当塾の合格率。

 

ホームページに掲載している合格率は、真の合格率です。

何が真の合格率かと言えば、私立専願の生徒や公立高校を受験せず私立高校に進学した生徒の合格は、第一志望校合格に含んでおりません。

何故なら、入塾当初から私立専願を目標とする生徒は皆無に等しく、結果として私立専願になっただけで、それを合格率に含めるのはフェアではないからです。

麻布学院にも、年に1人~3人ぐらい私立入試が終わると公立高校を受験せず私立に進学する生徒たちがいます。

それはそれで、保護者と生徒の選択ですので尊重はしますが、例えば仙台二高を志望していた生徒が、専願でウルスラtype1や仙台育英東大選抜、東北学院に進学したとして、あくまで志望校は仙台二高であった訳で、麻布学院がもっと成績を上げていれば私立にそのまま進学する可能性は低かったと思います。

そういう合格を含めて第一志望合格率を出せば、当たり前に8割以上になりますし、私立特待生合格を含む合格率にすると、9割を超えてしまうと思います。

昨年も、仙台育英東大選抜は20名受験で18名が特待生合格、東北創進は7名中6名が特待生合格、聖和特進は3名中3名が特待生合格、関東私立も特待生合格です。

ウルスラtype1の4名を含めれば、特待生合格率91.17%。

特待生合格を果たせなかった生徒の進学先は、宮城広瀬、多賀城、東北学院、東北学院榴ヶ岡に進学しています。

元々東北学院や、東北学院榴ヶ岡は特待生合格がほとんどない高校ですので、それを理解していただいた上で受験してもらっています。

公立高校受験コース以外の生徒2名以外は、私立特進系の高校に合格しています。

公立高校受験コースの2名は公立高校に進学しましたので、公立高校に合格した生徒以外は、特進系私立に特待生で進学したか、東北学院や東北学院榴ヶ岡に進学しました。

 

定員になるまで生徒を選別することなく、全ての入塾希望者を受け入れて、麻布学院は上の合格実績です。

つまり、今年の受験では公立高校受験コースの生徒は100%合格。

公立高校に進学できなかった生徒も、全員、東北学院、東北学院榴ヶ岡、ウルスラtype1(特待)、仙台育英東大選抜(特待)、聖和特進(特待)に進学しています。

つまり、麻布学院の生徒たちは今年の受験で、仙台二高5名、仙台一高2名、宮城一高3名、仙台高専1名、多賀城高校1名、宮城広瀬1名の公立高校合格者と、ウルスラtype1(特待)、東北学院、仙台育英東大選抜(特待)、東北学院榴ヶ岡1名、聖和特進(特待)1名と関東私立(特待)1名なります。

すなわち最低でも私立特待生合格を果たすか、東北学院や東北学院榴ヶ岡に合格している訳です。

私立入試は全員が一般入試で生徒のほとんどが特待生合格を果たしています。

公立高校受験コースの生徒たちは2名は確実に合格する公立を選択しましたので、特待生合格ではなくても問題はありませんでした。

 

つまりは、麻布学院の生徒たちの学力は、専願をするまでもなく仙台育英東大選抜や東北創進、ウルスラtype1、関東私立に特待生合格できる生徒と、東北学院、東北学院榴ヶ岡に一般入試で全員合格できるレベルに引き上げているということです。

ですから、ホームページの合格率に、私立専願や私立合格後に公立高校を受験しなかった生徒は含んでおりません。

私立で含んでいるのは、九州私立、関東私立(慶応女子など)の宮城県の私立のどの高校よりも合格実績がある高校に進学した4名だけです。

一般入試でも合格できる高校に進学した生徒たちを、さも麻布学院の実績であるかのごとく数字に含むのは抵抗があります。

ですから麻布学院の合格実績はそれを除く、純粋な数字で第一志望校に合格した75.7%が正確な数字です。

 

麻布学院の生徒たちの努力を示すのに重要なことは、この数字ではなく、平均評定が3.0だろうと3.2だろうと、最低でも東北学院や仙台育英東大選抜特待生合格、聖和特進特待生合格(東北高校創進も合格)、ウルスラtype1、東北学院榴ヶ岡(宮城学院アドバンストも合格)に一般入試で合格していることです。

例年、ほとんど同じ結果にはなりますが、評定平均2.8~5.0の生徒たちを選り好みすることなく、定員までは希望者全て入塾。

生徒本人や保護者から辞めたいと希望がない限り、全員で入試を迎え、公立高校合格者のほとんどがナンバースクール、公立高校受験コースの生徒は確実に公立へ。

残念ながら公立高校入試で結果を出すことが出来なかった生徒たちも、仙台育英東大選抜やウルスラtype1などに特待生合格をしているか、東北学院・東北学院榴ヶ岡・宮城学院アドバンストに進学しています。

麻布学院は、最悪なケースも想定し、そのケースの中でも特待生合格で保護者の負担を少しでも軽くすること、東京私立大学や関西私立の推薦枠が多いミッション系の高校も選択肢として用意すること。

この2つを徹底して守って来ました。

最低でもその学力まで引き上げてきたという事です。

 

結果、麻布学院では私立専願の生徒は数年に1人、他は全員一般入試で私立受験に挑み、ほとんどの生徒たちが公立高校の第一志望校をそのまま受験します。

1名~3名いる、私立高校へ公立高校を受験せずに進学する生徒は、公立高校受験コースの生徒で、金銭面に不安が無く、合格した私立高校が第一志望校の公立高校よりも数段偏差値が高い場合のみです。

しかし、上記のケースはそうなっただけの結果であり、第一志望校に合格させた訳ではありません。

ですから私立専願と上記のような理由で私立に進学した生徒たちは合格率に含んでおりません。

 

麻布学院は数字と結果にこだわる塾です。

数字と結果については絶対に、誤解を与える表記は出来ません。

他塾がどう表記しようが、表記が無かろうが興味はありません。

しかし、麻布学院は一転の曇りも無い数字と結果を表記し続けます。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年12月22日