麻布学院に、他塾から生徒が編入して来ると必ず驚かれる事があります。
その光景とは、問題を解けずに悔し泣きをしてしまう生徒がいる風景です。
麻布学院の生徒達は常に鍛えられています。
中1生であろうと中2生であろうと、日常的に高校入試問題へのチャレンジを導入しています。
関数や連立方程式、平方根や三平方の定理、円周角の定理や相似と合同など、質問をされればいくらでも教育課程を超えて教えるようにしています。
自習時間や授業が終わった後、生徒達はいくつかのグループに分かれて楽しみながら受験問題に挑んでいます。
そんな訳で、1次関数や図形の合同をすでに習ったはずの中3生が、中1生に負けるということもあります。
そういった学年を超えた争いが多々あるので、上級学年の生徒下級生に圧倒的な負け方をした場合、悔し泣きをする生徒がたくさんいます。
定期的に、下の学年と上の学年を競わせる授業が行われることで、学年間での意地とプライドがぶつかります。
下級生も本気で勝ちにいっているので、最初は小さかった受験問題を自習時間に学ぶグループが、次第に1人増え、2人増え。
どんどん上級生たちを追い詰める下級生が増員するのです。
上級生も黙ってはいません。
新中2生や新中3生の多くは、授業前に自習に来て、受験問題に取り組んでいます。
下級生に仲間の1人でも負けてしまえば、その学年全体の負けに等しいですから、学年全体のためにも負けることが出来ません。
一昨年、中2生のトップの生徒に中3生全員が負ける出来事がありました。
その時は、中3生全員が泣き、夜の10:30まで誰一人身動きも出来ない状態でした。
そこから中3生は、本当の意味で受験問題に真剣に取り組み、新みやぎ模試で県内1位を3人獲得した上で、再度、2年生のトップと勝負しましました。
結果は中3生の圧勝。
今度は、2年生のトップが泣かされることになりました。
この争いの中にいた、ほとんどの生徒達が、今は仙台二高と仙台一高に通っています。
上級生には危機感を、下級生には向上心を。
麻布学院では常に緊張感のある授業をしています。
全く授業中に私語はありません。
講師達の声以外、生徒が質問する声か、質問に答える声のみです。
当たり前の事のように思えるかもしれませんが、どこの塾から来た生徒でも一様に驚くことを考えれば、他塾では多少なりとも私語があるのでしょう。
中には授業にならないレベルで私語が多い塾もあるようです。
麻布学院には一切の私語がありません。
塾長2名体制で塾を運営していますので、2人のうち必ずどちらかは全体の授業を監督するために見回っています。
ですから、万に1つも私語が生まれる余地はありません。
常に緊張感がある授業を真剣に。
麻布学院の生徒達が身を置く授業風景です。
生徒達は、学年をとわず、切磋琢磨しながら成長をしています。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年4月14日