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面談もいろいろ。

 

塾の講師というものは、不思議な立ち位置です。

教師とも親とも違い、親戚でも友達でもない。

 

しかし、子供たちにとっては、毎日顔を合わせる、数少ない大人です。

ですから、誰かに相談できないような話を聞く場合が多々あります。

 

その中には、看過できない内容もあるので、私の場合は、すぐに保護者と面談を設定して、共に解決策を考えます。

成績に、関係が無い話だとしても、相談を受けた以上、大人として子供を守る立場であると思うからです。

 

保護者の方から、相談される場合も、やはり面談を設定して考えます。

塾講師は、相談や愚痴を聞いたとして、評定を決めるような立場の学校の先生とは違い、話しやすい立ち位置です。

 

そういった時間の使い方も、塾には必要なものだと思います。

個人塾は、大手塾と違い、その時間を取ろうと思えば、自分が動ける時間を作るだけで可能なんです。

 

そういった、細かいケアが、個人塾のメリットなのかもしれません。

 

素直な生徒、頑固な生徒。

 

麻布学院が、理想とするテスト点数。

定期テスト 450点 模試 450点 実力テスト 450点

上記のように、テストによってバラつきが見られない点数の取り方。

それが470点であれば全て470点で安定させる。

大半の生徒が、このように、全てのテストが同じ点数に安定します。

 

一番多いのが、420~430点の間で安定する生徒。

次に多いのが、390~420点の間で安定する生徒。

そして上位クラスは、450~480点の間で安定しています。

 

今、最優先で取り組んでいるのが、420~430点の間で安定している生徒を、450点台に引き上げること。

ですから、これに該当する生徒には、勉強の仕方、向上心など、徹底的に叩き込んでいます。

 

しかしながら、これが本当に難しいのです。

毎年、この数値の生徒を引き上げようと努力をするのですが、大変な時間と根気が必要になります。

それは何故か?

420~430点の数値内に該当する生徒は、今まで、努力をして、上位を追いかけて来た生徒が大半。

真面目で、努力をするタイプ。

一見、指導は楽に見えるのですが、努力をしてきた生徒たちだからこそ、変えてあげることが難しいのです。

 

次の段階にいくには、今までのやり方を変えなければならないということを説明しても、理解してくれません。

300点前半で、入塾した生徒が、安定して420点を取るためには、コツコツと、基礎を学ぶ必要があります。

ですから、真面目な彼らは、コツコツと勉強することが、点を上げることだと思っています。

それは、全く間違いではありません。

 

しかし、彼らは、コツコツと努力をするタイプなばかりに、450点の壁をこえられないのです。

問題を解くための、努力に固執するあまり、時間の配分が出来ない。

発想力が試されるような、図形や社会の資料問題などに、対応できない。

そして最大の障害となるのが、コツコツやることへの執着です。

 

発想力が試されている問題も、答えを自分では考えず、ひたすら覚えようと暗記に走るのです。

それを変えようとしても、彼らの多くは真面目な生徒。

何故に、怒られ、何故に、変わらなければならないのかが、納得できないのです。

 

ある意味、彼らは420点までは素直な生徒、けれども、450点に向かう段階になると、頑固な生徒。

 

今年も、この時期がめぐって来ました。

今の段階では、大変苦労しています。

しかし、例年、この段階で考え方を変えなければ、トップ校合格は叶いません。

ここが勝負時、気力と体力をそそいで頑張ろう。

ちいさな塾の今後。

 

季節の変わり目。

体調を壊してしまいました。

最近、心労が重なっていたこともあるのかもしれません。

今日も、ショックなことを知りました。

 

かねてから、噂はあったのですが、事実として知ると、やはりショックなものです。

成績を重視する、名門の塾が、この仙台から姿を消してしまいました。

 

最近の、宮城県の塾事情は、小論文講座などの短期講習、塾主宰の無料模試など、資金力と工夫で生徒を集め、その生徒数にまかせた合格者数で大手塾が競い合っています。

そんな中で、小さな塾は、どこも苦しい状況なのでしょう。

 

派手な合格者数、派手な教室名、派手なテスト名。

保護者の方も、その派手さに目を奪われてしまいます。

その結果、しっかりとした授業をおこない、数々の実績を残してきた名門塾が、姿を消すことになったのでしょう。

 

規模の小さな塾にとって、この事実は、少なからずショックなものだと思います。

 

大手塾には大手塾の戦略があり、経営の方向性が、上手くいっている結果だと、小さな塾は受け止めるべきです。

悪しざまに、大手塾の欠点を、責めるだけなら、小さな塾に未来は無いと思います。

 

小さな塾にとって、必要なこと。

それは、人員を1つの教室に集中し、授業の質を落とさず、大手塾では不可能な教育システムを実現させることだと思います。

「個別指導」「映像授業」などは、大手塾も当たり前に行っています。

そこに重点をあてれば、将来的に必ず無理がきます。

 

麻布学院の教育理念、その1つがトップ校受験比率です。

受験比率とは、生徒人数に対して、何名トップ校を目指せる成績にできたかです。

昨年で言えば、16名中7名が仙台一高、仙台二高を受験しました。

宮城一高の受験者は6名。東京私立が1名。

つまり、全体の81%の生徒が上位校を受験しています。

評定にとらわれず、能力や努力で志望校を決める麻布学院の方針が表れていると思います。

それを実現するため、私立の上位校に特待などで合格させることにも重点を置いています。

そして私立受験の結果が、保護者、生徒の上位校受験への決断を、後押しするのです。

 

それに加え、生徒全てを模擬テストで、合格ランクを出す学力まで引き上げています。

受験者16名中、15名が合格確率、Sランク~Aランクを出して受験しました。

Bランク~Sランクに限れば、全員です。

 

学力を上げて、志望校に挑む。

学力至上主義。

それ麻布学院です。

 

生徒数16名

新みやぎ模試、8回中、県内1位獲得5回。

県内1位3名。

県内10位以内6名。

県内100位以内10名。

この学力が、麻布学院の高い上位校受験比率を支えています。

 

評定や、入塾時期にとらわれない平等な教育を、生徒全員に。

それが麻布学院です。

 

麻布学院は、圧倒的な学習量、全員志望校を最後まで目標に、受験問題に強い生徒の育成、学力至上主義。

そして志望校を母校に。

 

大手には大手の良い部分があり、個別指導や家庭教師にも良い部分がある。

きちんと、それを認めた上で、自分の塾独自の特徴を伸ばして確立すること。

それが小さな塾の未来をつくると私は思います。

 

今後も麻布学院は、1つの教室に、全ての力を集中し、理念を曲げずに頑張ります。

 

定期テスト結果

定期テストが終わり、結果がもどって来ました。

まだ、日程が遅かった学校もあるので、平均点は出せないのですが、上位クラスの生徒に関しては、440点~490点の間に集約されそうです。

中間クラスも、390~450点の間に、皆入っています。

入塾間もないの生徒の、平均上昇点も、プラス70点前後。

 

ある程度、定期テスト対策の効果はあったと思います。

大半の生徒が400点を超えていたのも生徒の頑張りが見えて嬉しいことです。

 

個別対応クラスの生徒も、それぞれ努力した結果が出ていました。

それはとても嬉しいことです。

 

しかしながら、ある特定の数名の生徒は、全く成績に変化がありませんでした。

それがとても悔しい限りです。

個人面談を行い、次の定期テストまで、定期テストにおける勉強の仕方や、心構えのあり方について、指導していこうと思います。

 

塾は、きちんとお金を頂いています。

塾屋が頂くお金への対価は、成績。

 

自分の何がいけなかったのか、自分に何が足りなかったのかを徹底的に考えて、結果が出なかった生徒に、真剣に指導しようと思います。

 

覚悟と自信をもって

保護者面談も、終わりに近づいています。

現在の成績。

志望校の選定。

夏期講習について。

各種資料による、今後の指導方針。

生活面について。

 

面談内容は、多岐にわたります。

面談の度、思う事。

それは、保護者は、昔の子どもの姿を忘れることが出来ないものであるということ。

良い面も悪い面も。

 

基準は、小学校~中学一年の姿。

その当時において、子供がどんな成績で、どんな生活態度であったか。

当時の記憶に基づいて、今の成績だけでは、簡単に判断できないようです。

 

われわれ、塾側の人間にとって、生徒の姿は、常に現在の視点です。

ですから、保護者との間に、若干のズレが存在する場合があります。

 

志望校に対して、模試でSランク、Aランクが出ていたとしても、過去の子どもの姿や成績と比較して、自信がもてない。

そんな保護者の方が、毎年おられます。

 

それは、仕方がない事です。

保護者の方は、何年も子供の成長を見守っていたのに対し、我々は、長くても数年間の姿しか知りません。

ですから、我々が、現在の生徒を基準とするお話をしても、やはり、以前の生徒の姿を含んで考えた時、保護者の方々は、生徒の志望校に自信が持てないケースが毎年あります。

 

そんな時、やはり大切なのは、現在の生徒が、家でどのような生活をしているか、正しく把握しておくこと。

受験にむけて、真剣取り組む姿を、保護者が毎日見ていたとすれば、必ず保護者の方々も、志望校受験を応援しようという気になってくれるものです。

 

生徒と保護者が、一丸となる時期は、早ければ早い方が良いと思います。

生徒も、保護者の応援があれば、志望校に合格するための、努力をする覚悟が固まり、真剣度が向上します。

学校の面談で、志望校がはっきりとしている場合、先生方も、その志望校を基準とした面談の用意をして、親身になってくれます。

 

そうやって、本人、保護者、学校、そして塾の4者が一体となることで、生徒に覚悟と自信が生まれます。

その時期が、中学1年生であればベスト。

中3生は、遅くとも、この時期には、志望校対する覚悟と自信を持ってもらわなければなりません。

 

ですから、保護者面談に、麻布学院では、1時間~2時間の時間を用意し、出来る限りわかりやすく、出来る限り丁寧に、生徒と保護者に様々なデータを用いて、志望校選定をお手伝いしています。

 

志望校合格への最初のスタート。

それは、生徒、保護者の志望校へ対する覚悟と自信。

 

今回の面談が、少しでも、そのお手伝いになれたとすれば幸いです。

 

月末休のお知らせ

 

6月29日(水)~6月30日(木)

上記の期間、塾は月末休となります。

 

期間中、リフォーム工事が入ります。

人が出入りする状態ですが、塾の従業員ではありません。

 

塾に関しての問い合わせは、電話にてご連絡ください。

 

よろしくお願いします。

緊張感が必要なんです。

塾屋の仕事。

それは、生徒を志望校に届く学力へ、引き上げること。

それ以外のことは無いと思います。

現時点の、成績がどうであろうが、評定がどうであろうが、強く望むのであれば、志望校にどうやって合格させるかを真剣に考えなければなりません。

麻布学院は、どんな生徒であっても、新みやぎ模試で、必ず合格ランクが出るよう、毎日、生徒一人一人の指導プログラムを組みなおします。

 

その、指導プログラムには、成績管理、生活指導、意識の向上にいたるまで、ありとあらゆることが項目として存在します。

ですから、ほとんどの生徒が、最初目標としていた志望校の合格判定が出ます。

しかしながら、受験で、全員合格に至ることはありません。

過去、平均評定3.0の生徒を仙台一高に合格させました。

今年も、平均評定3.9の生徒を、仙台二高に合格させました。

評定の合計点140台前半で宮城一高も合格させました。

 

しかし、不合格になった生徒も存在します。

開示された受験の点数を見ると、合格点数には達しているのです。

しかし、本来、その志望校を、トップクラスの点数をとり、評定面をカバーできる実力のある生徒が、合格ラインの中間点ぐらいの点数しかとれず、結果、評定に左右されてしまいました。

 

そのような生徒が毎年います。

新みやぎ模試で「Sランク」「Aランク」を毎回出しているのに、本番の点数が、想定した点数を下回るケースです。

 

そのケースを長年研究し、対処法を模索してきました。

 

その結論が、「緊張感」にあると最近気づきました。

この緊張感は、当たり前に、受験本番の緊張感もありますが、原因は、その緊張感ではありません。

模試の時の緊張感が無い生徒が、上記のケースに当てはまってしまうのです。

 

上位の生徒は、常に点数を競い、お互いを意識して模試に望んでいます。

「入試より、塾での模試の方が緊張しました。」

そんなことを言う生徒が多数、存在しました。

 

合格した生徒のほとんどが、この模試での緊張感を強く持っていた生徒なのです。

 

しかし、競争の中に、入ることがない生徒は、模試での緊張感があまりないのです。

遠巻きに、点数を競い合う人たちを、見ている感じです。

良く言えば、マイペース。悪く言えば、競争意識が足りない。

 

常にマイペースでいることは、悪い事ではありません。

しかしながら、この模試での緊張感の無さが、受験で大きく災いするのです。

何故なら、受験会場で、マイペースでいられる生徒はいません。

誰もが緊張するのです。

緊張感の中で問題を解く経験が少なかったことで、より大きな緊張をうみ、実力を発揮できない結果に終わるのです。

 

そのような生徒の対処法として、今度の模試はチーム戦にしました。

一人一人に、責任感を持たせ、それによりマイペースでいられない環境を作り出します。

チーム戦なので、それぞれが、競争の中に入らなければいけないのです。

それにより、大きな緊張を与えることが出来ると思います。

 

新みやぎ模試7月号は、塾を二分してのチーム戦。

私も、チームの監督として、生徒を鼓舞しながら、運動会の全員リレーのように、お互いがお互いを意識し、カバーし、そして真剣に挑めるよう、生徒の本気と緊張感を引き出します。

 

麻布学院の特徴

麻布学院の特徴。

それは、授業時間が半端じゃなく多いこと。

中3生は、16:30~21:00まで

それが、日曜日も無く毎日です。

ですから、他塾では絶対に出来ない事が可能になります。

 

それは、「社会」を毎日学べる点です。

麻布学院の、上位校合格者の受験平均点は、「91点」

 

社会という教科は、どの塾でも、やはり最初の単元から毎日教えるような教科ではないと思われがちです。

ですから、社会は、夏期講習で集中的に授業をする塾ばかり。

麻布学院の場合、その社会を毎日90分、授業に入れます。

何故「社会」なのか?

 

それは、社会という教科が魔法の教科だからです。

「社会」が苦手という生徒は、多いんです。特に女子。

真面目な生徒ほど、社会が苦手だったりもします。

 

それは何故か?

社会を暗記教科と考え、定期テスト前に、学校家庭学習帳をひたすら暗記するという学び方しかしていない事が、大きい理由です。

 

塾も、生徒受けの良い、「英語」「数学」に力を入れます。

ですから、生徒も、数学や英語の勉強法は、わかっています。

 

しかし、暗記のみで学んできた「社会」については、何をやれば良いのかわからないのです。

 

麻布学院は、今の時期から、「社会」を最初からやり直します。

毎日、丁寧に。

 

数学や英語の「90点」も、社会の「90点」も、受験では同じ点数です。

ですから、麻布学院は、他の塾の弱点をひたすら勉強します。

その弱点が「魔法の教科、社会」です。

 

受験勉強に特化する麻布学院ならではの考え方。

「社会」が苦手な生徒さん。

麻布学院は、これから1年生の範囲から丁寧に、毎日授業が入ります。

伸ばすチャンスです。

 

どうぞ、体験入塾で、社会の勉強法を学んでみて下さい。

 

後期受験のスペシャリスト

定期テスト、メイン中学は終了。

今日からは、完全に受験体制に移行。

評定の高い生徒も、そうじゃない生徒も、受験の点数で勝負!

それが麻布学院。

評定にあぐらをかいて、受験的学力の無い生徒は、上位校に入学できても、待っているのは地獄。

仙台二高も仙台一高も、そんなに甘くはありません。

 

しかも、前期入試を意識して小論文や、英数国の三教科ばかりを気にする生徒は、高校入試ですら通用しません。

小論文は、「社会」「理科」についての内容。

その基礎がない生徒は、内容も良くない出来となるのです。

 

そもそも塾が、定員も少なく、倍率も高く、そして評定に比重が傾きすぎる前期入試を意識していたら、評定の低い生徒は、私立かランクを3つ落とせと指導しなければなくなります。

麻布学院は、後期受験のスペシャリスト。

平均評定3.9、評定点数150点前半の生徒を、仙台二高に合格させる塾です。

 

大きい塾は、黙っていても評定の高い生徒は集まります。

立地場所にも評定は左右されます。

 

麻布学院は、後期受験に全てをかけるような生徒の味方です。

評定が低いなら仕方ない。そんな物は、力で補うしかないのです。

そのための我々です。

力なんて、一番努力で補える物なのですから。

 

評定で悩む生徒さん。

麻布学院は、評定でクラス分けなどいたしません。

能力と努力勝負!

 

本来、受験とはそういう物です。

高校入試の後にある、大学入試は、まさにそれなのです。

 

「評定が低いけれど、模試や実力テストはとれている。」

そんな生徒さんは、麻布学院の門を叩いて下さい。

 

明日は定期テスト

 

上杉山中と東仙中の生徒以外は、明日、定期テストです。

中3生の今回のテスト範囲は、数学が、何度も見直しをすれば、必ず高得点をとれる内容のはず。

見直しは、必ず手を動かす。

これを、何度も生徒に告げて帰宅させました。

社会や理科も、範囲が狭い学校が多いので、試験前に、席を立たずに教科書の内容を再確認するのが重要。

今回のテストは、慎重な生徒なら、必ず高得点になるはずです。

みんなミスなく頑張れ。

 

定期テストは、受験と違い、範囲があるのだから、ミスが無い者が勝ち。

1年生も2年生も、頑張れ。