新中1生説明会に参加希望の皆様へ

 

来年度の新中1生に関しましては、20名以上のスタートが確定しています。

今日もメールで多数の説明会参加希望を頂きましてありがとうございます。

麻布学院は、生徒の志望校に忠実な塾です。

仙台二高・仙台一高・仙台三高が志望校であれば、常に学校の定期テスト10位以内、模試県内100位以内の指導を行います。

宮城一高や二華を最初のうちから目指す生徒を麻布学院は許しません。

その気持ちが必ず上位と自分は志望校が違うという意識を植え付け、中3生に上がった時には模試でランクが消えているということに繋がります。

ですからナンバー希望者は全て仙台二高・仙台一高に合格できる努力を求めます。

その結果、志望校を決める最後の面談で評定の関係上や入塾時期で宮城一高や二華受験校にする生徒もいますが、必ず仙台一高の合格判定がB以上であるか私立で特待生合格をしているかを求めます。

今年の受験生のほとんどが両方の条件を達成しています。

全員がどちらかの条件はクリア。

それを達成するための努力も求めますし、努力が足りないと判断した場合は他塾にはないレベルで叱咤します。

それでなければ、上位3校の合格はなし得ないと思うからです。

塾生が5名以下であれば、当塾塾長2人で教科を分担し、怒ることなくそのレベルまで成績を上げることは出来ます。

ですが、生徒数10名を超えた場合、講師たちと共同で成績向上を為しえないと合格はまま成らなくなります。

私の役割は指導計画と生徒のデータ管理、授業に入る場合は私の教科を絞り、その時間帯は怒る役割になります。

最近、1年生2年生を特に怒っています。

その結果、塾全体で自習に来なかった生徒はわずか3名。

これが私の役割です。

 

その結果、今年の中3生の模試のような、全員志望校合格判定や定期テスト上位者を出すことに繋がるのです。

麻布学院は理想は二の次です。

礼儀作法は学校や保護者から学ぶものです。

塾に礼儀作法の指導を求める保護者は大手塾にもいないはずです。

麻布学院は常に志望校に挑戦できる学力を生徒に身につけてもらうことだけに集中しています。

麻布学院の卒業生の多くが、東北大学、東京私立上位大学、地元では教員希望で宮城教育大学に進学する生徒がいます。

その大多数が講師を希望してくれます。

東北大学の運動系最大人数の部活からも毎年何人もの講師が来てくれます。

麻布学院は成績の低い生徒をそのままにはしておきません。

塾としてマイナスの利益になったとしても個別授業で毎日対応し、成績向上に努めます。

それが麻布学院の合格率が限りなく100%に近い公立高校受験コースです。

中からナンバースクールを受験する実力を身につけるまでになる生徒が毎年出てきます。

今年も模試偏差値30以下から学校のテスト10位以内、模試で県内100位以内を達成した生徒や宮城県100位以内に入った生徒がたくさんいます。

昨年も、偏差値50程度の高校を受験することを塾に薦められ、麻布学院に転塾してきた生徒がこの方法で宮城一高に合格しています。

ですから麻布学院はこのコースに惜しみなく投資をします。

生徒の未来への投資ですので講師の人数を大量に投入するのです。

 

麻布学院の講師の大半が元塾生です。

低い成績からナンバースクールに合格した講師が沢山います。

その講師自身が生徒の生きた見本として、生徒が身近に感じる目標として存在してくれることも成績向上に欠かせません。

麻布学院は毎日塾がある特殊な塾です。

毎日中学生が全員来ますので、講師の数はかなりの人数になります。

今年は総勢28名。

塾長2名。元東北大学准教授の講師1名。社会人3名と元塾生を主とする大学生講師で構成されています。

自習時間は私ともう1人の塾長が全て対応し、必ず2名が自習時間は生徒を見るようにしています。

講師には5分たりとも残業はさせませんし、好意で残ってくれた場合は必ず給料を支給しています。

講師が塾に来る時間も大抵が10分前~5分前。

塾長2名が指導内容を事前に決めていますので、講師はそのまま授業に入ることが出来ます。

必ず塾長のどちらかが授業中は全体を見て回りますので緊張感があります。

私語が少しでもあればその場で厳しい注意を受けることになります。

 

麻布学院は生徒の求めに応じて朝4時であろうが5時であろうが塾を開けます。

自習は生徒の権利であり、求めがあれば塾は希望に沿うのが当たり前だからです。

麻布学院は何事にも徹底しています。

定期テスト400点で合格できるナンバースクールはありません。

400点であれば麻布学院の公立高校受験コースの数名を残し、塾全体の大多数がクリアしてしまいます。

今回の近隣中学定期テストでは493点の生徒が1位を獲得できない、481点の生徒が10位以内に入れないというレベルでした。

400点という数字は我々の時代の目標点数であり、一部の中学を除けば400点では学校の40位50位であることはざらです。

450点以上でも20位30位というテスト問題の中学が多数です。

ですから麻布学院の定期テスト目標は450点。

不本意ながら今回の定期テスト前、私の長期入院があり、中1生が大きく点数を落とした生徒が多数いました。

それでも公立高校受験コースの3名以外は400点を切った生徒は数名です。

昔と基準が大きく違います。

地域の中学により格差もあります。

麻布学院の所在するこの地域では450点が基準になります。

 

麻布学院のやっていることは、首都圏であれば当たり前のことで、今の世の中に照らし合わせれば全て為すべきことです。

当たり前のことを厳しく妥協無く行えば、毎年講師になってくれる元塾生の教え子たちの力を借りて学力は伸ばせます。

それは為しえない大言ではなく実績で示しています。

過去13年間 総生徒数260名(受験まで麻布学院に在籍した生徒)

仙台一高・仙台二高 合格者105名 40.3%

ナンバースクール合格者 149名(ホームページの数字に訂正があり1名増加します。) 56.92%

公立第一志望校合格率 75.7%

 

2018年度 定期テスト1位・2位獲得

1位獲得

宮城野中学(全学年)・南小泉中学校・上杉山中学校・東華中学校・五城中学校

2位獲得

宮城野中学校・上杉山中学校・東華中学校・五城中学校・東仙台中学校

 

(新みやぎ模試)

過去14年間 県内1位獲得者 24名

2018年度 新みやぎ模試実施全8回中 4回県内1位獲得

過去2年間 新みやぎ模試実施回数16回中 9回県内1位獲得

(宮城ぜんけん模試)

2018年度 宮城ぜんけん模試実施回数5回中 3回県内1位獲得

過去2年間 実施回数10回中 6回県内1位獲得

 

過去13年間主席合格

仙台一高 3名

仙台二高 1名

宮城一高 1名(宮城第一女子)

仙台工業 3名

私立は多数です。

 

退塾率(人数が一番多い新中3生の過去2年間で計算)

11% 約10人に1名

これだけ厳しい基準で厳しい態度の塾でも10人に1名退塾率です。

 

2018年度 私立高校受験実績

芝浦工大柏高校 ジェネラルラーニング1名

関東私立特進 1名

関東私立特進 1名

(関東私立全員合格)

仙台育英特進 14名(全員合格)東大選抜特待合格11名

※高専推薦合格者が辞退していましたで人数を訂正します

仙台育英英進 2名(全員合格)

東北高校創進 4名(全員合格)S特待3名 A特待1名

東北学院 5名(全員合格)

宮城学院アドバンスト 2名(全員合格)

宮城学院クリエイティブ 1名(全員合格)

東北学院榴ヶ岡 2名合格

ウルスラ学院特志type1 2名合格(特待生合格)

特志type2 3名合格

聖和特進文理 1名(全員合格)

 

公立・国立 2月28日現在

仙台高専総合工学科Ⅰ類 1名

多賀城高校 1名

自衛隊工科高等学校 1名

 

麻布学院はブログに数字と結果を全て誤り無く公開しています。

誤りがあった場合、必ず訂正し内容を説明します。

 

麻布学院のブログにこうなれば、こうすれば、こうなるはずだというたらればはありません。

全て数字と実績と事実のみです。

 

数字を見れば、結果を見れば、いかに麻布学院が妥協しない塾かお解かりいただけると思います。

麻布学院の体験1週間は、クーリングオフ期間を考慮して7日間に設定しています。

当たり前に、入塾に至らない場合は全ての情報を消した上で一切連絡はいたしません。

退塾も当該月の最終日に言われればその場で退塾を受け付けます。

翌月の月謝は当たり前に請求することはありません。

すでにお支払い済みの場合は全額お返しいたします。

 

今日のブログは、説明会希望の保護者様に向け書きました。

麻布学院がどんな塾であるか知ってもらえる手助けになれば幸いです。

説明会には小学6年生以外の保護者様も歓迎いたします。

メールには先着順に随時返信いたします。

お待ちください。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年2月28日

新入生入試説明会実施決定

 

昨年は、2度行いました新入生入試説明会ですが、私が体調を崩してしまい、2月開催が出来ませんでした。

予定を調整しまして3月25日(日)に開催することとなりました。

対象は新中1生の保護者及び入塾を検討されている保護者様となります。

説明会では宮城県の新入試制度について詳しい説明と麻布学院の指導方針、麻布学院及び宮城県受験結果の解説、各高校についての入試特徴、各中学の特徴など多岐にわたります。

解説後、質問も随時受け付けます。

 

麻布学院新中1生入試説明会

3月25日 日曜日

時間 13:30~16:00予定

ご興味がおありの方は、ホームページからメールでお名前、進学予定中学名、ご連絡先を記入の上送信してください。

随時、ご返信いたします。

 

塾生につきましてはお便りでご連絡します。

出席・欠席の欄を丸で囲みご提出してください。

ご友人お誘いの上の参加をお待ちしております。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年2月27日

 

受験まであと8日。

 

受験まであと8日。

体調だけは気をつけて欲しいと思います。

全員が万全の状態で受験に挑めるようここからは無理をしないように注意しました。

夜は早く就寝し、塾の時間帯で学習し、自習で知識のチェックをする。

これだけで十分学習時間はとれていると思います。

学校でも基礎の確認をしてくれているのできちんと基礎を馬鹿にせずチェックしましょう。

出来ることは限られています。

無理なことには挑まず、今は基礎の確認とミスを減らす方法をきちんと身につけることが大切です。

ここ数日は、生徒1人1人が今までやってしまったミスを指摘し、アドバイスしています。

指示の通りにやれば、ミスは減るはず。

受験では減らすではなく、無くすでなくてはいけません。

この8日間で確実に自分の癖を修正することに集中してください。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年2月26日

 

第5回宮城ぜんけん模試

 

今日は第5回宮城ぜんけん模試の結果についてです。

受験者数が800人弱でしたので100位以内で書くと、ほとんどの生徒が入ってしまうので、今日は1位の獲得回数のみに限定します。

第5回宮城ぜんけん模試

麻布学院在籍生徒最高順位

県内1位獲得

 

これで宮城ぜんけん模試の第1回、第2回、第5回と麻布学院の生徒が全5回中3回、県内1位を獲得しました。

新みやぎ模試では8月・9月・12月・2月と全8回中4回の模試で県内1位を麻布学院の生徒が獲得しています。

結果は資料として過去14年分全て保管し、求めに応じていつでも観覧可能です。

今年の分もすでにファイル済み。

在籍生徒は全員確認済みですので、保護者様の中に確認が必要だという場合、いつでも面談で伝えてください。

何度も書きますが、麻布学院は模試を実施する日が早い段階でも、必ず大手塾や他の塾が提出する時期をすぎるまで保管し、提出しています。

その理由は、模試には約3回の処理日があり、後半になればなる程、全体の人数が増加し、順位を上げるのが難しくなります。

今回の2月号も、一時処理では3000強ぐらいの受験者が、麻布学院提出後には5393人に増加しています。

つまり一時処理よりも2000人ぐらい受験者が増えるのです。

ですから麻布学院の生徒たちは上位を獲得するのが難しい段階で上位の順位を獲得していることになります。

模試の問題を私たちが見るのも当日で、それまでは生徒や講師が立ち入れない場所に厳重に保管しています。

麻布学院にとって、模試は肝と言えるものです。

評定の低い生徒が上位校に勝負出来るかは、私立入試の特待生合格と模試の結果で判断しています。

今年は、私立を特待生合格した高校ではなく、東北学院にした生徒もいますが、宮城学院アドバンスト、尚絅特進、東北学院、ウルスラtype1の4校も判断基準にしています。

麻布学院の生徒たち全員が、上記の私立高校で結果を出し、新みやぎ模試、宮城ぜんけん模試の両模試で合格判定を常に出せている上位校を受験しています。

仙台育英東大選抜(全員授業料免除)、ウルスラtype1(授業料半額)、東北高校創進(S特待・A特待)、東北学院、宮城学院アドバンストの合格を達成し、今年の受験生は志望校をそのまま受験します。

残念ながら、1名のみ宮城ぜんけん模試でC判定になった生徒はいましたが、今までの模試では合格判定が出ていましたし、私立入試では授業料全額免除を勝ち取っています。

何も悩むことはありません。

 

今年の模試はこれで全て終了です。

もう受験本番まで9日しかありません。

しかし、私の基準は全てクリアしています。

全員勝負には必ずなります。

自信をもって、さりとて問題に対しては常に臆病なぐらい慎重に。

解くスピードは速く、見直しを徹底して。

いつものように力が出せれば行けるはずです。

流した涙の分、最後は全員で笑いましょう。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年2月25日

 

新みやぎ模試2月号県内順位

 

新みやぎ模試2月号の県内順位100位以内獲得者を報告します

県内受験者数は5393名と1月模試の約半数となりましたが、私立進学決定者と前期選抜合格者は受験していないと思いますので、後期選抜を受験する中3生の多くが受験したと思います。

麻布学院受験者16名

県内100位以内獲得者

県内1位 県内3位

県内8位 県内8位

県内10位 県内33位

県内60位 県内68位 県内73位

以上9名でした。

2月模試では県内10位以内をわずか受験者16名の麻布学院所属の生徒達が半数にあたる5名をしめました。

県内1位も獲得。

これで新みやぎ模試8回中

8月・9月・12月・2月と4回獲得しました

昨年、一昨年に続き、模試に強い麻布学院の底力を見せたことになるでしょう。

宮城ぜんけん模試でも5回中3回、県内1位は麻布学院の生徒です。

今年は生徒数も少なく、中2後半、中3生から入塾した生徒が大半で、過去14年間で一番大変な学年でした。

生徒達を傷つけるような厳しい言葉を何度も口にしてきました。

2月模試において、生徒全員が志望校合格判定を出し、今年実施された模試で過去の学年に勝るとも劣らない結果をだせたのは、泣きながらも塾を辞めず、最後までついてきてくれた生徒がいたからです。

この成績にするまで、本当に厳しい言葉を生徒にはぶつけてきました。

志望校合格を目指さず、模試の結果にこだわらないならば麻布学院ではありません。

例年と同じ実力に生徒を引き上げるため、本当に今年は厳しい態度で生徒に接してきました。

私自身、体調を3度崩してしまいましたが、麻布学院に在籍した卒業生たちに恥ずかしくないように、生徒達の学力をなんとか志望校で勝負できるところに引き上げるまでと必死に1年間気力を振り絞りやってきました。

厳しく接してきましたから生徒達を傷ついけたことも沢山あるでしょう。

そのことを謝るつもりはありません。

しかし、最後までついてきてくれたことを感謝し、麻布学院塾長として誇りに思います。

自分の体を酷使したことに後悔もありません。

君たちは、過去の生徒達に負けない実績を残しました。

本当に誇りに思います。

 

後は本番の受験に挑むのみ。

実力で評定など吹き飛ばしてしまおう!!

 

2018年高校入試

仙台高専総合工学科Ⅰ類 1名

芝浦工大柏高校 ジェネラルラーニング1名

関東私立特進 1名

関東私立特進 1名

(関東私立全員合格)

仙台育英特進 15名(全員合格)東大選抜特待合格11名

仙台育英英進 2名(全員合格)

東北高校創進 4名(全員合格)S特待3名 A特待1名

東北学院 5名(全員合格)

宮城学院アドバンスト 2名(全員合格)

宮城学院クリエイティブ 1名(全員合格)

東北学院榴ヶ岡 2名合格

ウルスラ学院特志type1 2名合格(特待生合格)

特志type2 3名合格

聖和特進文理 1名(全員合格)

多賀城高校

自衛隊工科高等学校

倍率考察。

昨日、後期選抜の本倍率が出ました。

麻布学院の生徒に関連するにみを考察します。

仙台二高 1.23倍

仙台一高 1.65倍

仙台三高 1.54倍

宮城一高 1.45倍

宮城一高理数 1.38倍

仙台南  1.62倍

宮城野普通 1.65倍

宮城広瀬 1.45倍

以上のような倍率になりました。

仙台市内の高校は近年、向山と二華を除くと高倍率が続いています。

二華も昨年からは仙台市内の他校と同じ程度の倍率にはなっています。

 

近年気になるのが、安定して同じぐらいの倍率になりやすいトップ校2校が、変動する動きを見せることです。

昨年は仙台二高が倍率を上げ、今年は仙台一高が倍率を上げる。

そして、1.80倍を超えることがざらであった仙台三高が、トップ校2校の高い方と同じ程度の倍率に抑えられること。

ナンバースクールに次ぐ向山や泉館山は毎年倍率を落としていること。

 

これらを考えると、仙台市内の大手塾が仙台二高と仙台一高のトップ2校の合格者で競い合っているので、上位2校の変動が大きくなるのだと思います。

トップ5校と証して、ナンバースクールを目指すコースを最大手塾が作っている影響もあるでしょう。

合格者数を上らせるには兎に角、受験者数が多くなければ話になりません。

ですから、模試でBランクを出したことがあるという具合の生徒でも、評定が170点後半、4.5以上あれば受験する方向で進路指導をしているのだと思います。

今年は更に、北海道を主体とする大手塾が仙台に進出後最初の受験です。

この塾の広告を見ると、札幌南などの北海道難関校合格を前面に打ち出しています。

この塾も、仙台二高の合格者数争いに参入したと思われます。

ですが、新規参入が難しい県として有名なのが宮城県です。

ある自動車会社の調査によると、山形県、福島県は全国の中でも早くモデルチェンジ新車の販売台数が伸びる傾向にあります。

宮城県は、モデルチェンジした新車の購入が伸びる時期は全国で最下位争いをするデータがあります。

つまり、宮城県は新しいものは慎重な目で確認し、結果が出ない限り移動しないという特徴があるのだと思います。

これは、確かなデータです。日本最大手の自動車会社が何十年もかけて調べ上げたデータだからです。

そうなると、新規参入した大手塾は、仙台二高での大手塾合格者争いを避けて、仙台一高にシフトした可能性があると思います。

大手塾がトップ5校の合格者、特に仙台二高と仙台一高の合格者で競い合っているのが今の宮城県です。

おそらく、大手の塾何社かが、仙台二高の合格者数だけでは他社と潰しあいになる可能性を考え、仙台一高との合算合格者数で勝負にでたのではないかと推測します。

前期4.8以上の評定がある生徒は仙台二高を受験し、自己採点で点数が思うように上がらなかった生徒を仙台一高に誘導した可能性は高いと思います。

その動きが重なった結果、仙台一高の倍率が上がり、仙台二高の倍率が下がったと私は予想します。

 

もう一つの要因は、今年、仙台育英東大選抜と東北高校創進の特待生合格レベルが大きく引き下がったこともあると思います。

例年、評定の低い生徒が仙台育英の特待生合格を勝ち取るには、410点が基準でした。

それが今年は400点を超えた生徒に特待生合格を出しています。

東北の創進も、例年なら、S特待やA特待が難しいかもと予想していた生徒がS特待、A特待を獲得しました。

上記のように今年は特待生合格を出す私立高校の基準が引き下げられたり、問題が簡単で特待生の数を多く出した高校があったのはデータ的事実です。

他塾の友人にも確認しましたが同じような動きでした。

私立高校で言えばもう1つ。

この数年間、不合格者を大量に出してきた尚絅特進が今年は合格者を多く出しているようです。

麻布学院に尚絅を受験した生徒がいないのでこれは友人任せな情報になるのですが、昨年、一昨年なら合格が難しかった生徒が今年は軒並み合格しているようです。

それに加えて、我々保護者の年齢で、宮城県出身者であればイメージが良い東北学院と宮城学院は近年、不合格者が稀な程、合格者を大量に出しています。

この2校に加えて白百合も同じ動きをしていることがトップ5校の倍率を上げるのに一役買っていると思います。

東北学院榴ヶ岡高校特別推薦もトップ5校や仙台市内の高校の倍率を上げることに一役買っています。

評定3.0を基準として合格者を大量に出せるこの制度が始まって以来、榴ヶ岡の受験者は多くなっています。

榴ヶ岡に受かったのだからナンバースクールを受験してもいいだろうという評定が3.0近辺で点数が280点~400点未満という生徒たちが、ナンバースクールを受験している可能性は大いにあると思います。

元々が榴ヶ岡を目標としているので公立高校は高めの学校でもかまわないという考え方です。

この考え方は、仙台市の中心部の中学にありがちな考えなので昔からあります。

 

これらの要因が全て重なってしまったことで仙台一高の倍率が上がったのではないか私は考えています。

そう考えれば、あまりこの倍率に左右される必要はありません。

本気で勝負に来ている人数で倍率を出せば、1.38~1.44倍というのが私が昨日からデータ、情報、経験からたたき出した数字です。

受験者が絞られた仙台二高とあまり変わらない数字だと思います。

仙台三高と宮城一高の倍率も、大手塾のトップ5校合格者確保という動きで安定し高くなるのだと思います。

ただ、大手塾の場合、仙台一高や仙台二高が合格判定の場合、余程の評定でなければそちらを受験させる方向で進路指導するはずです。

合格者数で争うには兎に角受験者数を精一杯確保しなければ話にならないからです。

ですから、評定が低いか模試の点数が低目かどちらかの問題を抱えている生徒が多数いると思います。

ですから倍率に左右されず麻布学院の生徒は勝負になるはず。

仙台南が倍率を上げた理由は、予備調査で低めな倍率だったことだと思います。

毎年この高校は予備調査が高ければ下がり、低ければ上がるという流動的な学校です。

「とりあえず南くらいには」とナンバースクールには届かないが進学はしたいという生徒が良く口にする高校です。

流動的な考えの生徒が多いからだと思います。

流動的ということは学力は定まったものではない生徒も多いはず。

しっかりと勉強をし、この高校が重視する評定が高め170点台後半ある生徒は大丈夫だと思います。

宮城野高校も仙台南と同じ面もありますが、この高校の場合、自由な校風に憧れる生徒もある一定の数います。

それと所在地の近隣に進学系の大手塾はありません。

同じ大手の教室はありますが、仙台一高仙台二高を目指す生徒が多い地域と教室名が違います。

この近隣では、宮城野高校や多賀城高校へ成績の良い生徒たちが進学することが多いのだと思います。

ですから、この地域に積極的に進出する大手塾は、成績中盤の生徒を広く集める塾です。

個別指導塾や公文や学研などの教室から高校受験をする生徒も相当数いる地域です。

この地域で宮城野高校は人気校なので普通科は倍率が高くなる傾向にあるのだと思います。

偏差値が少し高い総合の場合は、他の地域から生徒がどれだけ流れるかで流動的になるのでしょう。

宮城広瀬については、仙台市内の公立高校の普通科で必ず合格できる高校という選択で倍率が上がります。

この高校の大多数しめる中学校は、全国レベルの吹奏楽部があります。

麻布学院の近隣中学も同じなのですが、吹奏楽部の活動期間は圧倒的に長くなります。

東北大会で秋、全国なら冬寸前(2017年は10月22日が全国大会)まで活動があります。

これでは塾の夏期講習や秋期講習に参加することが難しくなります。

本格的に受験勉強が出来るのは冬期講習からでしょう。

麻布学院の近隣中学も毎年、宮城広瀬の合格者数が公立高校のトップとなることが多いようです。

ウルスラには吹奏楽部推薦がありますが、私立ではなく公立と考える点数があまりあがらなかった生徒が宮城広瀬を選択するのでしょう。

全国レベルの中学生が集まりますので顧問如何では、公立高校の中で全大会に出場できる可能性を秘めています。

以上が倍率に関する私の考えです。

 

仙台市の受験は、近年、仙台二高争いをしていた大手3社の争いが激化し、仙台二高と仙台一高の合算になければ人員的に争いが厳しくなる状況になった塾が一高の倍率を押し上げ、三高と宮城一高、二華高校の5校全ての合算勝負に発展してしまったことがナンバースクールの倍率を押し上げていると思います。

生徒数の少ない我々個人塾にとっては厳しい時代かもしれません。

仙台市は兎に角、中受験だけしておこうという過程も増え、大手塾が一手に中受験対策を行い、合格すればそのまま、不合格でもいろいろな特典をつけてくれるので残留する生徒が増えています。

麻布学院はその中で毎年安定して仙台二高と仙台一高を始めとするナンバースクール合格者を出して来ました。

麻布学院に最初から在籍している生徒以外で中2生ぐらいから入塾してくれる生徒の評定は低めです。

今回、まだ公表していませんが新みやぎ模試2月号では、生徒全員当たり前にSランク~Bランクの合格判定が出ています。

雨垂れ石をうがつ

麻布学院の考え方です。

宮城ぜんけん模試は評定と合算で判定が出ますが、2名以外全員が合格判定を出しています。

本番では全員、評定に関わらず勝負になるはず。

 

 

データや情報、経験だけでは語れない物があるとは思いますが、遠からずという感じではあると思います。

 

受験生は倍率に左右されることなく自分の努力と学力を信じてこのまま一気に受験まで行こう。

 

PS 元塾生5人が講師をしてくれることとなりました。

毎年、塾を知り尽くした元生徒が講師をしてくれるので助かります。

麻布学院は18:00から授業であれば講師は17:55分まで来てくれれば大丈夫です。

生徒1人1人のプログラムは私ともう1人の塾長が前日に組み立てていますので授業時間に間に合えば大丈夫。

講師全員が21:00に授業が終われば21:05分には上がります。

授業の理解度や進度は、自習時間我々塾長が全て確認し、自習時間は塾長2名で全ての学年、対応出来ます。

うちの塾の講師は、教えることだけに専念してもらえば大丈夫です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年2月23日

 

 

公立高校後期選抜。倍率。

 

後期選抜の倍率が出ました。

麻布学院は、ホームページに教育委員会のホームページへのリンクを載せています。

これは、教育委員会に事前許可申請を出し、審査の上で許可を頂いて掲載しています。

審査時に、無断転用やホームページ内の一部リンクをする場合、もう一度申請をするように指示されましたので念のため直接リンクは貼りません。

 

麻布学院ホームページから教育委員会をクリック

高等教育課から高校入試をクリック

ページ内の中段に後期選抜・二次募集という項目があります。

そこの後期選抜出願状況(2月22日)をクリックすれば倍率が表示されます。

お手数ですが上記の手順でご確認ください。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年2月22日

本日、公立高校後期選抜の最終倍率がでます。

本日、公立高校後期選抜の最終倍率が出ます。

例年、6時のニュースで流れた後、教育委員会のホームページにアップされるのが通例です。

6:00~7:00の間だと思います。

アップされ次第、塾生が受験する高校につきましては倍率をブログに書きます。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年2月22日

麻布学院の受験方針。

 

麻布学院の受験方針は明確です。

まず第一に私立高校の入試で特待生合格(授業料免除)を勝ち取り、特待生合格した生徒たちは第一志望の高校を受験する。

ウルスラtype1

仙台育英東大選抜

東北高校創進

以上の3校です

特待生合格を勝ち取ることがない場合は次の高校の場合のみ第一志望校を受験できる。

ウルスラtype1

東北学院

宮城学院アドバンスト

以上の3校であれば、大学受験の進学率や指定校推薦の多さを考えて志望校を受験しても良いとしています。

 

今年の中3生の場合(生徒数20名)

仙台育英東大選抜⇒11名(特待生合格)

東北高校創進⇒3名S特待 1名A特待

ウルスラtype1⇒2名特待生合格

芝浦工大柏ジェネラル⇒1名

関東私立⇒2名

これらの生徒たちはそのまま特待生合格した高校で偏差値が高い方を選択して志望校に挑みます。

特待生合格者20名中

13名は特待生合格

残る7名中

仙台高専総合工学科Ⅰ類 1名

多賀城高校 1名

残る5名は

東北学院2名

宮城学院アドバンスト1名

仙台育英特進1名

仙台育英英進1名

学院の1名と特進の生徒、英進の生徒は公立高校受験コースですので受験校は

仙台南と宮城野高校と宮城広瀬です。

宮城野高校を受験する生徒と宮城広瀬を受験する生徒は評定は大きく足りませんが新みやぎ模試ではSランクです。

宮城ぜんけん模試でもBとAランクです。

評定を考えず勝負。

仙台南の生徒は二華高校と迷いましたが南を受験することとなりました。

ですからもちろん残る16名は宮城一高以上のナンバースクールを受験することになります。

評定が足りない生徒はかなりいますが、全員模試では合格判定が出ています。

そして特待生合格も果たしていますので全員勝負です。

麻布学院の方針はぶれません。

私立高校で特待生合格、東北学院、宮城学院アドバンスト、ウルスラtype1のどれかに合格すれば全員ナンバースクールに挑みます。

麻布学院の生徒たちは努力を惜しまない中学生活を送っているので、過去評定3・0で仙台一高に合格した生徒は中央大学。

冬期講習から入塾し、模試の点数が200点台後半から一気に上らせて仙台一高に合格した生徒も医学部に進学し今は医師になっています。

高望みした高校に入学すると後が大変という理屈は麻布学院の生徒たちにあまり当てはまりません。

元が低いところから努力と根性で這い上がった生徒たちです。

その大変だった時期を無駄にすることはありません。

 

全員が全員そうであるとは言えませんが、中3生時代に本気で努力をしていた生徒はきちんと大学入試で結果を出しています。

私立に進学した生徒たちも東北大学、早稲田大学、法政大学、青山学院、東京理科大、埼玉大学、上智大、岩手大学、会津大学、山形大学、宮城教育大学、同志社大学、千葉大学、学習院大学、東北学院大学、宮城大学、北里大学、岩手医科大学などに進学しています。

今年もすでに私立高校に進学した生徒が東北大学工学部に合格しています。

麻布学院は高校受験で合格させることが出来なかった生徒に関しては自習スペースはもちろん、授業料も完全無料で3年間通うことが出来ます。

麻布学院は、高校受験に対しての責任を重く受け止める塾です。

高校3年間は本当に完全無料です。

 

麻布学院はこれらの方針をずっと守っています。

今年も来年も変わりません。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年2月20日

 

新みやぎ模試2月号結果報告

 

新みやぎ模試2月号結果報告です。

塾内平均

国語 83.3点 県内平均61点 +22.3点

数学 79.2点 県内平均46点 +33.2点

社会 94.1点 県内平均53点 +41.1点

英語 86.6点 県内平均56点 +30.6点

理科 90.0点 県内平均60点 +30.0点

5教科 435.1点 県内平均276点 +159点

5教科432点で偏差値69ですので、麻布学院の塾内平均偏差値69です。

 

受験者16名中

偏差値70以上 8名

偏差値68以上(仙台二高) 11名

偏差値66以上(仙台一高) 13名

偏差値63以上(仙台三高) 15名

偏差値60(二華59・仙台南58) 1名

 

前期多賀城高校合格・高専推薦合格 2名は受験せず

その他欠席2名

 

塾内平均点が430点を超え、偏差値も69です。

生徒全員が志望校合格判定B~Sです。

宮城ぜんけん模試でも同じ結果でしたので、後は本番次第。

完全に仕上がりました。

毎年このような仕上がりですが、全員合格は出来ていません。

本番は評定を凌駕する得点が必要です。

模試ではそれが出来ていますが、本番でもそれが出来るかわかりません。

昨年、二華高校を受験した生徒たちは評定が低くとも400点をかるく超える点数を叩き出しました。

しかし全員不合格。

新みやぎ模試の調べで375点が昨年の合格80%ラインでしたので、その点数よりも40点上回る生徒が受験不合格となりました。

逆に宮城一高では同じような評定の生徒が417点で合格しています。

新みやぎ模試の調べで401点が80%ラインですので、16点上回れば評定が低くとも合格していたことになります。

6:4と7:3の受験比率も関連ありますが、高校側の考え方もあると思います。

二華高校は評定の高い真面目な学生が理想で、宮城一高は点数の高い生徒が理想だということなのでしょう。

仙台二高は数学の点数が重視され、仙台一高は厳しく採点するのできちんとした勉強をしてきた生徒が理想なのだと思います。

 

今年は昨年の受験を踏まえて、受験校を決定しました。

受験生20名中、2名は受験終了(仙台高専・多賀城高校)

1名は関東の高校。

残り17名中 ナンバースクール以外を受験する生徒が3名

残り14名はナンバースクールを受験します。

仙台二高・仙台一高・仙台三高・宮城一高です。

芝浦工大柏に合格した生徒は土浦第一に挑戦します。

後は仙台南・宮城野・宮城広瀬です。

受験まで残り2週間。

全員が勝負の時です。

模試では判定が出ています。

自信を持って挑んで行こう!!

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年2月19日