明日からGW休みです

明日からGW休み。

普段、休みがないので、この休暇を利用して、墓参りなどをしなければいけません。

後は、個人的な用事で、県外にでます。

たまに宮城県を離れないと、休日まで仕事のことを考えるタイプなので、頭の切り替えに、必要なのです。

 

皆様方においても、良き休日でありますように。

 

ブログは誰が読んでる?

できるだけ、ブログを毎日更新しています。

どんな人が読んでいるのでしょう?

麻布学院は、有名ではない、ひっそりと存在する塾なので、一般の方には読まれていないと思います。

塾の保護者の方や、塾生でも読んでいる人がどれだけいるのか不明です。

 

しかし、塾業界関係者は、何故か読んでいるらしいのです。

反響が一番あるのが塾業界。

やはり、他塾の状況は気になるのでしょうか?

このブログは、卒業生や、保護者、塾生、塾を探している方々への情報発信とコミュニケーションの場なのですが。

 

もし読んでいる一般の方がいれば、会ったときでも教えて下さいね。

励みになりますから。

4月29日~5月5日まで、ゴールデンウィーク休業です。

塾長日記もお休みします。

 

麻布学院の伝説のヒーロー達

麻布学院は、受験に向かう姿勢が身に付きます。

全員が、自分の限界に挑戦する塾です。

高校受験を通して、勉強する時間の使い方、方法。

そして、一番大切なことを学びます。

「自分に限界は持たない。限界はない。」

 

ですから、大学受験で、彼らは周囲を驚かせる結果を出すことも当たり前にあります。

A君

仙台東不合格⇒仙台育英(英進)⇒早稲田大学

B君

K農業高校合格⇒東京農業大学

C君

仙台西高校不合格⇒東北高校(文教)⇒法政大学

これは、一例。

あげればきりがありません。彼らは、高校受験に本気で挑んだ人間です。

ですから、中学3年生から入試に挑んだ生徒達は、皆、こう思います。

「高校受験は、時間が足りなかった。しかし、高校生活は3年間も時間がある。大学受験にむかって、頑張れば結果はでる。」と

 

仙台一高、仙台二高、宮城一高、二華高校、仙台三高に進んだ生徒

医学部合格は4人(うち1人は東大理Ⅲ)

 

東大、東北大学などの国公立大学

早稲田、慶応などの六大学や、同志社、東京理科大、青山学院、上智大学などに、かなりの卒業生が、進学しました。

中学の受験勉強は、その後の人生を大きく変える。

自分の限界に挑んだ者は、次はさらに大きな限界に挑む、勇気ある挑戦者になれるのです。

 

仙台一高、仙台二高に合格しても、それで燃え尽きたら意味がない。

麻布学院には、見本となる先輩たちの、事例がたくさんあります。

 

「小さな塾の、普通な子供たちの伝説。」

 

多数の中の一人である大手塾とは違い、生徒一人一人の伝説が、毎年語り継がれて行きます。

評定3から一高合格⇒中央大学

仙台一高、受験点数トップ 過去2人

新みやぎ模試 県内第一位 過去19人

麻布学院には、身近なヒーロー達の伝説が、たくさんあります。

 

あなたも、伝説の一人になりませんか?

 

 

麻布学院の指導法

麻布学院の指導法を大まかに説明しましょう。

新中3を例にします。

 

塾の回数は中3前期(部活全日程終了まで)

1コマ90分

週6回(19:30~<平日>18:00~<土曜日>)

中3後期(部活全日程終了後)

1コマ90分

週7回(16:30~21:00)平日

(15:00~20:00)土日

このように、圧倒的な学習量をこなします。

クラス編成は志望校別に3つ

仙台二高、仙台一高、仙台三高、宮城一高、仙台二華クラス

宮城高専、向山、館山、宮城野、南クラス

公立高校クラス

以上の3つです。

 

上位校クラスについては、夏休み明けまでに、各教科全範囲を終了させて、秋からは、ひたすら受験問題の演習に入ります。

ですから、模試や受験問題に強い生徒がたくさん生まれます。

 

中堅クラスは、夏までは、受験重点範囲を何度も演習。

学校の定期テスト範囲(45分)+受験重点範囲(45分)という感じです。

夏期講習で、上位クラスにあわせたペースで進め、合流を目指します。

 

公立高校クラスは、復習メイン。

1年生~2年生の範囲を50分、残り40分は学校の予習。

少人数クラスで、弱い部分を重点的に復習します。

 

自習時間は毎日。

その時間帯は、重点的に成績を上げたい生徒は、先生をあてて、特別授業です。

個別指導で、他の塾生との学力差を埋める手助けをします。

 

その他の生徒については、学校の勉強を自習時間に行います。定期テスト対策を、自習時間でこなします。

 

あくまで、授業は受験勉強、自習は定期テスト対策+復習。

 

そして授業時間、特別編成クラスも存在します。

2人~4人での個別指導をおこなうクラスです。

このクラスは、復習メインです。

基本問題を繰り返し、毎日確認テスト。

やれる範囲を徐々に増やしていきます。

 

先生の人数を惜しまず、成績にこだわりをもって毎年受験に挑みます。

自立心と競争意識を育て、目標意識を強く持たせ、圧倒的な学習量で受験に打ち勝ちます。

 

さあ、今日も頑張ろう!!

リフォーム中。

現在、リフォーム中。

業者さんとの打ち合わせをして、後は大家さんの了解があれば工事開始です。

リフォームと合わせて、建物の耐震強度も調べてもらいました。

鉄筋が、きちんと入っているので大丈夫だそうです。

かなり安心。

鉄筋が入っていると、入居時に説明されていても、見えない部分なので、調査結果がでるまで心配でした。

東日本大震災の時、建物のダメージは無かったので、「鉄筋なんだな」と実感はしましたが、今回、熊本の地震を目の当たりにして、生徒の生命を預かる立場として、きちんとした調査がしたかったのです。

 

きちんと調査結果が出たので、内装のリフォームに入る予定です。

その前に、自分達で出来る部分を塗ったり、打ち付けたり、外したり、棄てたり、買ってきたり。

今日はまさに、日曜大工状態。

大学時代に、内装のバイトをした経験が、少しだけ役立ちました。

自分でやれることには限りがありますが、生徒が友達を紹介してくれて、恥ずかしい思いをしないように、頑張らないといけないです。

 

今日は、リフォームの日。

自習生徒は先生たちに任せて、いろいろ頑張ろう。

怒るということ

現在の塾業界で、「怒る」という行為はあまりしないと思う。

大きな塾であるなら、きちんとクラス分けがされており、入塾の時点で、ある程度の進学先を塾側が設定しているからである。

うちの塾のように、評定3.9の生徒を、仙台二高へという考え方はしないだろう。

 

逆に、個人塾は、各塾のホームページにある合格実績を見る限り、そもそも、上位校志望の生徒が少ないのだと思う。

 

上記のように、大手塾と個人塾の棲み分けがはかられ個人塾は、集団授業ではなく、個別指導に切り替えが進んでいるのだろう。

人手が足りない部分は、パソコンやタブレットを使った個別指導などを導入したり、大手塾とは違う客層を取り込もうと頑張っているのだと思う。

 

麻布学院の場合は、評定が低い生徒や、中途入塾の生徒でも、志望校が上位校なら、その高校を目指す指導をする。

その指導には努力が必要で、そういった生徒の場合、個別指導で、上位クラスの生徒達との差を縮める手助けをしなければならない。

 

その志望校を「本気」と信じて、その為に環境を用意し、費用も塾が負担する。

個別だからといって、授業料を上げたりはしない。

 

しかし問題はある。

評定が低い生徒や、途中から入塾した生徒は、どうしても上位クラスとの目標意識が違う。

本気で志望校に合格したいなら、この目標意識を変えなければならない。

 

学力も、上位クラスと比べれば、劣っている場合が多い。

であるならば、一番努力すべき生徒は、彼らなのである。

 

その場合、本気で怒らなければならない。

塾も本気で合格させようとしていることを示さなければならない。

 

入塾してみるとわかるのだが、生徒と私の距離は近い。

めったに怒らないからだ。

 

しかし、人生を大きく変えようとする人間が目の前にいるならば、私も本気で挑まなければならない。

 

私は、一番怖いのは、「怒る」ではなく「無関心」になることだと思っている。生徒の成績に「無関心」にはなれない。

怒るのは嫌いだ。その生徒が辞めてしまうかもしれない。

気持ちが伝わらなければ、「あの塾は怖い」と言われてしまう。

 

けれど、「無関心」でいていいのだろうか?

 

その子の「志望校」を「言ってみただけ」と勝手に大人が判断していいのだろうか?

塾屋が、現在の成績だけで「生徒の未来」をクラス分けなんてしていいのだろうか?

 

私は違うと思うのです。

常に生徒の気持ちを「本気」だと受け止め、受験の合否には、塾が一番責任を感じなければならないと。

 

塾屋は「本気」であるべきです。我々は公務員でも学生でもなく、成績を上げれなければ意味のない「塾屋」ですから。

 

怒るのって嫌いです。

体力も使うし、悪くも言われる。

本当なら怒りたくない。

でも、耳触りの良い言葉だけを言って、毎年毎年、ただ新しい生徒が入れ替わるだけの塾にはしたくないんです。

そんな無意味な歳の取り方は、断固としてしたくない。

 

だから、これからも怒ります。

生徒の未来と人生が、この一瞬にかかっているかもしれないから。

 

だから今日も明日も私は「本気」です。

無関心」にはなれないし、なりたくもありません。

 

 

後期選抜の平均点について

後期選抜の平均点がでています。

思ったとおり、280点を越えていました。

この2年間の出題傾向を鑑みれば、予想の範囲内。

この出題傾向が続くのでしょう。

前期選抜は、評定の制限を設ける学校がほとんどです。

設けていない仙台一高の倍率は、異常に高い数値でした。

前期を受験した生徒の男女別の人数は、圧倒的に女子が多くなっています。

制限のない、仙台一高と、設定評定の低い仙台三高以外の進学校は、のきなみ女子受験者数が男子の倍近くなっています。

これは、女子と比べて、男子の評定が低く、受験したくても、評定不足で受験できなかったということでしょう。

その証拠に、それらの学校は、後期選抜で、男子の受験人数が女子を全て上回っています。

 

前期でこのような男女格差があるとすれば、後期は問題を難しくして、前期選抜を受験できなかった生徒に、配慮があってもいいように思います。

受験問題について、思うことは沢山あるのですが、どのような問題でも、対応しなければならないのが塾です。

この受験傾向に適合する指導の仕方を昨年模索しました。

ある程度、結果がでた部分と、結果が思わしくない部分がありました。

もっと改善をし、全ての生徒が勝負できる仕組みを考えます。

受験へ向かう、スタートが遅いこの地域で、この受験に適合する指導法を、今年は完璧に実行するつもりです。

 

世の中、愚痴を言うよりも、現実の出来事に適合する方法を模索することが大切ですものね。

 

努力すべき人間は誰?

塾という仕事を、辞めたくなった事はあるか?

正直な気持ちを言えば、ある。

麻布学院は、この地域に限れば、この10年、一番トップ校合格を出している。

それは、素直に嬉しいことです。
誇らしくもある。

在籍していた生徒、全ての努力の結晶だから、とても誇らしい。

けれど、私はその陰で、生徒を不合格にもしている。

公立高校全員合格は、未だ無い。

麻布学院は、私の方針で、全員が努力をし、生徒自身が目標とする高校を受験する。

生徒が、努力をしてくれるので、合格できる学力に到達する。

逃げない。ほとんどの生徒が逃げない。

学力と、それまでの努力を信じて、目標校に挑む。

結果、合格者できる生徒もいれば、不合格になってしまう生徒もいる。

「ランクを下げて提案したなら・・・・」
「あれだけ努力してくれたのに・・・」

そして、「保護者、生徒ともに、信頼を寄せてくれていたのに・・・・」

私は、毎年、その信頼を裏切っている。

12年間、不合格の報に触れるたび、生徒、一人一人に対する、

「ああしていれば・・・・」
「申し訳ない・・・・」
「何が自分に足りないのだろう?」
「自分は正しいのだろうか?」

そんな思いがどんどん蓄積される。

その蓄積された感情が、心の中の深い場所へと溜まっていく。

自分は生徒を落としている・・・・・。

その事実が積み重なり、逃げたくなる。

辞めてしまいたくなる。

そんな気持ちと、毎年戦っています。

だけど、辞める訳にはいかない!!

私には、この12年の、全ての責任があるのだから。

合格は、生徒の努力と才能。

不合格は、私の力のなさと、甘さ。

だから、今年も私は逃げずに、変わらなければならない。

多分、一生、この仕事を続けていくのでしょう。

ならば、もっと努力をし、意思を強く、信頼を裏切らない人間にならなければならない。

塾で、一番努力すべきは、私なんです。

自慢の教え子

熊本で震災にあった生徒が帰仙した。

学校がしばらく休校になるので、塾に毎日来て勉強している。

しかも、午前中は、一人で街頭に立ち、募金活動をしている。

東日本大震災で支援してもらった恩を、熊本の人たちに返したいと。

 

彼も今回の被災者だ。

学生寮は破壊され、学校再開の目途はたっていない。

けれども、彼は街頭にたった。

自分にできることを考えて。

河北新報や、Yahooニュースでも取り上げられていた。

 

今日も彼は街頭にたち、夕方から塾で勉強に励んでいる。

 

自慢の教え子だ。

大人として、彼に先生と呼ばれる人間として、協力できることはしたいと思う。

しなければならない。