北学院、仙台育英東大選抜(特待)、東北学院榴ヶ岡1名、聖和特進(特待)1名と関東私立(特待)1名なります。

すなわち最低でも私立特待生合格を果たすか、東北学院や東北学院榴ヶ岡に合格している訳です。

私立入試は全員が一般入試で生徒のほとんどが特待生合格を果たしています。

公立高校受験コースの生徒たちは2名は確実に合格する公立を選択しましたので、特待生合格ではなくても問題はありませんでした。

 

つまりは、麻布学院の生徒たちの学力は、専願をするまでもなく仙台育英東大選抜や東北創進、ウルスラtype1、関東私立に特待生合格できる生徒と、東北学院、東北学院榴ヶ岡に一般入試で全員合格できるレベルに引き上げているということです。

ですから、ホームページの合格率に、私立専願や私立合格後に公立高校を受験しなかった生徒は含んでおりません。

私立で含んでいるのは、九州私立、関東私立(慶応女子など)の宮城県の私立のどの高校よりも合格実績がある高校に進学した4名だけです。

一般入試でも合格できる高校に進学した生徒たちを、さも麻布学院の実績であるかのごとく数字に含むのは抵抗があります。

ですから麻布学院の合格実績はそれを除く、純粋な数字で第一志望校に合格した75.7%が正確な数字です。

 

麻布学院の生徒たちの努力を示すのに重要なことは、この数字ではなく、平均評定が3.0だろうと3.2だろうと、最低でも東北学院や仙台育英東大選抜特待生合格、聖和特進特待生合格(東北高校創進も合格)、ウルスラtype1、東北学院榴ヶ岡(宮城学院アドバンストも合格)に一般入試で合格していることです。

例年、ほとんど同じ結果にはなりますが、評定平均2.8~5.0の生徒たちを選り好みすることなく、定員までは希望者全て入塾。

生徒本人や保護者から辞めたいと希望がない限り、全員で入試を迎え、公立高校合格者のほとんどがナンバースクール、公立高校受験コースの生徒は確実に公立へ。

残念ながら公立高校入試で結果を出すことが出来なかった生徒たちも、仙台育英東大選抜やウルスラtype1などに特待生合格をしているか、東北学院・東北学院榴ヶ岡・宮城学院アドバンストに進学しています。

麻布学院は、最悪なケースも想定し、そのケースの中でも特待生合格で保護者の負担を少しでも軽くすること、東京私立大学や関西私立の推薦枠が多いミッション系の高校も選択肢として用意すること。

この2つを徹底して守って来ました。

最低でもその学力まで引き上げてきたという事です。

 

結果、麻布学院では私立専願の生徒は数年に1人、他は全員一般入試で私立受験に挑み、ほとんどの生徒たちが公立高校の第一志望校をそのまま受験します。

1名~3名いる、私立高校へ公立高校を受験せずに進学する生徒は、公立高校受験コースの生徒で、金銭面に不安が無く、合格した私立高校が第一志望校の公立高校よりも数段偏差値が高い場合のみです。

しかし、上記のケースはそうなっただけの結果であり、第一志望校に合格させた訳ではありません。

ですから私立専願と上記のような理由で私立に進学した生徒たちは合格率に含んでおりません。

 

麻布学院は数字と結果にこだわる塾です。

数字と結果については絶対に、誤解を与える表記は出来ません。

他塾がどう表記しようが、表記が無かろうが興味はありません。

しかし、麻布学院は一転の曇りも無い数字と結果を表記し続けます。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年12月22日

準備は順調に。

 

一高二高三高受験クラスの中3生は順調に準備が出来ています。

すでに2年間~3年間分、5教科全ての全国受験問題を解き終わっています。

演習は十分出来ていますので、冬期講習では総復習をしながら全国の受験問題を引き続き解くことになります。

ナンバースクール受験コースの生徒たちも、全国受験問題に挑みながら、数学は単元別の受験問題に挑んでいます。

冬期講習では、演習や過程学習で相当の数をこなすことになります。

公立高校受験コースの生徒たちは、理科と社会と国語に力を入れ、英語は長文を日本語に訳すことや長文を音読すること、単語テストなどを徹底し、数学は計算問題、図形の面積や角度、確率、規則性、資料の活用、方程式などを毎回復習し、関数や図形の証明などは解き方の基本をきちんと覚えることに集中しています。

年が明ければ、関東私立入試から始まり、仙台高専の推薦入試、私立A日程B日程、公立高校前期選抜、仙台高専一般入試、関東国公立入試、公立高校後期選抜と続いていきます。

明日で学校が冬期休業に入る学校が多いので、ついに受験シーズンが本番に入ります。

すでに、準備は万端です。

生徒の90.4%が宮城ぜんけん模試と新みやぎ模試の両方で合格ランクは出しています。

AランクSランク、A、A+の生徒が多数いますので、どんどん数をこなして仕上げて行きたいと思います。

理科と社会については、この1年間をかけて最初の範囲から全て授業形式で復習をしました。

社会は12月模試で88%の生徒が80点以上、理科も88%の生徒が80点以上を獲得しています。

麻布学院の受験の強さは、理科社会で高得点を獲得できることを前提で指導を徹底して丁寧におこなうことにあります。

全ての教科を中3生で総復習出来るのは、毎日授業がある強みです。

 

冬期講習から入塾を希望される方は、ご連絡ください。

23日より冬期講習に入ります。

 

塾の全ては数字と結果。

厳しさも丁寧さも全て数字と結果のために。

生徒の志望校を母校に。

麻布学院13年間の合格実績を見てもらえばその真剣さが伝わると思います。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年12月21日

受験制度改革についての私の意見。

 

先ほど書きました新受験制度についてのブログは、あくまでも制度上可能であるという前提に基づいたものです。

個人的な意見は全く違います。

まず確定しているであろう事項で注視すべきは、前期選抜で225点満点だった調査書点の配点が、特色選抜では195点満点になっていること。

これは、調査点が低い生徒にとって少しだけですが朗報かもしれません。

もう一つ、学力検査点の部分ですが、各教科を0.25~2倍まで設定できるので、例えば5教科全てを1.5倍と設定すれば750点満点となり、今までの前期選抜よりも調査書点の比重が下がるのは確実です。

それが、国数英の3教科に限定されたとしても、学力検査点は650点満点となり、特に宮城県の入試で難しいとされる教科の数学で大きな差がつく可能性があり、数学が得意な生徒に有利に運ぶ可能性が高いと思います。

その部分だけを見ても、今までの前期選抜では225点(調査書点)+300(学力検査点)+小論文という、逆転が難しく小論文の基準が各校で明確ではなかった受験制度を考えれば、新制度は学力の高い生徒に若干、今までよりは有利になると思います。

現行で特色選抜を実施している他県も、進学校は学力検査点の換算率を上げている県があります。

問題は、各高校において面接や作文、実技を設定できるという部分です。

現行制度で1番不透明であったのが、この小論文だと思います。

基準が学校ごとバラバラで、理科と社会の内容を単純に問題としていた状態です。

しかし、今回予想される特色選抜では5教科全てにおいて学力検査が行われます。

作文を半ば強制で普通科に教育委員会が求めるならば、作文の指導が過熱する恐れもあります。

しかしながら、今まで300点満点の学力検査点が5教科500点満点となっただけでも調査書点が低い生徒にとって逆転のチャンスが大きくなるということです。

調査書点も225点から195点に下がります。

それにプラスして、学力検査点の換算率が3教科だけでも上がれば大きなチャンスかもしれません。

5教科全てを上げる高校があり、しかも調査書点の換算率を下げた場合、人気校になるのは確実です。

 

しかし、現行制度と違ってチャンスは1度です。

共通選抜も特色選抜も同日に実施されます。

ですから、生徒の成績を把握し、どちらで受験することが有利かの判断を保護者や生徒、学校や塾は迫られます。

 

全ては制度が決まり、公表されてからの事とは言え、現中1生から実施される制度である以上、数学力の強化を意識すべきかもしれません。

 

言えることは、どんな制度になったとしても大丈夫なように、日頃から努力をして学力と調査書を上げることが1番です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年12月20日

 

新しい受験制度についての質問。

 

今日、塾に来てメールBOXを開いたところ、何故か新しい受験制度に関する質問メールが多数ありました。

保護者からのメールもありましたので、お答えしなければならないのですが、結論から言えば、来年の9月~10月にならないと全体像は全くわからないということです。

共通選抜と特色選抜の2通りに受験が別れ、受験日が同じということで、どちらを選択するか保護者や生徒が決断を迫られることは確かです。

現行の前期選抜の場合は、不合格となっても後期選抜を受験する機会がありましたが、今回の改訂では1回勝負なので、どちらを選択するかが重要です。

共通選抜は、現行の後期選抜と同じ方式なので混乱は無いでしょう。

 

問題は特色選抜です。

こちらは、高校側に教育委員会がどの程度の自由を与えるかで全く違いが出ると思います。

現行制度の決定の際に、受験比率を10:0(受験点数10:調査点0)で回答した学校があったことは審議会の議事録でわかっています。

仙台一高だと言われていますが名前は公表されていません。

しかしながら、7:3を上限として比率は決定しました。

このように、高校側が希望しても、それを認めるかは教育委員会の裁量次第ということです。

 

それを踏まえて審議会の原案を見てみましょう。

まず、特色選抜の定員は募集定員の10%~50%。

現行の前期選抜が30%まで。仙台一高は20%に留めてはいましたが、他校は軒並み、推薦入試枠の30%をそのまま前期選抜に移行し30%としました。

これから予想すれば、30%が妥当な数字となり、独自色の強い希望を出した高校が10~20%、40%~50%になると思います。

恐らく、学力重視を鮮明にした高校は10%~20%、体育科・美術科などの特殊な学科がある高校は50%になる可能性があると思います。

特殊科においては10%~90%の範囲内という条項もありますので、普通高校の特色選抜の定員は30%以内になるのではないでしょうか。

 

そして高校ごとに決める特色についてですが、原案では以下のような基準が提案されています。

学力検査点(500点満点)は,各教科の学力検査の得点を換算率0.25~2.0倍により算出して得られた点数を合計したものとする。

つまり、受験の合計点を1/4~2倍の間で算出することが出来ます。

2倍に設定できるとすれば1000点満点となるので、凄まじい学力重視型になるということです。

逆に25%で計算されれば125点満点となり、凄まじい調査書重視型となるでしょう。

仙台一高は現行の受験制度で10:0の回答を出したと言われていますので、この部分は2倍で回答する気がします。

しかし、10:0を回答した高校が仙台一高であるというのは、公文書で公表されたものではなく噂レベルです。

もし、2倍で回答したとしても、現行制度決定時に10:0が認められなかったように学力調査点2倍が許可されない場合や、調査書の比率を高くすることなどの条件付になる可能性もあります。

 

調査書について

調査書点(195点満点)は,各教科・学年の評定を換算率0.25~2.0倍により算出して得られた値を合計したものとする。

こちらも同じ換算率です。

調査書を195点満点とするのは現行制度と変化はありません。

それを学校ごとに25%~2倍の間で設定できるという原案です。

つまり、25%が認められれば48.75点満点。

2倍が認められれば390点満点となります。

さらに不登校生徒などを積極的に受け入れるならば0.25を下回っても良いという条件もつけられました。

これをどう考えるかです。

現行制度で7:3の受験比率をとっている高校は、調査書25%で回答する気がします。

しかし、気になるのが不登校生徒に関する条件です。

この条件を見ると、上位校を想定していない感じを受けます。

ですから、上位校が0.25倍の換算率を回答しても認められないということも想定されます。

 

結論です。

高校側の希望が全て認可された場合。

(学力重視)

定員の50%

学力調査点(受験点数)500×2=1000点満点

調査書 195×0.25=48.75点満点

 

(調査書重視)

定員の50%

学力調査点 500×0.25=125点満点

調査書 195×2=390点満点

 

以上のような凄まじい極端な受験となります。

しかしながら、教育委員会が倍率の高い、上位校の受験において上記の学力重視な受験を認可するか疑問です。

不登校生徒の条件が非常に気になります。

そのような特定の生徒を受け入れる高校を想定し、学力調査2倍、調査書0.25倍を提案したと受けることもできるからです。

 

しかし、受験制度が決定する来年の9月~10月までは、原案のみが公表されていて受験回数が1回になるということしか決定していません。

つまりはどうなるかわからないという結論です。

 

麻布学院としては、どのような受験制度になっても対応できる体制をとるしかありません。

新制度についてはどの塾も、予想の範囲を出ないと思います。

メールやお電話での質問に対する答えとしてブログを書きましたが、どうなるかわからないという結論で申し訳ありません。

状況が変わればまたお伝えします。

 

尚、塾生及びその保護者さま、入塾希望の方のメールには必ず電話連絡をしています。

質問に関しても、メールや電話などで対応しています。

しかしながら、無記名のメールでの質問にお応えすることは出来ません。

今回は、保護者さまからのメールもありましたのでお応えいたしましたが、当塾に関連のない方からのメールに全て対応する訳ではありません。

予めご了承ください。

 

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年12月20日

冬期講習のタイムテーブル

 

いよいよ冬期講習です。

附属中学校はいち早く冬期休業に入りました。

各学校も土曜日から冬期休業です。

来月には私立受験と仙台高専の推薦入試がせまっています。

いよいよ受験戦線の始まりです。

 

公立高校前期選抜までは後 42日

仙台高専一般入試まで後 60日

公立高校後期選抜までは後 76日

 

冬期講習のタイムテーブルです。

Aコマ 10:30~12:00(中3生)

Bコマ 13:30~15:00(中3生)

Cコマ 15:10~16:40(中3生・小学生)

Dコマ 16:50~18:20(中3生・中2生・中1生)

Eコマ 18:30~20:00(中3生・中2生・中1生)

Fコマ 20:10~21:40(高校生・各学年演習時間)

講習期間 12月23日~1月8日(年末年始休暇を除く毎日)

年末年始休暇 12月29日~1月4日

 

 

以上のような予定で行います。

よろしくお願いします

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年12月19日

 

第6回新みやぎ模試(12月号)

 

昨日も書きましたが、新みやぎ模試12月号において、麻布学院の平均点が400点を割り込み395.7点となってしまいました。

県内平均が239点と低い模試なので、仕方が無いといえば仕方が無いのですが、少し悔しい思いを私も生徒もしました。

仙台二高のボーダーが389点(偏差値68)

麻布学院の塾内平均偏差値はこれを超えています。

それは、素晴らしい成績だと思いますので、生徒たちは頑張りました。

後平均5点分、私たちの指導が甘かったのだと思います。

450点を超えた生徒が4名。

400点を超えた生徒が9名。

仙台一高のボーダーが373点(偏差値66)

仙台三高のボーダーが348点(偏差値63)

宮城一高のボーダーが339点(偏差値62)

二華高校・仙台高専のボーダーが314点(偏差値59)

仙台一高・仙台二高・仙台三高コースの生徒たちは軽々と仙台二高のボーダーをクリアしました。

ナンバースクール・仙台高専受験コースの生徒たちも、仙台二高のボーダー超えが多数いますし、仙台三高の理数・宮城一高理数以上のボーダーを1名を除いてだしています。

1名は残念ながら、体調不良もあり、ボーダーに届きませんでしたが、数点の話です。

先月までは仙台二高のボーダーを超えていた生徒なので、1月の受験に向けて、気落ちせず体調を整えれば大丈夫なはずです。

公立高校受験コースの生徒たちも、宮城野高校のボーダーを超えました。

 

偏差値的には、かなりの数字と結果が出たのですが、こんなに受験問題が難しくなるはずはありません。

この数年は、高止まりしていますから。

 

平均点が低い場合、麻布学院の生徒は力を最大限に発揮します。

学力は高い生徒が多いからです。

しかしながら、そんなに都合の良い受験は来ないと思います。

ミスを減らし、出来る問題を確実に。

それが合格の近道です。

もうすぐ冬期講習。

全力で学力を上げることが出来るよう、指導データと指導方針を生徒個々に準備済みです。

全員で受験までの最後の長期休暇を最高の物にしましょう。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年12月18日

 

中3生の募集。

 

冬期講習から中3生が2名合流するかもしれません。

保護者がどちらとも熱心で、志望校に対する覚悟を見せていただいたので、評定や現在の点数に関わらず、体験後に入塾になると思います。

麻布学院は、熱意には熱意でお返しする塾です。

困難な状況であっても、お金を頂く以上、勝負になるところまで引き上げないといけません。

毎年、最後の砦として麻布学院に冬期講習から入塾する生徒が2名~3名います。

最近、東京私立専願の生徒が退塾しましたので、1名分余裕が出来ました。

今年は例年に比べて、全体の成績が芳しくありません。

12月の新みやぎ模試でも、400点を切る塾内平均点になりそうです。

県内平均が低いときこそ麻布学院の本領を発揮できるはずなのですが、今年の中3生は、県平均が大きく下がれば塾平均も下がります。

新みやぎ模試の県内平均が239点ですので、350点台で仙台三高の合格判定が出てしまいます。

330点を超えれば仙台三高の理数の合格判定が出てしまいます。

一昔前の宮城県であれば、こういう受験もありましたが、現在の受験は4年連続で平均点が高止まりしています。

どう判断して良いか難しい模試ですね・・・・

 

英語の長文で、文法や中身を難しくするのであれば、それは良いのですが、難しい熟語を織り交ぜて、平均点を下げようとするのは如何なものかと思います。

よく出る表現を外して、わざわざあまり使われない表現を問題にもってきている感じです。

 

数学は、極端に難しい問題は最後の1問だけなのですが、それを解こうとすると、見直しの時間が全く無くなる感じです。

受験問題レベルをこの時期に持ってきたということなのでしょう。

 

上の2教科で平均点が下がると思うので、麻布学院の生徒でも塾内平均400点を切りました。

新みやぎ模試で塾内平均点400点切るのは何年ぶりでしょう。

やられてしまいました。

 

塾内平均点 395.7点(県内平均239点) +156.7点

国語 78.2点(県内平均55点) +23.2点

数学 70.1点(県内平均34点) +36.1点

社会 82.2点(県内平均46点) +36.2点

英語 79.6点(県内平均50点) +29.6点

理科 85.6点(県内平均54点) +31.6点

 

偏差値70以上 9人

偏差値68以上(仙台二高合格ライン) 10人

偏差値65以上(仙台三高合格ライン63) 12人

偏差値62以上(宮城一高合格ライン) 13人

偏差値61以上(仙台三高理数合格ライン) 14名

偏差値60以上 16人

偏差値59以上(二華高校59・仙台高専59) 17人

偏差値56以上 20人(宮城野高校普通56)

 

県内順位などの詳細は後日お知らせします。

しかしやられました・・・・・

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年12月17日

 

麻布学院の考え方。

 

麻布学院の考え方は、単純です。

評定や入塾時の学力にとらわれず、公立高校受験コース以外の生徒たちは模試で全員、仙台一高の合格ラインを目指します。

麻布学院以外の塾関係者や保護者の皆様から見れば、それは不可能に思えるかもしれません。

しかし、麻布学院は首都圏型の授業形態です。

毎日授業があることで、先取り教育の徹底と、定期テスト対策の両立が出来ます。

毎日授業があることで、理科、社会にも力を最大限に活かせる生徒に育ちます。

ですから、学校の定期テスト280点ぐらいで入塾した生徒も、中3生の冬には大抵、仙台一高の合格ラインをクリアしています。

その状態であれば、仙台育英東大選抜は、ほとんどの生徒たちが授業料免除を勝ち取ることができます。

東北高校の創進や聖和特進文理なども同じです。

東北学院や榴ヶ岡、宮城学院、尚絅などの特待生合格をあまり設定していない高校を選んだ場合、13年間、公立高校受験コース以外の生徒が不合格になったことはありません。

例年、中3生の夏期講習が終了すると、二華高校や館山を最低ラインとして、ほとんどの生徒がナンバースクールの合格判定を出すことが出来ます。

今年の公立高校受験コースの生徒は3名。

その他の生徒は全て仙台高専以上の高校を志望し、全員が宮城一高以上、そのうちの1名を除く全ての生徒が仙台三高の合格ラインをクリアしています。

冬に入る前にこの状態に仕上げ、一気に冬期講習で仙台二高合格ラインまで引き上げるのが麻布学院流です。

つまりは、入塾時に模試の成績が250点以下だった生徒以外は、全てナンバースクール合格判定を出した状態で冬期講習で仕上げることになるわけです。

そして、私立高校で結果が出れば、生徒本人と保護者に志望校を決定してもらいます。

3つの候補を提案し、決定してもらうことにしています。

仙台一高の合格ラインをクリアしていても、評定を加味して仙台南を受験するのも反対はしません。

逆に模試の判定を信じて、評定が3.2や3.4、3.9で仙台一高や仙台二高を受験するのも反対はしません。

麻布学院では、新みやぎ模試と宮城ぜんけん模試の2つの模試で合格判定が出ている生徒ばかりです。

さらに、首都圏の模試を毎週受けています。

実力テストの成績も確実なものです。

ですから評定を加味せず、私立の特待生合格を保険として高いレベルの志望校を受験するのも良いと思います。

 

麻布学院の考え方は、どの高校に行きたいとして、多賀城高校や仙台東以上の志望校であるなら、仙台一高以上の合格ランクを出して受験しなさいということです。

目標は全員高く。

それをクリアしての自由です。

今年も仙台二高や仙台三高の合格判定が出ていても仙台高専を受験する生徒もいます。

偏差値70を超えていても宮城一高を受験する生徒が何名かいると思います。

それは、本人と保護者に任せます。

麻布学院の仕事は、模試や定期テスト、実力テストで数字と結果を出すことです。

そして面談で選択肢をお示しすること。

最後の選択は保護者と生徒自身に任せます。

 

私の仕事は、ほとんどの生徒を仙台二高、仙台一高、仙台三高に学力的には合格可能な数字と結果をだすことです。

塾に求められていることはそれ以外に無いと思います。

もし、それ以外の何かに比重を置けば、比例して数字と結果は出なくなると思います。

麻布学院の信念は、数字と結果。

全てはそこにあり、保護者に塾代を頂いている以上、そこにこだわりが無い塾は対価に見合わない塾だと思っています。

全ては数字と結果。

個人塾では成績の元々良い生徒は集まらないと嘆く時間があれば、生徒を育てて数字と結果を積み上げれば良い。

評定の低い地域だと嘆く暇があれば、評定を凌駕する学力で数字と結果を出せば良い。

麻布学院の過去の数字を見て下さい。

この数字は、塾開校当時、仙台市学力テストで最下位になった学校がメインの地域にわざわざ塾を開校した麻布学院の信念と意地と生徒の努力が生み出した数字と結果です。

次々と大手塾が撤退するこの地域で、信念と意地と生徒たちの努力で積み上げた数字と結果です。

 

私はブログを書くようになってから、常々思っていることがあります。

ブログという物は、広く情報を発信できる反面、一方的に情報を選んで発信することが可能です。

都合の悪い部分は隠し、良い面だけを発信できます。

それはチラシや広告でも同じかもしれませんが、ブログを見てくれる人々は、興味を持ってくれている人々です。

ですから、きちんと判断基準になる物はホームページやブログに書くようにしています。

 

授業料・講習料

月の授業日数・一日の授業時間

方針やこだわり

数字と結果

数字と結果は模試や定期テストの結果や順位、年間退塾者の数、13年間の総生徒数と合格した高校、その比率などありとあらゆる数字と結果が一目瞭然です。

塾には13年間の結果の全てを可視化できるよう掲示していたり、資料化しています。

面談で見せて欲しいと言われればいつでも提示できる状態です。

麻布学院は全ての数字と結果でホームページやブログを構成します。

3年間授業料を考えれば、車1台を買い物するのと代わらない金額です。

もし自動車で数字やテスト結果を隠したり誤魔化せばリコールの対象になるはずです。

数字と結果が曖昧な物に大金をかけるのは、営業マンの話だけで高い自動車を試乗もなし、交渉もなしに買うことと同じです。

麻布学院は出来るだけ情報は公開しています。

面談ではもっと詳細に公開しています。

体験授業も1週間できます。

 

全てを納得した上で入塾してください。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年12月16日