麻布学院は数字と結果あるのみ。

 

定期テストも終わり、ここからは受験に向かってひたすら演習あるのみ。

全教科、昨年の全国47都道府県の受験問題を解いて行きます。

もうすでに過去数年分の問題を、解いてはいますがすでに上位クラスは社会と理科以外の全教科、中学生の学習過程は終わっています。

ここからは如何に問題を解く数を増やすかです。

麻布学院に来る生徒のほとんどが公立高校を志望しています。

公立の受験問題は、一番難しいであろう数学であっても私立高校のような超難解な問題はありません。

あったとして、ほとんどの受験生がその問題を時間内に解くのは難しく出来ています。

ですから一番大切なことは、出来る問題と時間内には難しい問題の見極めです。

それを自分の学校評定と照らし合わせながら、どこまでの問題に挑むべきかの判断を養うことです。

当たり前に評定の低い生徒は難しい問題にも果敢に挑むべきですし、評定が高い生徒は見直しでとれる問題を確実にとる姿勢が合格への近道です。

世の中には、仙台一高で下位になるよりも仙台二華や仙台南で上位のほうが良いということを言う受験関係者がいますがそれは詭弁です。

仙台一高で下位になる生徒が仙台二華に行って、中学から在籍する生徒たちに対抗できるわけがありません。

仙台一高と仙台南では周囲の環境が違います。

私立の指定校推薦枠も全く違います。

仙台一高では、明治大学や法政大学の指定校推薦を誰もとらないということすらあります。

仙台一高の150~200位でもこれらの大学の指定校推薦をもらえるチャンスはあるのです。

それが仙台南では上位で争うことになります。

枠の数も違います。

将来を考えれば、上位校に合格することが成功への近道です。

それに、生徒の限界を中学のうちにたかだか塾講師が判断するのはおこがましいことです。

麻布学院から、評定3.0丁度で仙台一高に進学した生徒は、確かに高校で苦労したかもしれませんが大学は中央大学です。

冬まで模試で340点台だった生徒も仙台一高に進学しましたが、医学部に進学しました。

中学生のうちに勉強する癖付けさえしていれば、生徒は成長します。

我々塾の人間は、少なくとも言われた高校に合格させて仕事をしたことになります。

麻布学院は少なくともそういった考えです。

 

塾ぐらい基準が曖昧な仕事はありません。

仙台一高や仙台三高に入りたいと入塾段階で本人や保護者から言われて入塾させておいて、仙台南や向山に合格させて良しとするのはナンセンスなことです。

例えるなら、レクサスの上位クラスを注文したら中身は同じトヨタ製なんだからと同じ値段でトヨタのクラウンが届いたようなもの。

仙台牛の最高ランク使用と書いてある店で高い値段を出したらアメリカ産の最高牛が出てくるようなものです。

それで文句を言ったら

「貴方にはこのぐらいが丁度良い。」と言われれば黙っているお客さんなどいないでしょう。

皆さんはそれを黙って

「はいそうですか」と受け入れますか?

 

私は教育業界とは無縁な一般企業出身ですので、結果にはこだわります。

今年の受験でも、宮城高専と言われた生徒を仙台二高に送り出しました。

仙台三高といわれていた生徒を仙台一高に送り出しました。

仙台工業といわれていた生徒を多賀城高校へ。

三桜・多賀城といわれていた生徒を仙台南へ。

ランクをアップさせるならまだしも、ランクダウンさせることは是としません。

そんなことを一般企業でやっていればクレームの山です。

最後の最後に全員が涙を飲んでランクを1つ下げるのは仕方が無いことですが、そこまでもっていけない自分の罪は恥じ入るべきです。

 

この業界に入って最初に驚いたことは、保護者が我々の言葉に疑問を持ってくれないことでした。

これではいくらでも都合よい理屈をつけることができる。

本当に驚きました。

ですから麻布学院は、言われたことを忠実に結果と数字で示す塾を目指しました。

結果はホームページにあるように40%を仙台一高・仙台二高。

約60%をナンバースクール又は関東私立に合格させています。

私立入試では90%の生徒がどこかの高校では特待生を獲得して合格するか、あえて東北学院か宮城学院アドバンスト、ウルスラtype1を選択し合格しています。

塾生の90%が特待生・東北学院・宮城学院アドバンスト・ウルスラtype1に合格しました。

今まで数々の生徒が東北学院を受験しましたが不合格になった生徒はサッカーでもしかしたらという受験をした1名のみです。

ウルスラtype1に進学した生徒は全て特待生合格です。

 

入塾時に想像もしていなかった未来、または思い描いていた未来に近付くお手伝いをしてこそ塾であると私は思います。

生徒の努力する姿勢は自然と麻布学院にいれば養われます。

そのために厳しく授業をおこないますし、塾全体が努力する人間の集まりだからです。

そのための毎日授業です。

最低毎日90分は勉強をしています。これは中学生の平均勉強時間を越えるか並ぶ時間です。

それプラス自習も積極的に生徒はしているので当たり前に勉強をする環境になって行きます。

生徒は努力してくれます。保護者も信頼してくれています。

受験結果が出なければ全てはデータ管理をしている私の責任です。

 

その覚悟なしに塾の経営などしてはなりません。

覚悟がなければ疑問をもたれない現実に甘えて、何人もの生徒の未来を消してしまいかねません。

 

麻布学院は過去14年間の受験結果、過去2年の受験結果、模試の点数と順位、定期テスト上位者順位と実力テスト順位、模試の平均点の全てを公表しています。

ここまで全てを公表する塾は珍しいと思います。

しかし、一般大手企業では業績を公表することが当たり前です。

それに対して投資家は投資してくださるのですから、数字に間違いがあったり隠すことは赦されません。

個人塾の場合はこれに該当しないかもしれません。

ですが私は全てを知ってもらってからお問い合わせをいただきたいのです。

麻布学院に何を期待してもらって連絡を下さるのか明確に知っておきたいのです。

 

麻布学院は、最初の約束を忠実に目指します。

その結果が今の数字と結果です。

まだまだ私の力足りずです。

さらに精進して、塾開設からの姿勢は変えず、数字と結果で勝負する塾でありたいと思います。

 

麻布学院が目指すは数字と結果あるのみ。

それが麻布学院の考えです。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年9月17日