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受験の平均点について。

 

今年の後期選抜の平均点が発表となりました。

平均点が283.7点。

予想よりも、低い点数です。

一見、そんなものかと思いがちですが、この点数には、今までと全く違う事情が隠れています。

昨年度の平均点は283.0点でした。

0.7点上がっただけと思われるでしょう。

しかし、受験の結果を知る者であれば、不可思議な疑問が浮かび上がります。

それは、例年、410点台で評定平均4.6ぐらいの生徒が合格していた仙台一高が、今年は420点台でも不合格の生徒が多数いたことです。

今年は、倍率も落ち着いていましたし、例年410点台で合格していたのは、麻布学院の過去の合格者の受験点数で明らかです。

受験の平均点が300点を上回った年でさえ、410点台の生徒が合格しています。

その年に不合格となった生徒は、400点台の点数でした。

 

それが今年は、420点台で不合格者が出ていて、410点台の場合、合格者は仙台一高では皆無でした。

仙台二高も、昨年は、評定3.9の生徒が440点台、評定合計点160点の生徒が420点台で合格しています。

しかし今年は、評定170点台で受験の点数が440点弱の生徒が不合格となっています。

仙台一高と仙台二高を受験した麻布学院の生徒は、合格者と不合格になった生徒の全てが418点~450点台の点数に固まりました。

昨年であれば、全員合格であった点数で、不合格が出てしまったことを鑑みれば、受験の平均点とは全く違う何かがあったという事です。

宮城一高に合格した生徒達の平均点も430点を超えています。

例年、仙台一高は採点基準が厳しく、他の学校と比較すると、受験の点数が低くなるのが通常です。

ですから、宮城一高を受験した生徒の点数が仙台一高を受験した生徒達よりも高くなる場合は多々あります。

しかし、どの年においても、仙台一高で410点台後半の生徒が不合格となったケースはこの数年ありませんでした。

一番不可思議なことは、受験の獲得点数430点弱の生徒が二華高校に不合格となったことです。

比率6:4で計算すると、点数と評定が圧縮されて約310点がこの生徒の得点となるのです。

確かに評定は低いのですが、この生徒が不合格となったということは、評定175の生徒がこの点数を上回るには評定を4割に圧縮して70点、受験の点数が400点で6割のに圧縮すれば240点。

合計点数がちょうど310点で並びます。

つまり、今回の二華高校の受験の場合、合格ラインが評定175で受験点数が400点の生徒であっても、不合格者が出ている可能性が高いということです。

不合格とならずとも、麻布学院で430点弱を受験でとった生徒が不合格となっているので、それと同じラインの、評定175、点数400の生徒は相関表でいう、第二段階の2割部分に入っているということです。

つまりは、ギリギリで合格しているということ。

倍率が今年は高かったといえ、現在の二華高校の合格ギリギリの点数が、県平均283.7点の受験問題で400点になるとは考えにくいのです。

結論は2つ。

1つは、数学以外の4教科が上位校受験者にとって、難しい問題が少なく、上位校受験者の平均点は高いという予想です。

数学も、訓練された生徒にとって、75点から85点まではとれる内容でしたから、4教科87点平均で数学が75点だと仮定して、423点。

440点弱で二高不合格になった生徒や、420点台で仙台一高を不合格になった生徒がいることを考えれば、この423点では上位2校に合格するのが難しかったということになります。

少なくとも相関表の第二段階に入ってしまったということです。

例年よりも、上位層にとって簡単であったと結論が出てしまいます

 

ですから1つの結論は、上位層にとって差はつかないが、中堅高校を受験した生徒にとっては差が開くような内容だったのだと思います。

最近、新みやぎ模試は簡単だとよく言われますが、麻布学院の生徒の点数が高い時も、県内平均は270~280ぐらいだったりします。

新みやぎ模試の内部資料を見れば、仙台二高や仙台一高を第一志望にしている生徒の平均点は高いが、その他の学校を第一志望にしている生徒の平均点は低いということが見て取れます。

今年の受験は、まさにそれだったのではないでしょうか。

 

もう1つの要因は、宮城県内で地域の学力差が大きく開いているということでしょう。

近年、二華中や青陵中の影響で、小学生から進学系の塾に通う児童が増加傾向です。

しかしそれは、仙台市内の児童が圧倒的多数です。

結果として二華中や青陵中に不合格となったとしても、小学生から受験教育を受けた児童とそうでない児童の学力差は大きなものだと思います。

このような事情も1つの要因となり、仙台市内の中学生と、それ以外の地域の中学生の学力差が、年々大きくなっているということが容易に想像できます。

 

以上のような2つの要因から、上位校受験者にとって、極端に簡単であった受験問題の県内平均点が大きく上がらなかった要因だと思います。

 

これらのことを考えれば、宮城県が導入していた、A問題とB問題のような、受験校によって難易度が違う入試制度を復活させるようなことがないと、見た目の県内平均点と難易度が違う状態は続くと思います。

 

以上が私が考察する宮城県後期選抜の平均点についてです。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年4月19日

 

中3生の問い合わせが3件。

 

現在、中3生の問い合わせが3件あります。

1名は、卒業生の兄弟ですから、入塾する場合は優先します。

もう1件も、紹介ですので入塾希望の場合は、体験授業の後で入塾してもらえるならば、その運びとなるでしょう。

中3生は、3件とも入塾となった場合、定員に達します。

1件は遠方からの問い合わせで、塾の資料を明日発送させてもらいます。

麻布学院の考え方としては、遠方の入塾希望の場合、夏以降16:30~21:00までの授業時間になりますので、移動時間や移動手段の手間がかかるということで、成績に関わらず再考してもらうようにしています。

 

中学生の場合は次の中学校から生徒が通っています。

(多い順)

宮城野中学校、上杉山中学校、東華中学校、五城中学校、南小泉中学校、附属中学校、東仙台中学校、五橋中学校、青陵中学校、田子中学校、岩切中学校。

昨年は、沖野中学校の生徒も通っていました。

青陵中学校の場合、21:00~22:30の時間帯になりますので、送迎をお願いしています。

岩切や田子が限界な気がします。

過去にも、吉成や松島、明石台からのお問い合わせに再考をお願いいたしました。

移動距離を考えれば、その通塾時間で、ご自宅近くの塾に通った方が、自習などの勉強時間を確保できると思うからです。

どこの地域にも、必ず良い塾は存在しています。

遠くからのお問い合わせで、面談に至った場合、その地域で私が思う1番ニーズに応えられる塾を紹介するようにしています。

 

麻布学院は、毎日塾がある特殊な塾です。

最初は通えると判断しても、冬などは遠い距離が負担になると思います。

塾の生徒も圧倒的に宮城野中の生徒が多く、南小泉中や五城中、上杉山中、東仙台中が増えはしましたが、宮城野中以外だと上杉山中の6人が最高です。

同じ学校の生徒が誰もいないというのも、心細いと思います。

 

そういった負担を考えてもらい、どうしてもという場合のみ体験授業を1週間おこなった上で入塾してもらえると幸いです。

 

ちなみに、中3生は定員まで後2~3名。

中2生は1名~2名。

中1生はあと5名です。

小学生は随時募集しております。

特に中2生の場合は、定員にすぐ達すると思いますので、入塾希望の方はお早めにご連絡ください。

中3生は、現在の問い合わせの3件が入塾になった場合、定員となります。ご了承ください。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年4月18日

ブログに書けること。

 

麻布学院は、ホームページやブログに、生徒の画像を絶対に掲載しません。

塾内の画像も掲載出来ません。

何故なら、画像を掲載する場合、今の世の中では何があるかわかりません。

麻布学院のホームページやブログに、生徒の画像は一切ありません。

本来は、授業風景などの画像を掲載することが、ブログを閲覧している方々にとって親切なのかもしれませんが、申し訳ありません。

次に、教室などの画像も掲載できません。

何故なら、麻布学院の教室の壁一面に、新みやぎ模試や宮城ぜんけん模試の成績上位者が貼ってあるからです。

新みやぎ模試の場合、県内100位以内、宮城ぜんけん模試の場合、県内10位以内に入った生徒達の名前が貼ってあります。

受験生の部屋と呼ばれる、麻布学院の2階奥の部屋には、今まで公立高校に合格した生徒達の学校名と名前が貼ってあります。

どの角度から写そうとしても、絶対にそれらの掲示物を避けることが出来ません。

 

ブログを書き始めてから私も、他塾のホームページやブログを見るようになったのですが、それぞれ工夫がされていて、画像なども掲載されているのを見かけます。

いつも、画像があった方が親切だなと思いながらも、麻布学院と私の性格上、文字だけのブログになってしまいます。

 

どうやって生徒が合格したかの逸話を掲載することはありますが、合格に至るまでのデータを掲載することもしていません。

麻布学院の成績向上の秘密が、徹底したデータ管理と圧倒的な授業量なので、データの解析や分析は、麻布学院にとって生命線です。

模試で200点台中盤から入塾し、仙台一高などに合格した生徒のデータなどや、評定3.2や3.9で仙台一高や仙台二高に合格した生徒達のデータを掲載すれば、麻布学院に通う生徒だけではなく、このブログを閲覧している受験生や保護者の方に有益な情報となるのですが、それは出来ません。

東大理Ⅲに進学した生徒や、お茶の水、東北大学、自治医大、大阪大などに進学した卒業生たちの中学時代のデータなども、見る方の参考になるのも理解はしているのですが、掲載できずにいます。

麻布学院は、個人塾であり、生徒数が大手塾と比較すればかなり少ないです。比較対象にするのもおこがましい人数です。

その代り、少ない生徒数の1人1人に徹底したデータ管理をしているので、過去の生徒達が残してくれたデータは全て処分せず保管しています。

毎年、多人数が入塾してくる塾ではありませんから、過去の生徒がどのようにして学力を上げたり、塾でどう過ごしたり、学校ではどうだったり、私と生徒の会話なども事細かに記録しています。

ブログに掲載できるのは、会話や生活などの逸話の部分のみです。

 

入塾面談や入塾後の定期面談では、データ部分も用意できる物は用意してお見せするのですが、ブログのような誰もが閲覧できるツールに掲載することは出来ません。

 

せっかく見てもらえる人がいるのだから、何か役に立てることをと毎回思うのですが、画像も載せられないので楽しい雰囲気にはならないですし、元々魅力的な文章を書ける人間ではないので、会話形式のような文章も書けません。

ですから、麻布学院は、生徒の逸話と成績の数字、合格の実績にこだわって真実をブログに書いています。

 

このブログは、私個人ではなく、麻布学院という塾の名のもとに書いているブログなので、私自身のことを書くのは、少し違う気がしますし。

 

生徒の逸話や模試の数字、受験についてが中心となるので、面白くもなく役に立たないブログと思われるかもしれませんが、出来るだけ毎日更新はしたいと思います。

 

本来は画像やデータがあるのが当たり前なんでしょうね・・・

他の方が書いているブログを見ると毎回思います。

生徒の合格体験談なども、私が照れてしまいそうなので無理だと思います。

融通がきかない性格ですみません。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年4月17日

昨日は・・・

 

昨日は早速、新中1生と新中2生、そして新中3生の仙台一高と仙台二高を志望校とする生徒たちを集めて、連立方程式、1次関数、図形の角度で勝負しました。

中3生にとっては、もう履修済みの問題。

しかも、受験問題となれば、当たり前に有利です。

新中2生や新中1生にとって、まだまだ学んでいない範囲。

解くのすら厳しい問題で、スピード勝負では中3生に勝てないのが常識です。

しかし、麻布学院で下剋上は当たり前。

進んで自習に来たり、塾終了後に残って勉強をしている生徒達には、どんどん先の範囲を教えています。

 

昨日の結果です。

1位 中3生の塾内トップの生徒

2位 中3生

3位 中2生

4位 中3生

5位 中1生

6位 中2生

7位 中3生

8位 中2生の塾内トップの生徒

9位 中3生

10位 中3生

 

以上のような結果になりました。

中3生と中2生で、仙台一高と仙台二高を志望する生徒は全員参加しています。

しかし、中1生に関して言えば、選ばれた3人のみ。

3人全員が連立方程式と1次関数を解き、中3生や中2生を追い詰めました。

しかも、3位に新中2生、なんと5位に新中1生が入りました。

 

新中1生に負けた生徒のほとんどが、悔し泣きをしながら問題に挑んでいました。

塾内での下剋上は、とても素晴らしい効果を発揮します。

下級生は自信にをつけ、上級生は危機感を持つ。

 

麻布学院では、毎日が競争です。

勝てば笑い、負ければ泣く。

それが麻布学院の日常です。

 

こんな小さな塾から、毎年、仙台二高と仙台一高の合格者を出し、生徒の8割以上が私立受験では特待生合格を果たし、卒業後の大学進学者数1位は東北大学。

中学1年生から常に競争と勝負慣れをしている。

それが麻布学院の生徒達です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年4月15日

 

麻布学院で驚かれること。

 

麻布学院に、他塾から生徒が編入して来ると必ず驚かれる事があります。

その光景とは、問題を解けずに悔し泣きをしてしまう生徒がいる風景です。

麻布学院の生徒達は常に鍛えられています。

中1生であろうと中2生であろうと、日常的に高校入試問題へのチャレンジを導入しています。

関数や連立方程式、平方根や三平方の定理、円周角の定理や相似と合同など、質問をされればいくらでも教育課程を超えて教えるようにしています。

自習時間や授業が終わった後、生徒達はいくつかのグループに分かれて楽しみながら受験問題に挑んでいます。

そんな訳で、1次関数や図形の合同をすでに習ったはずの中3生が、中1生に負けるということもあります。

そういった学年を超えた争いが多々あるので、上級学年の生徒下級生に圧倒的な負け方をした場合、悔し泣きをする生徒がたくさんいます。

定期的に、下の学年と上の学年を競わせる授業が行われることで、学年間での意地とプライドがぶつかります。

下級生も本気で勝ちにいっているので、最初は小さかった受験問題を自習時間に学ぶグループが、次第に1人増え、2人増え。

どんどん上級生たちを追い詰める下級生が増員するのです。

 

上級生も黙ってはいません。

新中2生や新中3生の多くは、授業前に自習に来て、受験問題に取り組んでいます。

下級生に仲間の1人でも負けてしまえば、その学年全体の負けに等しいですから、学年全体のためにも負けることが出来ません。

 

一昨年、中2生のトップの生徒に中3生全員が負ける出来事がありました。

その時は、中3生全員が泣き、夜の10:30まで誰一人身動きも出来ない状態でした。

そこから中3生は、本当の意味で受験問題に真剣に取り組み、新みやぎ模試で県内1位を3人獲得した上で、再度、2年生のトップと勝負しましました。

結果は中3生の圧勝。

今度は、2年生のトップが泣かされることになりました。

この争いの中にいた、ほとんどの生徒達が、今は仙台二高と仙台一高に通っています。

上級生には危機感を、下級生には向上心を。

麻布学院では常に緊張感のある授業をしています。

 

全く授業中に私語はありません。

講師達の声以外、生徒が質問する声か、質問に答える声のみです。

当たり前の事のように思えるかもしれませんが、どこの塾から来た生徒でも一様に驚くことを考えれば、他塾では多少なりとも私語があるのでしょう。

中には授業にならないレベルで私語が多い塾もあるようです。

麻布学院には一切の私語がありません。

塾長2名体制で塾を運営していますので、2人のうち必ずどちらかは全体の授業を監督するために見回っています。

ですから、万に1つも私語が生まれる余地はありません。

 

常に緊張感がある授業を真剣に。

麻布学院の生徒達が身を置く授業風景です。

生徒達は、学年をとわず、切磋琢磨しながら成長をしています。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年4月14日

昨日は席順を決めるテストでした。

 

昨日は、新中1生の席順を決めるテストでした。

麻布学院の席順は、テスト結果によって毎回変わります。

つまり、前列の向かって右側から順に1位2位と座っていく訳です。

他塾のように、入塾した順とか、好きな者同士が隣り合うなどの慣れあいは一切ありません。

常に席順も競争です。

本来は、みやぎ模試の結果で席順を決めるのですが、昨日は全国系の模試で席を決めました。

前列に座った生徒は、やはり100~95点。

麻布学院の1列目は、新みやぎ模試で460点以上を獲得しなければ無理です。

上位3番目の席を狙うのであれば、新みやぎ模試で480点を超えなければ不可能です。

例外は、今年の新中3生ですが、これから鍛えに鍛えて、麻布学院の通常レベルまで引き上げるつもりです。

新中3生には、これから覚悟をしてもらわないといけません。

仙台二高や仙台一高を志望校として口に出すのであれば、それに見合う努力と結果を残すべきですから。

仙台二高と仙台一高を目標とする生徒の成績を、これから450点まで引き上げます。

 

現在、新中2生の意識改革を実行中。

かなり、新2年生全体に浸透し始めましたので、乗り遅れた生徒達を個々に引き上げる余裕が出来ました。

新1年生も、授業前にほとんどの生徒が自習に来ていましたし、意識はかなり高いです。

新1年生、新2年生ともに良い環境の整備が出来ました。

後は、新中3生全体と新2年生の1部の生徒に集中します。

 

毎年この時期は、受験が終わったばかりで気が緩み、体調に異変があるのですが、今年は気合いが入りまくりです。

きちんと新中3生も育てながら、新中2生、新中1生の受験で麻布学院の黄金世代を作ります。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年4月13日

入塾を拒否する部活はないです。

 

麻布学院について、まことしやかに囁かれている噂。

吹奏楽部は入塾を拒否される。

これは嘘です。

現に、今年の受験生でも吹奏楽部の生徒は在籍していましたし、今現在も数名在籍しています。

過去には、吹奏楽部から仙台一高合格の生徒もいました。

部活によって入塾を拒否することはありません。

1週間の体験授業をした上で、部活と学業の両立が出来ると生徒が思うのならば、大丈夫です。

 

ただ、入試目の前の1月や2月になってからの中3生ならば、お断りする可能性はあります。

特に今年は、新中2生が30名を超える勢いで、新中1生も今の段階で20名を超えています。

新中3生も20名は超えているので、1月や2月入塾希望の受験生には対応が出来ないと思います。

吹奏楽部の場合、12月ぐらいまで部活があると思いますので、それが終わってからという場合のみ対応が出来ません。

 

麻布学院の現状は、人数が過去最大に迫る勢いです。

中学1年生以外は、余程、麻布学院でなければならないという生徒さんのみ対応させてもらっています。

小学生は、どんどん募集していますが、小学6年生も10名を超え、この地域にもやっと、小学生に受験塾は必要といった認識も芽生えて来た気がします。

有難い事に小学生の数が急増しています。

来年と再来年は、人数的な問題で、中3生から入塾という形の生徒さんを受け入れることが難しくなるかもしれません。

 

部活で入塾を判断はしません。

しかし、物理的な座席数でお断りしなければならない場合があるということです。

 

新中1生は、まだ募集をします。最大5名は対応可能です。

新中2生につきましては、塾生の兄弟姉妹または、ある程度の学力がある生徒さんに限り、最大1~2名。

新中3生も新中2生と同じ条件で、最大2名。

小学生は、随時募集。

 

部活の問題ではなく、物理的な問題がありますので、入塾希望の生徒さんは、お早めにご連絡下さい。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年4月12日

自分の可能性を諦めない。

 

先日、卒業生が挨拶に来てくれました。

彼は、高校受験でトップ校を受験しましたが、悔しい結果になり、東北高校の創進へS特待で入学しました。

しかし、彼は麻布学院の卒業生です。

入学時の学力も高く、努力をすることが当たり前の中学生活を送っていたので、高校3年間も努力を維持し、高校では常に上位、その努力が実り、埼玉大学に進学しました。

麻布学院の生徒は、私立高校で特待生合格を勝ち取り、公立受験で第一志望の高校を受験するのが一般的です。

大抵の生徒が仙台一高や仙台二高などのナンバースクールを受験するため、涙を飲む生徒もいます。

しかし、ほとんど全員が努力をしている生徒ばかりです。

私立高校に進学しても、大学受験で結果を残す生徒がたくさんいます。

例えば、東北学院から東北大学、ウルスラから東北大学、仙台育英特進から東北大学、早稲田、MARCHI、東北高校創進から埼玉大学、MARCH、私立高校に進学した生徒達も、麻布学院の生徒達はきちんと活躍しています。

 

塾生全員が、公立高校合格へ向けて、努力することが当たり前の環境に身を置いていますから、高校に進学してからも身に着けた経験を活かし、大学受験で結果を出せる生徒が多いのです。

大学進学だけではなく、看護学校を中学生から目標にしていた生徒は、100%その道に進学しています。

 

今年、公立受験で涙を飲んだ生徒達も、仙台育英東大選抜、東北学院、ウルスラtype1など、私立高校の上位校に進学しました。

その生徒達の多くが、合格発表の次の日から高校生活の準備を万全にしてきました。

今の時間、仙台育英東大選抜の生徒達が自習に来ています。

日曜日は、東北学院に進学した生徒達が遅くまで勉強していました。

この努力を続けている限り、過去の先輩たちと同じく、大学受験で成功してくれると思います。

 

麻布学院は、まだ13年の歴史しかありません。

生徒数も1学年、平均20名程度の小さな塾です。

その歴史の中で、仙台二高と仙台一高に104名の生徒を送り出しました。

仙台一高では主席合格3名。宮城一高では主席合格1名。

私立の仙台育英やウルスラ、東北学院や聖和、東北高校の受験首席合格は、過去複数輩出しています。

麻布学院から仙台工業などの高校に進学する生徒はあまりいませんが、それでも過去に校内1位の生徒を2名輩出しています。

慶応女子などの関東私立高校や九州私立に進学した生徒もたくさんいます。

公立高校、私立高校に関わらず、大学受験では成功している生徒が多数います。

 

麻布学院卒業生の進学先(把握できている卒業生進学先から抜粋)

東京大学理Ⅲ、東京大学、東京工業大学、東北大学、北海道大学、大阪大学、お茶の水大学、自治医大、信州大学医学部、岩手県立医大、防衛大学、千葉大学、東京外語大学、東京学芸大学、横浜国立大学、埼玉大学、筑波大学、宇都宮大学、首都大学、岩手大学、山形大学、秋田大学、弘前大学、会津大学、福島大学、新潟大学、宮城大学、宮城教育大学など

東京女子医大、東北医科薬科大学、北里大学、東京医科歯科大学、早稲田大学、慶応大学、明治大学、青山学院大学、中央大学、立教大学、同志社大学、法政大学、立命館大学、上智大学、津田塾、学習院大学、東京農業大学、日本大学、東北学院大学など

看護系受験者100%合格

 

この小さな塾出身の生徒達が、名だたる大学に進学しています。

宮城野区の1教室しかない個人塾の生徒達、入塾時にはほとんど全員が普通の子供でした。

普通の生徒達が、努力する環境に身を置き、必死に公立高校受験に挑み、努力することを身に着けた結果が上記の大学進学に結びつきました。

 

麻布学院に入塾した生徒達のほとんどが、努力する人間に変わります。

入塾して、すぐに変化することで大抵の保護者が驚きます。

先輩や同学年のライバルたちが懸命に努力する姿を見て、努力できる喜びを知るからです。

 

自分の駄目な部分を一番知っているのは自分自身です。

しかし、自分が駄目だと知っていても、努力することが出来ないのが人間です。

「やらなければ」と思っても、駄目な自分を知れば知るほどに、自分を諦めてしまいます。

「どうせ、また同じ結果になる」と。

 

しかし、麻布学院に来た瞬間から大抵の生徒が自分を諦めなくなります。

努力することが当たり前の生徒に囲まれ、学校では普通の友人や先輩が、塾では出来ない事に涙を流し、早くから自習に励み、授業中私語が全くなく、授業が終われば自宅学習用の教材を用意して、我先に講師をつかまえて積極的に質問をする。

そんな麻布学院では当たり前の姿を目にした時、努力することは恥ずかしいことじゃなく、誰もが出来る事なのだと学びます。

 

評定3.0や3.2、4.0で仙台一高に合格した先輩や、評定3.9や4.2で仙台二高に合格した先輩たちを目にして、自分の可能性を信じるようになります。

新みやぎ模試や宮城ぜんけん模試の県内1位の先輩達を目の前で見る事が出来ます。

校内実力テストで1位の先輩も、定期テスト1位の先輩も目の前にいます。

実力テスト10位以内の先輩が毎年6人~8人が目の前にいます。

学校では余裕な雰囲気の先輩や同級生が、影で必死で努力する姿を見ること出来ます。

そんな光景を目にした時に、生徒達は自然と努力する人間に変わっていきます。

大抵の生徒が、自分を諦めない人間に変わります。

自分の可能性を信じるようになってくれます。

1度身に着いたその努力する姿勢と自分を諦めない気持ちが、塾を卒業し、高校に進学した後も大学受験まで継続するのです。

 

麻布学院は、合格率100%の塾ではありません。

しかし、第一志望の高校を受験する学力は100%身に付きます。

そして100%の生徒が第一志望の公立高校を受験します。

努力する先輩や仲間を見て、努力する自分に変わり、自分を諦めることをしなくなるからです。

結果、第一志望の公立高校に進学し大学受験で結果を残した生徒達もいます。

公立高校受験で涙した生徒達もいます。

しかし、仙台育英東大選抜やウルスラtype1、東北学院や東北高校創進などの進学先からきちんと大学受験まで努力をし、結果を出している生徒達もたくさんいます。

 

麻布学院に、努力する人間を馬鹿にする生徒は誰もいません。

逆に努力しない人間は、麻布学院の生徒に受け入れられません。

そして、入塾した生徒のほとんどが、自分を諦める事がなくなります。

自分を諦めないで生きていける空間に身を置けることは、その後の人生で大切な経験になると思います。

 

その結果がどうなるのかを、麻布学院の卒業生たちが示してくれています。

嘘も誇張も何もありません。

宮城野区の小さな個人塾から巣立った生徒達が自分を諦めずに頑張りぬいた軌跡です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年4月11日

 

勉強の全国大会。

 

最近、近隣中学では、部活時間が増加傾向です。

正直、自習時間も確保できず、土日は試合、夜練で塾も休みがちになる部活もあります。

麻布学院のほとんどの生徒が運動部系に所属しているので、部活が活発になるのと同時に、成績を大きく落とした生徒が出て来ました。

この時期は仕方がない部分もありますが、あまり部活偏重になると後が大変です。

常に学業成績にも気持ちを入れておくべきだと思います。

部活の成績にこだわるのと同じく、模試の結果や学力テストの結果にも同じぐらいこだわらなければなりません。

 

世の中には、文武両道を評価する人がたくさんいます。

それを生徒全員が出来るのならば素晴らしいと思います。

今年、麻布学院で仙台一高と仙台二高に進学した生徒は、剣道全国大会出場した生徒と、ラグビー東日本大会出場の生徒がいました。

昨年も、シニア野球で全国大会出場した生徒が仙台二高に進学しました。

しかし彼らは、常に仙台二高や仙台一高に合格することに照準を合わせ、その上で部活やクラブチームでの活動も大切だと考えていました。

部活と受験勉強の切り替えが上手く出来る生徒達だったから、結果、文武両道になれたのです。

 

どの学校にも、何人か部活で活躍し、受験においても上位校に合格した生徒がいると思います。

中には、塾にも全く通わず学校の授業のみで仙台一高や仙台二高などに合格する生徒もいたでしょう。

しかし、それは何百人の生徒の中の1人であり、その他の生徒達の結果も考えなければなりません。

部活に全身全霊をかけ、切り替えが出来ないまま、高校入試で全く力が出せなかった生徒が、その数十倍いると思います。

たった1人の事例にあげて、それが普通に出来ることだと論ずるのはおかしいことです。

 

塾に通っていなかったから凄いと言うのであれば、東京大学の学生や東北大学の学生の大多数が凄くはないという論理になってしまいます。

何故なら、彼らのほとんどが、小学生から塾に通い、高校では予備校に通った経験があるはずだからです。

 

麻布学院の考え方と、部活に対する指導者の目標は同じです。

宮城県大会、東北大会、全国大会を視野に入れた指導を行うことが目標です。

受験において、宮城県大会に相当するのが高校受験です。

大学受験は、東北大会や全国大会に相当します。

小学生や中学生のうちから、全国大会に相当する大学受験を視野に入れて指導しています。

宮城県の常識でいうと塾が毎日あるという麻布学院の日常が勉強しすぎとなるかもしれません。

しかし、東京などの首都圏では当たり前の光景です。

強い部活の指導者が、休日部活や夜練習、朝練習を導入するのと同じで、麻布学院は常に大学受験で首都圏の人間に勝てるよう、毎日授業という形式をとっています。

 

麻布学院の卒業生の進学先第一位は東北大学。

東大理Ⅲや自治医大、信州大学医学部など医大に進学した生徒も多数います。

早稲田慶応はもちろんのこと、MARCHに進学した生徒は数え切れません。

今年の大学受験では、麻布学院の卒業生が大阪大学、東北大学、信州大学医学部、お茶の水大学、東京学芸大学、東京外国語大学、防衛大学、青山学院大学、法政大学などの大学に合格しています。

大学受験だけではなく、高校生活においても、仙台一高や仙台二高の10位以内で頑張っている生徒がいます。

 

部活の大会の結果を誇ることは当たり前です。

それは、現時点で目に見える成果だからです。

県大会や東北大会、全国大会に出場した生徒達の中に、麻布学院の生徒も多数いました。

それは私も嬉しいことだと思っています。

 

それと同じで、新みやぎ模試で県内1位が3人もいて、その生徒全員が仙台二高に合格したことも同等に誇るべきだと思います。

体力を削りながら夜遅くまで勉強をし、部活を最後までやりぬき、部活終了時から受験に集中して、高校受験で成果を上げ、高校3年間も努力し、大学受験、そして就職で成功した生徒達も誇りに思うべきだと断言できます。

部活に全国大会があるとすれば、大学受験や就職は勉強の成果を見せる全国大会です。

どの中学校も勉強の分野では、毎年何人も全国レベルの生徒を輩出しているのです。

今まさに目の前にいる生徒達が、将来の東京大学理Ⅲ、大阪大学、東北大学、お茶の水大学、信州大医学部、東京学芸大学、東京外語大学などに合格する素質を持ち、そのための努力が出来る、部活で言えば全国レベルのプレーヤーと同じ存在だと思って指導するべきです。

 

部活が活発になることは、特に私は悪いと思いません。

生徒に切り替えの大切さを教え、それを生徒が理解してくれれば、何とかなる場合が多いからです。

部活に力を入れていても、部活動が終了した時点で、受験に頭を切り替えることが出来れば間に合います。

 

人間は、一生を部活動で終えることが出来ません。

必ずいつかは受験の日が来ます。

例えその受験を部活動の成績で乗り切ったとしても、それが次の大学受験につながる生徒はごく少数です。

そのごく少数の生徒も、それが就職にまで結びつけられる者は、1つの中学校の1学年で数年に1人いるかいないかでしょう。

しかし、学業の分野は違います。

将来、全国区に名乗りを上げる素質と、そのための努力を継続できる生徒達が、目の前に何人もいるのです。

そして、現実に全国区で戦い、勝利できる生徒がいるのです。

 

全国大会は、決して部活やクラブチームだけの目標ではありません。

受験においても、県大会、全国大会はあるのです。

その大会の名前が、「受験」です。

 

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年4月8日

今日は自習日。

 

中3生が部活を引退するまでの間、日曜日は自習日です。

今日も新中3生が自習に来ています。

麻布学院の生徒達にとって、自習は当たり前の行為です。

特に上位クラスの生徒達は、平日も学校から直接きて、授業がある19:30までは自習をしています。

授業が終了する21:00からは、生徒達それぞれが先生をつかまえて、質問していたり、家で学習するためのテキストを用意したり。

麻布学院の方針として、自習時間や授業終了後に質問されれば、範囲外だろうと高校知識だろうと教えます。

生徒が興味を持った気持ちを大切にしたいからです。

新中1生で、高校受験問題に興味を持って楽しみながら取り組む生徒がいます。

始めは、遊びのように一次関数などを解かせてみて、考えることの楽しさを教えるつもりでしたが、受験問題の楽しさを知り、一次関数、方程式、連立方程式、図形の合同、相似、円周角の定理、三平方の定理と、質問されるままに教えていたら、全て理解し、今の時点で高校入試問題を楽しみながら解いています。

ここ数日、楽しんで挑んでいるものは規則性のようです。

問題を楽しみながら解く生徒は、見ていてこちらも楽しくなります。

自習時間でも、質問されればどんどん教えてあげたくなります。

 

今まで、新みやぎ模試の県内1位を獲得した生徒のほとんどが、問題を楽しんで解けるタイプです。

1年生だからとか、2年生だからと限界を決めずに、どんどん求められるまま受験問題を解かせて、そしてが自分で解いた後、簡単に解ける定理や計算の知識などを教え、今度はその知識を使い、同じ問題を解くことで、数学の定理などを魔法のように感じ、どんどん知りたいという気持ちを育てます。

今の時期は、それが出来るので、自習時間は大切な時間です。

 

新中2生や新中3生で、苦手な範囲がある生徒にとっても、自習時間は大切です。

今の時期は、自習の生徒しかいませんが、きちんと先生を3人~5人用意しています。

ですから、質問することもできますし、全体から遅れ気味の生徒には先生をあてて、授業を入れたりもします。

 

同じぐらいの学力の生徒達が同じ問題を解いて、競い合い楽しんでいるのも自習時間です。

生徒が互いに教え合い、チームのようであり、ライバルのようでもある集団に育って行きます。

それが受験まで続くので、良い刺激をお互いに受けて、集団の中にいる生徒の大半が、ナンバーうクールに合格しています。

 

麻布学院は、いつでも自習スペースを用意しています。

この自習時間を上手く使える生徒が上位校に合格できる生徒です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年4月9日