受験制度改革以後、問い合わせが急増しています。

 

教育委員会が受験制度改革の概要を発表してから、麻布学院の問い合わせが急増しています。

連日、お問い合わせがあり有難うございます。

特に2年生のお問い合わせが多いです。

今度の受験制度で、仙台一高や仙台二高、仙台三高を受験する場合、1発勝負なるので、今までの後期選抜に強い麻布学院にとっては歓迎すべき改革になりました。

元々、麻布学院の後期選抜の強さは、知られているところでしたが、最近は遠い地域の方からもお問い合わせをかなり頂いております。

できるだけ対応するようにしていますが、まずは体験で送り迎えが可能かを判断して下さい。

麻布学院は中3生になれば16:30~21:00まで授業です。

間に合わない場合は途中から合流になりますが、その分をどこかで埋めることは出来ません。

なぜなら毎日授業なので、埋める時間を確保するのが難しいからです。

その分、遠くから来ている生徒さんは、家での学習が大切になります。

現在、岩切中や上杉山中の範囲であれば16:30には間に合うようです。

それ以上遠い地域では、間に合うか解りません。

それでも麻布学院をお選びになる方はご連絡ください。

中2生・中1生ともに定員5名でしたが、すでに中2生3名、中1生2名の体験が入っています。

各学年25名を最大としていますので、来年までに定員が来る可能性が大きいと思います。

この期にどうぞご検討ください。

 

後期受験で圧倒的な強さをこの地域では示してきた麻布学院にとって、今度の受験制度はかなりの追い風です

必ずや結果を残せると思います。

ご連絡ください

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年9月19日

学びあい。

 

ある学校の数学の授業では、先に問題を解いた生徒が解らない生徒に教えるという「学びあい」があるそうです。

私はこの先生に全面的な支持をします。

人に教えるという行動は、余程理解が出来ていないと難しい物です。

そして、教える側の気持ちを知るにも良い機会です。

生徒には、積極的に教える側で参加することを促しました。

こういう学校が変わるような先生の行動について、塾も積極的に応援すべきです。

 

麻布学院は、定期テストの後、生徒全員に間違いノートの提出を義務付けています。

これは、別に評定が欲しいからやっているわけではありません。

定期テストが終わると、生徒たちの雰囲気が緩くなる物です。

ですから、間違いノートを麻布学院の生徒だけでも提出することで、テストは点数が返されてからが大切ということをきちんと生徒に解ってもらえるように指示しています。

仙台一高や仙台二高に進学する生徒が多い中学校ではほとんどでこの間違いノートの作成をしているようです。

良いものはとりいれるべきで、3年前の卒業生が、上杉山中学校の取り組みを聞いて、自発的に始まったものです。

私はそれに対して素晴らしい取り組みだと思いましたし、応援もし、今は定期テストの間違いノートを作ることが当たり前だと思うようになりました。

生徒会活動や学年委員、部活の部長などに立候補することや間違いノートの提出を評定とりのためだと悪意で思う人がいるかもしれません。

でも、やらない生徒たちより、やった生徒たちに悪意をもたれるのは心外です。

子供が貯金箱に10円でも寄付をして、それは偽善だと教える大人がいるでしょうか?

例えそれが親や周囲の大人に褒められたいという気持ちからの行動から来ているとしても、その10円を寄付する行動は間違っていないと思います。

 

良いことはこれからも積極的に応援するつもりです。

ですので麻布学院の生徒たちは、きちんと教える側としてこの活動に参加して下さい。

間違いノートも定期テストが終わるたびに提出して下さい。

 

やれることはやる。

それが麻布学院の考え方です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年9月18日

麻布学院は数字と結果あるのみ。

 

定期テストも終わり、ここからは受験に向かってひたすら演習あるのみ。

全教科、昨年の全国47都道府県の受験問題を解いて行きます。

もうすでに過去数年分の問題を、解いてはいますがすでに上位クラスは社会と理科以外の全教科、中学生の学習過程は終わっています。

ここからは如何に問題を解く数を増やすかです。

麻布学院に来る生徒のほとんどが公立高校を志望しています。

公立の受験問題は、一番難しいであろう数学であっても私立高校のような超難解な問題はありません。

あったとして、ほとんどの受験生がその問題を時間内に解くのは難しく出来ています。

ですから一番大切なことは、出来る問題と時間内には難しい問題の見極めです。

それを自分の学校評定と照らし合わせながら、どこまでの問題に挑むべきかの判断を養うことです。

当たり前に評定の低い生徒は難しい問題にも果敢に挑むべきですし、評定が高い生徒は見直しでとれる問題を確実にとる姿勢が合格への近道です。

世の中には、仙台一高で下位になるよりも仙台二華や仙台南で上位のほうが良いということを言う受験関係者がいますがそれは詭弁です。

仙台一高で下位になる生徒が仙台二華に行って、中学から在籍する生徒たちに対抗できるわけがありません。

仙台一高と仙台南では周囲の環境が違います。

私立の指定校推薦枠も全く違います。

仙台一高では、明治大学や法政大学の指定校推薦を誰もとらないということすらあります。

仙台一高の150~200位でもこれらの大学の指定校推薦をもらえるチャンスはあるのです。

それが仙台南では上位で争うことになります。

枠の数も違います。

将来を考えれば、上位校に合格することが成功への近道です。

それに、生徒の限界を中学のうちにたかだか塾講師が判断するのはおこがましいことです。

麻布学院から、評定3.0丁度で仙台一高に進学した生徒は、確かに高校で苦労したかもしれませんが大学は中央大学です。

冬まで模試で340点台だった生徒も仙台一高に進学しましたが、医学部に進学しました。

中学生のうちに勉強する癖付けさえしていれば、生徒は成長します。

我々塾の人間は、少なくとも言われた高校に合格させて仕事をしたことになります。

麻布学院は少なくともそういった考えです。

 

塾ぐらい基準が曖昧な仕事はありません。

仙台一高や仙台三高に入りたいと入塾段階で本人や保護者から言われて入塾させておいて、仙台南や向山に合格させて良しとするのはナンセンスなことです。

例えるなら、レクサスの上位クラスを注文したら中身は同じトヨタ製なんだからと同じ値段でトヨタのクラウンが届いたようなもの。

仙台牛の最高ランク使用と書いてある店で高い値段を出したらアメリカ産の最高牛が出てくるようなものです。

それで文句を言ったら

「貴方にはこのぐらいが丁度良い。」と言われれば黙っているお客さんなどいないでしょう。

皆さんはそれを黙って

「はいそうですか」と受け入れますか?

 

私は教育業界とは無縁な一般企業出身ですので、結果にはこだわります。

今年の受験でも、宮城高専と言われた生徒を仙台二高に送り出しました。

仙台三高といわれていた生徒を仙台一高に送り出しました。

仙台工業といわれていた生徒を多賀城高校へ。

三桜・多賀城といわれていた生徒を仙台南へ。

ランクをアップさせるならまだしも、ランクダウンさせることは是としません。

そんなことを一般企業でやっていればクレームの山です。

最後の最後に全員が涙を飲んでランクを1つ下げるのは仕方が無いことですが、そこまでもっていけない自分の罪は恥じ入るべきです。

 

この業界に入って最初に驚いたことは、保護者が我々の言葉に疑問を持ってくれないことでした。

これではいくらでも都合よい理屈をつけることができる。

本当に驚きました。

ですから麻布学院は、言われたことを忠実に結果と数字で示す塾を目指しました。

結果はホームページにあるように40%を仙台一高・仙台二高。

約60%をナンバースクール又は関東私立に合格させています。

私立入試では90%の生徒がどこかの高校では特待生を獲得して合格するか、あえて東北学院か宮城学院アドバンスト、ウルスラtype1を選択し合格しています。

塾生の90%が特待生・東北学院・宮城学院アドバンスト・ウルスラtype1に合格しました。

今まで数々の生徒が東北学院を受験しましたが不合格になった生徒はサッカーでもしかしたらという受験をした1名のみです。

ウルスラtype1に進学した生徒は全て特待生合格です。

 

入塾時に想像もしていなかった未来、または思い描いていた未来に近付くお手伝いをしてこそ塾であると私は思います。

生徒の努力する姿勢は自然と麻布学院にいれば養われます。

そのために厳しく授業をおこないますし、塾全体が努力する人間の集まりだからです。

そのための毎日授業です。

最低毎日90分は勉強をしています。これは中学生の平均勉強時間を越えるか並ぶ時間です。

それプラス自習も積極的に生徒はしているので当たり前に勉強をする環境になって行きます。

生徒は努力してくれます。保護者も信頼してくれています。

受験結果が出なければ全てはデータ管理をしている私の責任です。

 

その覚悟なしに塾の経営などしてはなりません。

覚悟がなければ疑問をもたれない現実に甘えて、何人もの生徒の未来を消してしまいかねません。

 

麻布学院は過去14年間の受験結果、過去2年の受験結果、模試の点数と順位、定期テスト上位者順位と実力テスト順位、模試の平均点の全てを公表しています。

ここまで全てを公表する塾は珍しいと思います。

しかし、一般大手企業では業績を公表することが当たり前です。

それに対して投資家は投資してくださるのですから、数字に間違いがあったり隠すことは赦されません。

個人塾の場合はこれに該当しないかもしれません。

ですが私は全てを知ってもらってからお問い合わせをいただきたいのです。

麻布学院に何を期待してもらって連絡を下さるのか明確に知っておきたいのです。

 

麻布学院は、最初の約束を忠実に目指します。

その結果が今の数字と結果です。

まだまだ私の力足りずです。

さらに精進して、塾開設からの姿勢は変えず、数字と結果で勝負する塾でありたいと思います。

 

麻布学院が目指すは数字と結果あるのみ。

それが麻布学院の考えです。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年9月17日

 

開校の要望が多いので。

 

麻布学院に様々なメールを送ってくださる方がいます。

本当に有難いことです。

多くの方がブログを見てくださっていることは正直嬉しいと思っています。

そんな中で多い要望は、麻布学院の教室を開いてくれないかというものです。

地域がいつも同じで、複数の方からご要望をいただきます。

「富沢・長町」「上杉」「明石台」です。

1件や2件ならばそれは出来ないよういう旨をメールで返信しているのですが、かなりご要望をいただいて、正直申し訳ない気持ちにいつもなってしまいます。

麻布学院は、塾長が2名いて初めて麻布学院です。

どちらが欠けたとしても、今の成績を保つことは困難になります。

そし麻布学院は個人塾です。

今まで利益主導型の経営をしてこなかった面が悪いのですが、そんなに資本はありません。

新教室にさく人材、資金ともに不十分だと思います。

ですから、今まで上杉山からのお問い合わせは、通塾してもらう形で対処して来ました。

その結果、上杉山中学からは仙台一高や仙台二高の生徒を送り出して来ました。

昨年も、仙台一高1名、土浦第一1名を送り出すことができ、今年の中3生では定期テスト10位・実力テスト9位の生徒が1名、中2生には定期テスト1位・実力テスト1位の生徒が在籍しています。

両学年ともに、生徒は1名しかいないのですが、きちんと結果は出せています。

今、生徒が在籍している中学は宮城野中学を中心に、南小泉中、五城中、五橋中、東華中、東仙台中、幸町中、岩切中、高砂中です。

その中で、生徒数3名の五城中は全員10位以内を獲得(最高順位1位)

東仙台中2名は最高順位2位と13位。

南小泉中は2名ですが1人は10位以内に入っています。

岩切中も1名ですが2位を獲得。

東華中でもコンスタントに10位以内は毎年獲得しています。

幸町中の生徒は1名ですが10位以内にいます。

五橋の生徒は4名その中の2名は20番台。五橋の20番台は悪い成績ではありませんが、もう一伸び欲しいと思います。

模試の点数が300点ギリギリで入塾した生徒は、まだ学校の定期では結果出せていませんが400点を超え宮城一高の合格判定を出せるところまで来ました。

高砂中の1名も学校で20番台まであがり、模試では仙台二華や仙台南の合格判定を出せるところまで来ました。

生徒数の少ない中学でも、きちんと結果が出ているのは生徒の努力です。

麻布学院は、勉強に向かうために背中を押してあげただけにすぎません。

 

ですから、通える範囲であれば体験をしてもらった上で、保護者様の送り迎えなどの負担をきちんと知ってもらい、それでもという場合は入塾してもらってきました。

しかしながら、泉区や太白区のお問い合わせは今まで、毎日塾があるという塾の性質上、お断りしてきた次第です。

ですので、メールで新教室の開設を望まれるメールが後をたちませんでした。

 

最近、2年生と1年生の募集をかけていますのでお問い合わせが多数寄せられています。

そのお問い合わせにもやはり、明石台や長町の生徒さんが含まれていました。

何度も考えた末に、最初からお断りすることはやめて、体験授業で保護者様が負担とならないご家庭は入塾を検討してもらうことにしました。

麻布学院といえば宮城野中学です。

この地域を大切にしてきました。

仙台一高から仙台二高に切り替えたこの3年間で、仙台二高に在籍している宮城野中生も増加しました。

ですが、遠い地域からでも来てくださると強く要望された場合は、何とか対処できる状態に今はあると思います。

多分、入塾してもらえて遠い生徒さんは2年生1名~2名、中1生で2名が限界だと思います。

募集定員は中2生が5名(現在体験2名)、中1生が5名(現在体験1名)です。

2年生はこれが最終の募集になると思います。欠員が出たり、5名に達しなかった場合は募集を継続します。

この地域は中3生になるまで塾に通わない生徒が多い地域ですので、その枠を数名残しておきたいので、各5名づつで今回の募集は締め切りとなります。

今回は遠い地域でも、最初からお断りはせず、体験をしてもらうつもりでいますのでこの機会にお問合せください。

よろしくお願いします。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年9月16日

 

 

新みやぎ模試。中3生県内1位獲得。中2生県内1位獲得。そして!!

 

8月に実施しました新みやぎ模試の県内上位獲得者をまとめて公表します。

結果から言えば塾始まって以来の快挙までもう少しでした。

後2点・・・・・

それもやはり麻布学院がまだまだであると戒めなんでしょう。

 

新みやぎ模試 県内順位上位者

(中3生)

県内1位 県内2位 県内7位

県内15位 県内18位 県内50位

県内80位 県内80位

県内97位 県内97位

県内1位2位を麻布学院の生徒が獲得。

 

(中2生)

県内1位 県内21位 県内27位

県内38位 県内39位

100位以内の人数は少ないですが、上位層で大手塾に移った生徒が3名以上いた学年です。

残った上位5人は全てにおいて結果をだしています。

中3生・中2生ともに麻布学院の生徒が県内1位獲得。

ここまでは今までありました。

宮城ぜんけん模試では全学制覇が何度かあったのですが新みやぎ模試では過去14年間、1度もありません。

 

(中1生)

県内2位 県内16位 

県内44位 県内44位 県内54位

県内68位 県内79位

全学年制覇の夢は、2点差で惜しくも逃しました。

しかしながら県内2位は立派です。

何故なら、今回の中1生模試は県内2位ですら仙台二高の合格判定がでないくらい平均点が高すぎました。

2位の生徒の点数は492点です。この点数でも二高Cランク。

これでは受験者が横並びでしょう。

その中でもミスをなくして、たった塾生15名の麻布学院から7名の100位以内がでたことに生徒の努力を感じ取れます。

新しい目標として、今のメンバーであれば新みやぎ模試県内1位全学年制覇も現実的です。

 

まだまだ新しいことにチャレンジできるというのは幸せ。

今の学年の生徒は過去の先輩たちが成し遂げた物を追っているだけでした。

しかし3学年あわせれば、過去の先輩たちが成し遂げていないことがありました。

目標は大きく。

私も気合いを入れて頑張ります。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年9月14日

 

新入試制度について。

新しい受験制度、特別選抜における各高校の「求める生徒像・選抜方式」が公表されました。

見るには、麻布学院ホームページ上の教育委員会のリンクより入り、中ほどに宮城県立高校新入試制度という項目があります。

それをクリックした先に「求める生徒像」項目がありました。

 

内容を見た感想ですが、仙台南・仙台三高などは、受験本番に重きを置く内容になっています。

要は今行われている後期選抜の内申点195点満点にプラスして学力調査に傾斜配点を入れて、学力点を1.5倍や2倍などのすることで学力重視になっています。

逆に、仙台二高・仙台一高は前期選抜がなくなった分、特色選抜では全く共通選抜と変わらない内容、つまり内申点195点満点+5教科500点満点です。

しかしながら共通と特色が全く同じに見えて全く違います。

前期選抜や今回の共通選抜の場合、相関表を使いある程度狭い範囲から合格者を決めます。

評定の低い生徒にとっては、相関表で足きり状態もあるのです。

しかし、今回の特色選抜の場合は定員の200%に含まれるものを基準とすると明確に書いてあります。

ですから、評定が低くとも、点数が高い生徒は200%に入る可能性は高いと思います。

しかし、仙台一高・仙台二高・宮城一高の気合いの入れ方として、特色選抜を定員を最低の10%にしたことです。

点数重視にした仙台三高は20%ですが他のナンバーは、今の校長先生が評定主義の仙台二華の25%を除けば、共通選抜とかわらない評定195点+5教科500点というまさに高校側が望み、全国で消えたはずの推薦入試を、前期選抜と証して残そうとした教育委員会への推薦つぶしだと思います。

これで、どんな生徒でも評定195点+学力点500点満点で勝負が出来ます。

上位校は仙台二華を除いて7:3。学力7:内申3です。

今までの前期選抜のように、評定の配点を増やされ、学力と評定に差がなく合計点で、しかも逆転が不能な3教科。300点満点に+評定点数そのままでは逆転が出来ませんでいた。

不透明な小論文というものもあり、その講座のみを受講する生徒を集める塾も増えていました。

その全てが消えるのです。

素晴らしいことです。

これが一高、二高、宮城一高の答えです。

推薦に繋がりかねない特色選抜で独自色をだすよりは、特色に全くの特色をつけずに宮城県にはびこっていた推薦の名残である30%という数字を見事消して、特色選抜を無意味なものと無骨な姿勢で応えたのだと思います。

大歓迎です。

三高の考えも歓迎ですし、一高・二高・宮一の考えにもあっぱれです。

ついに上位校から推薦入試の影が消えました。

中学の校長や教員にお伺いをたてて、文句を言われながら前期の書類を書いてもらう必要もなく、項目で難癖をつけられることもありません。

上位校には推薦のような受験は終わりました。

(195点満点×0.3)+(500点満点×0.7)で90%が争えるのです。

素晴らしいことです。

 

久しぶりに興奮してしまいました。

数字だけ見てああだこうだ言う方がいるかもしれませんが、私は推薦枠30%が事実上、前期30%という形で残されていた宮城県から、ついに推薦枠が消えたことに感動しています。

 

素晴らしい。来年からの麻布学院は無敵です。

学力では負けません。

塾を移るなり選ぶなりされている方。新しい受験制度で麻布学院は必ず輝きます。

いつでも入塾募集しております。

中2生・・・5名 中1生・・・4名 中3生・・・要相談 小学生全学年・・・随時

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年9月13日

後4人何とかすれば・・・

 

公立高校受験コースの6名は、志望校合格が見えています。

とにかく学校の定期テストで100点台200点台の生徒たちなので、保護者から言われている公立高校合格もしくは私立の上位校合格(学院榴ヶ岡、宮城学院、東北学院、ウルスラtype2、聖和特進特待生合格など)を目指して安定させることを重視しています。

しかし、仙台一高・仙台二高コースで後2名。

この気持ちとやる気では、勝負にならないと思う生徒がいます。

評定は2名ともある程度高いので、志望校ランクを下げることもちらつき始めますし、1名はまだ部活が続いています。

他の生徒との整合性を考えれば、もう時間に余裕がありません。

私はなるべく生徒を見捨てないように、何とか合格のレベルまで引き上げるように努力をしているつもりです。

常に真剣に生徒が口にする志望校の一点のみを考え、点数が足りなけれ怒りもしますし、なるべく上位クラスから外れないように真剣にデータを管理しています。

しかし、それは生徒にとっても保護者にとっても迷惑に感じられてしまう時もあるのです。

志望校を口にしているだけで、努力は出来ない生徒もいます。

それを何とかやる気にさせるのがプロなのでしょうが、毎年2名~3名こういう生徒が生まれてしまい、悪戦苦闘している間に上げてあげるべき生徒が点数を落としてしまったり、自分の体力がきつくなったりしてしまいます。

今日は、最後の警告を込めて、私の人生における一番の悔いを包み隠さず生徒に話しました。

世の中、正しいこと、正義を貫こうとすれば必ず敵を多く作ります。

また、自分が正しいと思うことでも他人から見れば余計なことで悪になることも沢山あります。

力が無いものがそれを追求すれば、海に石を投げる如く小さな波紋は広がるでしょう。

しかし、すぐに大きな波にかき消され、忘れ去られるものです。

石を投げたことへの危険性を訴える人も出てきます。

石をなげなければ、気づいてもらえないという気持ちで多くの人にそれを知ってもらいたい、その一身で波紋をおこしたとして、その行動すら大きな側面からすれば悪だといわれてしまうことは沢山あります。

なにかの反響をおこすために海へ石を投げ入れるのならば、その海を埋め立てることができるぐらいの力を持たなければ世の中は変わりません。

小さな正義はいつしか全体にとっての悪とされて、正しいことをしたつもりがいつの間にか悪になってしまうことは世間に沢山あるのです。

本当に正しいことをしようと思うならば、我慢し、努力し、自分に出来る全てを尽くして力をつけて偉くならなければいけません。

私のような小さな個人塾の塾長の話など、大手塾の社長が紙面で話す絵空事のような字面にも勝てません。

影響力がないからです。

私は力がないために、正しくあるべき時に押し黙ることが多くなって来ました。

昔、大手企業にいたころと比べ、正しいことが自営業であるのに言えません。

大きい意味での正義に従う側にいつの間にかなっていました。

 

だからこそ生徒たちには正しいことをしたいならば目の前のこと1つ1つに全力を尽くし、自分の力となる物を沢山みにつけ、多くのことができるよう偉くなって欲しいと願っています。

それが政治家であるならば、人に刺さる言葉を学ぶべきで、高い学歴が必要です。

人脈もなしに世界を変えるような政治家になるには足がかりとして官僚になるのが近道です。

政治家にならずとも官僚組織で力をもてば日本や世界を変える何かに関われる人になれるかもしれません。

医者も同じです。

命という全ての国で大切だと教え込まれているものに、真正面から向き合える職業は限られています。

その手術1つが、処方1つが人間の命に関わっている大切な仕事です。

大学の研究者も同じです。

その研究がいつか世界を変えることもありえます。

何万人、何千万人、そして地球すら救う神の如き何かを生み出せるかもしれません。

 

しかし、それらの職業になるには、相当の努力と我慢が必要です。

今まで生徒を育てて、医者になった者も多数いますし、旧帝国大学で准教授になった人間もいます。

大学の代表として海外留学した生徒も沢山いますし、日本の数学界の代表として世界会議に出席した生徒もいます。

彼らはあますことなく中学生の頃、我慢と努力を重ね、全てに力を尽くしていた人間です。

 

彼らだけではなく、日本を代表する企業の研究部門や人事部門で活躍している生徒もいますし、法曹の世界に飛び込んだ生徒もいます。

日本の経済を支える仕事をすること、人の罪を裁く重責を全うすること、人を救うために生きること。

全てが素晴らしい生き方です。

看護士や保育士、薬剤師になった生徒も多数います。

教員も多数輩出して来ました。

みんなある一定の時期に人と関わり、影響を与える仕事なのに代わりはありません。

 

どの世界でも、我慢に我慢をし、正義を時に捨てても力を蓄え、影響力が出せる立場になるまで人間は必死になれて初めて正義が正義になるのだと私は思います。

こんな個人塾の塾長風情が正義を語る資格はありません。

悲しいけれど正しいことを正しいと貫くことができません。

 

生徒たちには、この塾を巣立ち、我慢と努力を重ねて正しい力を出せる立場になった卒業生に続いて欲しいと本気で願っています。

目の前の生徒が、将来、地球を飢餓や災害から救う科学者になるかもしれません。

今、目の前で足掻いている生徒が、将来、日本を代表して世界と渡り合う政治家になるかもしれません。

人を裁く正しい剣を振り下ろせる裁判官になるかもしれません。

多くの子供達に長年、影響を与え続け正しいことを正しいと生徒に言える教員になるかもしれません。

生徒の可能性は、年老いた私とは違い無限なのです。

 

しかし、受験というものは生徒たちからこの無限の可能性を奪ってしまう結果になることもあるのです。

全ての可能性ではなく、それは1つ2つの可能性かもしれない。

本人が今は全く望んでいない未来かもしれません。

しかし、正しいことを正しいと言えずに悔しい思いを積み重ね、夢の何個かを失ってしまった大人だからこそ、子供たちの可能性をできるだけ多く残してあげるべきだと私は思っています。

いつ、その生徒がその夢を口にするかわからない以上、可能性ができるだけ多い選択肢を何とか残すのが私の仕事だと思います。

 

それでも時間は有限です。

タイムリミットは来てしまいます。

何度伝えても解ってもらえない生徒が毎年数人います。

そしてそのリミットは突然やってくるものです。

あっけなく、全ての人の想いが無かったかの如く。

 

リミットは努力が足りない生徒や想いの弱い生徒から突然やって来ます。

その時は、私も全体の利益に目を向けなければならないんです。

今はまだ、可能性が残るかもしれません。

だから真剣に怒りますし、何度も何度も指導データを繰り返し修正しています。

 

ですが、データにリミットが見える生徒が今すでに3名います。

リミットを過ぎると彼らはこの先、今の苦しみなどでは到底追いつかない努力を何年間も自分に強いなければ、可能性を取り戻せなくなるのです。

人間は大半の者が可能性を1つまた1つと消してしまいます。

たった数人しか成し遂げていない特例を持ち出し、夢は叶うという人もいますが、そんな特例は運と凄まじい努力、人間的な魅力がなければ成し遂げられるものではありません。

 

私も多くのことに妥協し、夢や正義を失って今の仕事をしています。

自分ではこれでも努力してきたつもりですが、やはり最初の可能性が消えた瞬間が高校受験だったのは間違いありません。

そこの妥協や甘えが今に繋がり、正しいことを正しいと子供達に言えない自分を創ってしまったのだと思います。

努力しても私はここまでの人間だったかもしれません。

しかし、あの時もっと目標にしがみつけば、自分の行いを正す意味でも取り返す努力を死ぬ気でやっていれば。

同じ個人塾の経営者でも胸をはって正しいことを正しいと言えたかもしれません。

 

私は今でも出来るだけ正しいと思うことがしたい。

リミットまでは嫌われようが塾を辞めてしまおうが、その生徒の可能性はあると信じたいのです。

もう直ぐリミットです。

まずは模試でランクがギリギリ出ているが評定が低い宮城一高を目指す2名。

そして評定はそこそこあるが、意識が低く毎回模試でBランクしか出ない仙台一高・仙台二高を目指す2名。

これでも私はこの業界で諦めが悪い方の人間です。

最後の瞬間まで私は志望校に忠実な指導を心がけます。

 

しかし、リミットが過ぎれば周囲の言葉や模試の結果で生徒や保護者に動揺が走ります。動揺は諦めに繋がります。

なんとかこの4名を最後まで、1人でも多く引っ張って行きたいと思うのですが・・・

リミットが来るまで粘り強くまだやれる事がある限り、生徒にも自分自身も発破をかけたいと思います。

これが麻布学院塾長として、まだまだ捨てたくないちっぽけでも、無謀でも捨てたくない唯一の私に残された正義感なんです。

数字と結果に妥協すれば、私の正義はなくなり、麻布学院も変わってしまうと思います。

まだ出来ることがある。

まだ何とかなる時間だと信じて今日もデータを積み上げます。

 

正しいことを想いのままに。

将来そんな大人になってもらいたいと思います。

綺麗ごとではなく、独りよがりでもない、多くの人の見本になれる正義を貫ける人間になって欲しい。

そうはなれなかった駄目な大人の私が生徒に望むことです。

 

クラーク博士のように歳を重ねても志を捨てない人間になれと教育されながら、そうはなれなかった私に、今は重い言葉を贈ります。

その言葉を初めて目にした頃の希望溢れる1人の青年が、北の大地を踏みしめた頃に戻ってもう一度、自分自身に贈ります。

 

“Boys, be ambitious! Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame. Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.”

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年9月13日

 

実力テスト。中3生の結果について。

 

現在、麻布学院の中3生は夏前から1名減り25名です。

その中で19名はナンバースクール受験コースと仙台一高・仙台二高受験コースの生徒で、6名が公立高校受験コースの生徒です。

今回の実力テストでは、各校10位以内の生徒が19名中7名。

今日、上杉山中の実力テスト結果がわかり順位は9位。

19名中8名が各中学10位以内でした。

ナンバースクール受験コース及び仙台一高・仙台二高受験コースの生徒19名中15名が各中学20位以内(10位以内8名含む)でした。

情けないことに4名が20位以下。

21位だろうが23位だろうが、中学のレベルがどうだろうが20位以下は20位以下です。

許される成績ではありません。

さらに2名は40番台と50番台。

話になりませんし、毎回この2名はこういう順位です。

良くて20番台という体たらく。

しかも4名中3名は中1生から塾に通う生徒。

そのうちの2名は模試で県内100位以内に入っている生徒です。

学校のテストに対する苦手意識があるので10位以内には入れず、今回は20番台。

本当に情けない限りです。

19名中15名が20位以内。しかもその中の8名が10位以内。

模試では全員が志望校判定を出しており、普通の塾であれば怒られることもないのかもしれません。

しかしうちは麻布学院です。

何のために他人が遊ぶ間、寝ている間、テレビを見ている間、ゲームやスマホをやる間に苦しい勉強をしているのか。

結果が出せずにその努力を継続させるのは難しいのです。

麻布学院の生徒のほとんどはプライドが高く、向上心も競争心も高い生徒です。

しかし、40番台50番台になった2名は、毎回変わりがありません。

どんなにその生徒の最高順位を出しても塾では下から1番2番。

結果を残したことがないので、自分自身にプライドがないからです。

公立高校受験クラスの生徒と変わらない順位であるならば、クラスを落すか、残りの数か月、寿命を縮める思いで追いつくか。

どちらかです。

今日はかなり怒りました。

麻布学院の生徒達は、大手塾のように最初か中受験をするような意識の高い生徒はあまりいません。

評定の高い生徒は中1生から塾に通っていた生徒。

他は鍛えて点数は高くとも、入塾前の評定が壊滅的で苦しむ生徒も多数います。

麻布学院に後からオール5のような生徒が来るはずもありません。

そういう生徒は、週2~3回で評定割引がある大手がかき集めます。

麻布学院にくるような生徒は、点数が伸び悩み、評定は中途半端。

そのような生徒が最後の望みを託してくる塾です。

現実、上杉山中で伸び悩んでいた生徒は、今では中学のどのテストでも10位以内。

評定130。点数5教科190点で入塾した生徒は、今は校内順位最高13位まで昇り、新みやぎ模試では仙台一高のランクを出し、志望校の宮城一高はSランクです。

各塾から移動して来たり、塾に通っていなかった生徒は短期間でかなりの成果を上げています。

中1生から麻布学院にいて、40番台・50番台になった女子2名はこれから本格的に成績を上げるためのプログラムに入ります。

近隣中学の定期テストも終わり、これからは受験一色です。

後3か月で前期選抜。すぐに私立入試。

3か月でやれることは私も全て出し尽くします。

退塾した生徒1名分は入塾が可能です。

今いる塾で伸び悩み、合格したい信念が強い生徒と保護者であるならば受け入れます。

麻布学院の生徒は勤勉です。

入塾した瞬間に世界が変わります。

大手の2番手コースにいても成績は伸びません。

麻布学院は仙台で唯一この時期からでも大幅に成績を伸ばすことが出来る塾です。

学習量が違います。

このブログを見ているだけで悩んでいても3か月。

体験に来ても残り3か月。

ならば来るべきだと思います。

麻布学院の全力授業はこれからです。

すぐにご連絡ください。

人生が変わる瞬間は誰もが厳しい環境におかれるものです。

麻布学院は100%人生を変えてみせる塾です。

最後の1名。期待しています。

 

中2生は例年、学年が変わる3~4月に5名ぐらいの入塾が見込まれますが、今なら条件なしに5名受け入れます。

1度退塾した生徒も問題はありません。

今なら誰もが入塾可能です。

中1生は10名は可能ですが5名、無条件で入塾を認めます。

 

その迷いがご子息の人生を変えるチャンスを奪います。

迷うぐらいなら連絡お待ちしております。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年9月11日

 

近隣中学校。実力テスト結果報告。

 

近隣中学校の実力テスト結果が2学年で出ました。

中3生と中2生の結果を報告します。

中1生はまだ結果が出ていませんので後日報告します。

前置きをすると、麻布学院にとって不本意この上ない結果に終わってしまいました。

全ては国語です。国語で点数落してしまい、結果は厳しいものとなってしまいました。

(中3生)

4位 6位 8位

(中2生)

3位 4位 6位 7位

両学年ともに生徒数220名をこえる中学なので、同中学校の生徒が1学年15名程度の麻布学院の生徒が3割以上を占めている結果はある程度悪くありません。

しかしながら、本来、実力テストは毎年麻布学院の独壇場でありました。

それが1位を逃すどころか2位すらないという惨敗です。

全ての生徒共通の原因が国語でした。

受験対策を行う以上、国語は後に回るのが常ですので仕方ない面はありますが、国語に関して生徒に適当でも点数は獲れるものというおごりがあったのかもしれません。

国語は全ての教科の基礎です。

定期テストが終わったらもう一度、文章問題の記述方法など、基礎固めをおこなうつもりです。

10位以内に入っていない生徒のほとんどが11~29位の間にいました。

もうひと伸び必要です。

 

他の中学で言えば中3生で

五城中(生徒2名)

2位 4位

岩切中(生徒1名)

2位

東仙台中(生徒1名)

18位

東華中(生徒1名)

13位

上杉山中がまだ出ていません。

各中学、悪い成績ではありませんが良くもありません。

岩切中の生徒は3教科なら1位。

理社で負けるという麻布学院ではありえない負け方でした。

東仙台中の生徒は定期テスト190点台で入塾し、ここまできましたし、東華中の生徒も入塾時は60位~80位の生徒です。

ここで止まることなく上を目指しましょう。

五城中はいつもの順位です。

体調が治り、仕事復帰しだい話をしなければなりません。

明日から定期テストです。

生徒全員気合いを込めてテストに挑みましょう。

実力テストで1位と書けない日が来るとは・・・・・

私も気を引き締めなおします。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年9月10日

合格に善悪などない。

 

本日も体調不良のためお休みをいただいております。

申し訳ありません。

休み中、生徒の成績管理をしながら、普段なら授業中の時間帯、ネットでいろいろな方のブログを見たりしていました。

みなさん、受験のプロを名乗られていて、内容もためになることがあり大変勉強になりました。

その反面、受験産業のプロとは何をもって言えるのか考えてしまいました。

ある方のブログには評定の低い生徒は提出物を出していないなど問題がある。

低いのは当たり前で、受験は選ぶ立場ではなく選ばれる立場であると書いてありました。

なるほどもっともです。

ではプロであるならそのような生徒をどうやって合格できる学力に引き上げているのか興味を持って見させていただきましたが、そういう物はなく、生徒側に問題があると終始していました。

私にとってそれは何の参考にもなりません。

塾や家庭教師に認定試験などありません。

民間でそのような資格がありますが、ほとんどの受験関連に携わる人間が取得していないと思います。

私自身は、一般企業出身で大きく身体を壊したことで塾業界に来た人間です。

ですからプロであるとはっきり言えるだけ年数がたっていません。

自分自身が名乗るだけで良いならプロと名乗れますが、自分はまだまだ知識や受験結果で考えても完全なプロと断言できません。

 

では、プロとはどういう物であるのか?

私の考えるプロは、入塾時の点数がどうであろうが、評定がどうであろうと入塾時に保護者や生徒が目指している志望校に合格できる学力に引き上げる事が第一だと思っています。

それに付随する形で、麻布学院は提出物のチェックや美術の宿題について講師を招いたり、音楽については吹奏楽部の生徒が指導してくれたり、評定を出来るだけあげてもらうお手伝いはしています。

しかし、学校での生活を見張る事は出来ません。

ですからそこは生徒に任せしかない実情です。

その結果、評定が3.0や3.2、3.4や3.9になってしまったのならばその評定で合格できる学力まで引き上げることを考えるのがプロの仕事だと思います。

オール5の生徒にはオール5の受験、オール3の生徒にはオール3の受験。

生徒それぞれです。

麻布学院は男女共学、受験制度改革があった後も、コンスタントに3.2で仙台一高、3.9で仙台一高、3.9で仙台二高、3.9で仙台二高の合格者を出しています。

宮城一高の場合、合格者の平均評定が3.4ぐらいです。

このぐらいの評定で、仙台一高や仙台二高を受験した生徒の中に、この3年間不合格になった生徒はおりません。

評定3点台の生徒を仙台三高で1名、宮城一高で1名の生徒を不合格に昨年してしまいましたが、ギリギリまで進路に迷った生徒で、最終決定は願書を出す寸前でした。

しかし、両名ともに東北学院と仙台育英東大選抜特待生合格を果たしていましたので、学力はあったと思います。

現に私立高校進学後は上位にいます。

では私がなぜプロを名乗れないかと言えば、今年の受験でオール5の生徒を合格させてあげることが出来ませんでした。

仙台育英東大選抜で定期テスト1位になれるだけの実力を持ち、中学では学年1位、新みやぎ模試では県内100位以内。宮城ぜんけん模試ではA+の合格判定。

本来であれば確実に合格へと導かなければならない生徒でしたが、中3生からの入塾で、評定以外の記録は全て中3生になってからのものであり、本人も保護者も志望校に迷ってしまった時期があったのです。

その時期に入院している私はプロではありません。

私が思うプロとは、条件の中で最大限の成果を出し続け、欠点は欠点として加味し、改善をしながら結果に結びつけ、生徒の気持ちも保護者の気持ちもケアしながら決して不安ならぬよう、最悪の場合でも将来道が開けて尚且つ保護者の負担を少しでも減らすことが出来る人間だと思います。

それに照らし合わせれば、私は生徒を不安にさせてしまったのでプロではありません。

学力を上げる事についてはプロだと言っても過言ではないかもしれませんが、メンタルの面でのフォローが出来ていない気がします。

プロとは数字が全てだと世間一般では言われます。

プロ野球で言えば、打者なら3割、ホームランなら20本。

盗塁なら50盗塁で一流でしょう。打点で言えば70打点以上ならば高評価だと思います。

後は守備やバントなどを確実にこなす選手も必要ですが、そのような選手でも2割7分で盗塁10以上は求められると思います。

 

麻布学院は、生徒の約4割を仙台二高や仙台一高に送り出してきました。

約6割をナンバースクール及び関東私立に送り出し、私立専願を入れれば8割の生徒を志望校に送り出しました。

9割の生徒を私立特待または東北学院、宮城学院アドバンスト、ウルスラtype1に合格させて、公立受験に挑んでもらっています。

新みやぎ模試も現在16学年連続で県内1位を獲得し、近隣中学の学年1位獲得も15学年連続です。

学年200名を超える中学で平均在校生が15名~20名の麻布学院の生徒は必ず3名~6名が10位以内です。

上杉山中は生徒2名しかいませんが学年1位と学年10位です。

過去には附属中1位の生徒も複数在籍していました。

 

しかしこれは全て生徒と保護者の努力の賜物であり、私の力は微々たるものです。

しかし、その中で私が誇れることが1つだけあります。

評定が低い状態で入塾した生徒達が、入塾後私を信じて生活態度を改め、評定をなんとか上げようと努力し、その裏で学力を上げるため限界まで自分を追い詰めて勉強をしてくれました。

ナンバースクールに合格した生徒は何名もいます。

私はその生徒達を誇りに思いますし、塾としてプロであると誇れる唯一の部分です。

 

その方の生徒さんは素晴らしい評定をお持ちなのでしょう。

麻布学院も平均評定で言えば高い方だとは思いますがまだまだ甘いのかもしれません。

しかし、評定の低い生徒には低い生徒なりの努力もありますし、実技9割と断言する中学で、実際99点(字が汚い)ペーパーテストで獲得しても3にしかならない生徒もいます。

5教科がオール5でも4教科がとれない生徒はいます。

それならそれで、志望校に合格できる学力に引き上げることが出来て初めてプロだと思います。

 

プロの定義は収入や職歴、商売として優秀などいろいろあるとおもいますが私が生きてきた日本の一般企業では、数字と結果が全てであると教え込まれてきました。

私もプロを目指すのであれば数字と結果、それに基づいた知識と手段を向上させなければなりません。

 

ですが流石に私も、授業中に騒いでいたり、提出物を出していないような生徒が評定を落せば当たり前だと思います。

麻布学院の生徒は、評定がでそっろった後の2月や3月の課題も、中3生は私が監視して全員提出しています。

それが当たり前です。

ですからその方のブログに書いてある事には概ね同感です。

その方の方がキャリアも私より長く、直接関わりはありませんがその知識には学ばせています。

麻布学院は評定が生徒の味方でもありません。

評定が良い生徒、悪い生徒に関わらず志望校合格の学力まで引き上げるのみです。

今日のブログは決して他の方を批難する目的で書いた訳ではありません。

麻布学院には麻布学院の考えがあり、それを書いたまでです。

その方が書いていた真面目な女子が不真面目な男子に抜かれて落ちるのは可哀そうと書いてあった部分に疑問があっただけです。

真面目にやってきた女子は、後から追いかけてくる不真面目だった男子のせいで落ちることはないと思います。

当たり前に合格します。

そういう生徒を今年落してしまったので私はプロを名乗れません。

ですが逆転して合格した生徒達が悪い合格の仕方だったとは思いませんし、私は少なくとも思ったことはありません。

数多く評定の低めな生徒を合格に導きましたが、それで塾側はよいかもしれないが悪であるというようなご意見は全くもって考えが違えます。

その部分を認めれば、麻布学院は真面目に頑張ってきた女子が合格できたはずの席を、不真面目な男子を塾の都合で合格させ席を奪う悪辣な塾になってしまいます。

麻布学院は、入塾してくれた生徒の条件にあわせて志望校合格を真剣に考えてきただけであって、不真面目な生徒の味方ではありません。

先輩に対して失礼ではありますが、麻布学院という塾の看板を背負う立場として意見は書かせて頂きました。

麻布学院は今までも、そしてこれからも、評定の高低で善悪を判断せず、生徒の志望校に忠実に数字と結果、実績を積み上げるのみです。

そもそも合格に善も悪も無いと私は思いますし、努力せず仙台二高や仙台一高に合格できた生徒など1人もいないと思います。

合格に善悪は存在しない。

麻布学院の看板と卒業生たちの努力を背負う私は断言させていただきます。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年9月8日