先日、ある受験関係者とお会いしました。
その方の主義主張に対して麻布学院が怒り呼び出したと勘違いなされている方から、激励のメールなどを頂くのですが、特段対立している訳ではありません。
麻布学院も、ブログで主義主張を書くこともあります。
それとは違う考えの方がいるのが当たり前。
主義や主張とはそういうものです。
あまりにも激励のようなメールが多いので、真実をお書きしますが、それはお互いに生徒を思い発言したボタンの掛け違いと、少し大げさな表現をされてしまったことが要因です。
対立もしていなければその事はすでに過去のことです。
ある生徒さんがその方の指導をやめて、麻布学院に行きたいと相談したことが発端です。
その方は、麻布学院の厳しさと中3生の夏過ぎであるという時期も考え、保護者に対して麻布学院は厳しい塾ですし、この時期であるから付いていけないと説明する中で
「入塾に際して、麻布学院は生徒に暴力を振るうことを保護者から念書で認めさせている。」と言ってしまったことが始まりです。
その方からすれば、何とか思い留めて良い方向に導きたいという気持ちだったのかもしれません。
しかし、驚いた保護者様より麻布学院に電話があり、事実が判明しました。
麻布学院は当たり前に暴力の念書はとっていませんし、肯定もしておりません。
ですから、確認のお電話を当該関係者にしたところ、謝罪もありましたのでその場で麻布学院が我慢する形をとり、保護者には何も言わないように念をおしました。
しかし、当該関係者は電話を頂いた保護者に麻布学院とのやり取りと、自分の気持ちをぶつけてしまい、保護者様が麻布学院にわざわざ出向いて頂くことになり、逆に塾が巻きこまれたことを謝罪されました。
保護者が謝罪することなど全くありません。謝罪すべきはこちら側です。
この保護者が謝罪することになった顛末について私が感情的になってしまいました。
念書の件は、麻布学院が我慢すれば当該受験関係者、保護者様の全てが丸く収まると考え、怒りを抑えて電話の謝罪で無しとしました。
しかし、保護者にそのやりとりを伝え、怒りをぶつけてしまったことについては約束が違います。
麻布学院は全員が上手く行くように我慢したのに、事をまたあらげる行為は約束に反します。
それでブログでお声がけをし、直接当該受験関係者に来ていただいた次第です。
その場で、深い謝罪もしていただきましたし、今後、そのような発言はしないとのことと、生徒を思うあまりに誇大な表現をしてしまったということをお聞きし、それについても謝罪していただきました。
ですから、麻布学院は当該受験関係者について、対立もしていなければ悪意もありません。
激励のメールを頂いても困ります。
麻布学院の生徒がいる時間帯に、1人で謝罪に来て、私と対面するのは勇気がいることだったと思います。
私はその瞬間にわだかまりも怒りも仕舞うことにしました。
今後もブログなどの内容で、主義主張はぶつかるかもしれません。
しかしそれは健全なことで、対立ではありません。
お互いの信念があるので引けないことは引けませんから。
麻布学院はいつも言っています。
生徒が1人でもいる塾や家庭教師は世の中から必要とされていると。
その気持ちは本心です。
この話は本来、書くことなく心にしまっておこうと思っていましたが、麻布学院が当該受験関係者とあたかも対立し、お互い潰しあっているという間違った見解でメールを頂く方がいるので、ことの顛末をお書きしました。
書いた事実については、麻布学院が謝罪を受け入れた瞬間からもう終わったことです。
わだかまりはありません。
お互い生徒を思う気持ちが違う方向に行ってしまったのだと思うようにして納得したことです。
この受験関係者だけではなく、近隣の塾で麻布学院はテスト結果で暴力をふるうという嘘の情報をわざと流すところもあります。
もう慣れっこです。
ですが保護者を巻き込むのは、お互いの約束に違反していました。
その1点のみで怒っただけです。
麻布学院は主義主張で対立することはあっても、それで他人を呼びつけるような塾ではありません。
許したことを持ち出して、いつまでも言うことはありません。
この話はこれで終わりにして下さい。
以後、この方の件でメールが来ても、返信はしかねます。
終わったことです。
ご了承ください。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年11月11日