宮城ぜんけん模試11月号結果報告。

 

麻布学院は、模試の実施日を早く設定しても、模試業者への提出は遅くします。

何故なら、最終の締切に近ければ近いほど、全体の受験者が多い段階での順位が出るからです。

ですから今日、11月号の結果が返って来ました。

 

宮城ぜんけん模試、県内順位は、1位、3位、5位、10位と4人の県内10位以内を出すことが出来ました。

これで、中3生、宮城ぜんけん模試3回中3回とも、麻布学院の生徒が県内1位を獲得です。

新みやぎ模試11月号の1位も麻布学院の生徒でしたので、ダブルで1位を獲得したことになります。

 

合格ランクについては、ほとんどの生徒が、新みやぎ模試と宮城ぜんけん模試の両方でBランク以上となっていました。

その結果に気を許すことなく、受験に向かい最後のスパートをかけてもらいたいと思います。

 

新みやぎ模試Bランクで、宮城ぜんけん模試Cランクの生徒については、評定の面をカバーできるだけの点を獲得していない証拠なので、一層気合いをいれて勉強して欲しいと思います。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年12月9日

 

宮城県の受験制度について

 

今の受験制度について、どう思うかを塾業界の方々から質問されることがあります。

私の答えはいつも同じです。

「塾は文部科学省の管轄ではなく、宮城県教育委員会の出先機関でもないので、私がどう思おうと変更されることはありません。現行制度に対応するしかない。」

 

宮城県の受験制度は、全国的に見ても独自色が強いと思います。

まず、元来から使用されている相関表の存在です。

宮城県以外で、相関表を受験制度に組み込んでいるのは、愛知県や長野県がありますが、その中でも宮城県は評定が重要視される作りになっています。

 

前期、後期の2回に分けて受験を行うのも特徴的です。

全国的に、公立推薦入試を廃止する流れの中で、宮城県の前期受験は評定の高い生徒が有理に出来ています。

推薦入試と変わりがないと、誰もが考えていると思います。

 

後期受験に関しても、各高校が受験比率を明確化したことにより、評定の低い生徒は、それに左右されて受験校を変えるケースも増えていると思います。

何より、定時制高校と全日制高校の受験問題が統合されてから、この3年間、受検問題の平均点が高い状態になっています。

平均点が高くなればなり程、評定を受験の点数で逆転するのが難しくなります。

 

これら全ての項目を考えて、宮城県の受験制度は、評定が高い生徒に有利な制度だと私は考えます。

それは、塾関係者なら誰もが思う事でしょうし、誰にきいても同じ答えが返ってくることでしょう。

 

現行の受験制度についての不満の声は、制度が変更された当初からかなりありました。

私も不満はあります。

 

しかしながら、私が不満を持ったところで、その不満が受験制度に反映されることはありません。

今の受験制度の中で、どう対応するかを考えるしかないんです。

 

男女共学化、前期後期、学区統合、受験比率の設定と、この10年間怒涛の如く制度変更が相次ぎました。

その度に受験生も保護者も、学校の先生も、そして塾関係者も混乱してきたと思います。

 

でもその中で、塾関係者だけは、お金を頂いている立場です。

営業職が、商品を売る事が出来なけければ、給与に反映してしまうのと同じで、塾は合格実績を出せなければ淘汰されてしまいます。

ですから現行制度がどうであろうが、受験の平均点が高かろうが、塾は対応するしか選択肢が無いんです。

我々塾関係者は、教育評論家ではないので、制度改正を声高に叫んでも生き残れません。

 

特に個人塾は、生徒の人数が限られている分、対応加減が顕著に現れてしまいます。

ですから対応するしかないんです。

 

現在、合格実績を出してる塾は、大手塾個人塾関係なしに、受験制度への対応が上手くできている塾だと思います。

 

そろそろ、受験制度の見直しがある時期かもしれません。

その場合、混乱することが無いよう、麻布学院もしっかり対応しなければなりません。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年12月8日

 

驕ることなく粉骨砕身の思いで。

 

最近、広範囲からの問い合わせがあります。

先週と今週だけでも、五橋、上杉、幸町、宮城野、田子、榴ヶ岡、原町、長町など、近い場所から遠方まで、様々な地域の方からお問い合わせがあり、入塾や体験入塾に至りました。

宣伝もせず、この地域以外には無名の麻布学院に、これだけ他地域から需要があるとは考えていませんでした。

 

麻布学院は、ただひたすらに、宮城野という地域にこだわり、恩恵をうけ、様々な人々に支えられながら存続してきた塾です。

麻布学院の中3生、週1890分学習(31.5時間)という圧倒的な学習量は、本来、五橋地域や上杉、長町や泉中央などの地域でこそ輝けるというアドバイスを何度も頂いてきました。

しかしながら、それらの地域には、大手塾が力を入れている教室が必ず存在しています。

わずか1年間で、麻布学院創設12年(2004年開設)の合格実績をこえる大手塾があるのです。

麻布学院は、この地域に1教室しかない個人塾です。

生徒数も、1学年平均20名弱。

12年間でトップ校合格者は(仙台一高、仙台二高、共学前の二女、一女)あわせて109名。

合格者の大多数が、この宮城野という地域にある中学の生徒です。

塾生が12年間合計240名いたとして、その45.4%の生徒が麻布学院からトップ校に合格している計算です。

仙台三高や、共学後の宮城一高、二華高校を含めたナンバースクールで括れば、在籍生徒の半数以上が合格している計算になります。

1教室の個人塾としては驚異的な数字かもしれません。

 

しかし、麻布学院の血の滲むような12年間は、大手塾1年間のトップ校合格者数に勝てません。

規模、生徒人数、地域は全く違えど、大手塾は毎年それだけの合格者を出しています。

 

私は大手予備校⇒大手塾⇒独立という経緯をたどった人間です。

大手塾の悪い点も知ってはいますが、良い点も知り尽くしています。

 

大手塾は人材の宝庫です。その人材がいる限り、毎年安定して合格者を出す事ができます。

私と同等、それ以上の人材が、大手塾には複数存在するはずです。

 

麻布学院は、塾長2名体制で頑張ってきました。

2人そろってこそ今のポテンシャルが発揮できるのであって、大手塾のように何名もポテンシャルが高い人材がいる訳ではありません。

この恩恵を受けてきた宮城野という地域を2人どちらとも離れる訳にいかないのです。

新教室を開設するとすれば、必ずどちらか1人がこの地を離れなければなりません。

そうなれば、どちらの教室も今の麻布学院ではなくなります。

麻布学院が教室数を増やすことはありません。

 

数ある塾の中で、遠方から麻布学院を選んで頂いた皆様に感謝いたします。そして通学に時間をかけて頂いていることを、心苦しく思います。

ですから、その心苦しさの分を含めて一生懸命に頑張ります。

時間をかけてでも麻布学院に通って良かったと言ってもらえるよう、粉骨砕身の意気込みで努力します。

宣伝もせず宮城野という地域に集中してきた麻布学院という個人塾に、他地域から来て下さる生徒さんがいるのなら、これからは出来る限り受け入れさせて頂きます。

 

小学生、中学2年生、中学1年生は、まだ余裕があると思いますので、地域問わず、体験入塾に来てください。

中3生で、どうしても麻布学院で受験を迎えたいと思う方がいれば、ご相談にのります。ご連絡ください。

 

これからも、麻布学院は驕ることなく質を下げず、常に向上を目指し進化いたす所存です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年12月7日

 

最近、思うこと

あらためて最近思うことがあります。

昔は、定期テスト5教科合計で100点以下の生徒も、毎年入塾してくれる塾でした。

そういった生徒の成績を一生懸命に上げ、それを喜びに、そして励みにしていました。

 

最初の模擬テストで、数学0点だった生徒がいます。

もちろん、学校の定期テストも5教科合計100点以下。

しかし、その生徒は高校に特待生で入学し、3年間努力を続けて北里大学に進学、今は研究者となっています。

入塾時の評定2.9から仙台一高に合格し、中央大学へ進学した生徒もいます。

新みやぎ模試で100点台から努力し、私立高校になっても3年後、その努力が実を結び法政大学に進学した生徒もいます。

同じく新みやぎ模試100点台から私立高校経由で早稲田大学に進学した生徒もいます。

そんな卒業生がたくさんいます。

 

それがいつの間にか、この地域の中で、成績の良い仙台一高や仙台二高を目指す生徒しか入ってはいけない塾と言われるようになってしまいました。

中3生、新みやぎ模試で380~400点の生徒が、塾では下の成績になってしまいます。

中3生、新みやぎ模試で、380~400点といえば宮城一高や二華高校、館山高校や向山高校などは、合格ランクが出ている成績です。

その成績で塾内順位が下位になってしまうのだから、やはり成績の低い生徒にとって麻布学院は、入塾しずらい雰囲気なのでしょう。

しかし、今いる生徒達も、入塾の時からそんな成績だった訳ではありません。努力を積み重ねた結果がこの点数になっているのです。

 

今の3年生にも、定期テスト200点台から新みやぎ模試430点台になった生徒もいれば、同じく定期テスト200点台から新みやぎ模試410点台になった生徒もいます。

 

卒業生には伝説の先輩がたくさんいます。

現在の中3生も、最初から点数が高かった訳ではありません。

努力をした結果が伝説をつくり、努力した結果が現在の成績となっているのです。

 

麻布学院は、決して成績の良い生徒のためだけにある塾ではありません。今の成績が低くてもこちらから入塾を断ることはありません。

生徒もしくは保護者どちらかに、成績を上げたいという強い信念と意思があるのなら、いつでも歓迎いたします。

 

努力できる環境を用意し、お待ちしております。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年12月6日

駐車場に関するお願い。

 

本日、駐車場の管理会社より、通達がありました。

当塾契約の駐車場番号は 5番 6番 の駐車スペースです。

当該駐車スペース2か所が空いていない場合、駐車場敷地内には短時間であっても入場禁止であると注意を受けました。

違反が続く場合は、駐車場内の監視カメラを元に、当該車両へ注意の上、当塾との駐車契約を解除するという厳しい通達でした。

 

(お車で生徒を送迎される保護者様へ)

当塾で契約している駐車スペースに空きがない場合、ご迷惑をおかけいたしますが、駐車場以外の場所でお待ちいただけるようお願いします。

申し訳ありませんが、ご協力お願いします。

 

後日、保護者様各位に、文書にて概要をご連絡いたします。

よろしくお願いします。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年12月6日

麻布学院の小学生コース

麻布学院の小学生コースの紹介です。

麻布学院の小学生コースから入塾の生徒は8割弱の確率で仙台一高、仙台二高などのナンバースクールに合格しています。

首都圏なみに先取り教育をし、中学生に上がるころには、英語・数学の二教科は中1後半まで終わっているのが、一般的カリキュラム。

ですから、学校の授業は全て塾で習ったことの復習。

数学で言えば、中2に上がるころには、連立方程式や関数に入っています。

つまり、首都圏の中高一貫校のカリキュラムにあわせています。

今年も小学生から麻布学院で学ぶ生徒は、今年実施された新みやぎ模試6回中、3回県内1位。宮城ぜんけん模試でも実施した2回中2回すべてで県内1位。

もう一人の小学生から麻布学院に在籍している生徒は、附属中実力テスト2位、11月新みやぎ模試県内10位。過去、何度も10位以内を連発しています。

直近の生徒は、このような結果を出しています。

 

昨年までは、宣伝活動は一切おこなわず、紹介と兄弟の入塾のみでやってきました。

小学生は基本、兄弟の少人数でした。

今年は、ブログを開設したり、広告の範囲を広げたり、検定教室を新設することで、小学生の人数が急増しました。

将来が楽しみです。

 

小学生から入塾した生徒を80%弱の確率で、ナンバースクールに合格させている実績。ほとんどが仙台一高と仙台二高、宮城一女(現宮城一高)、宮城二女(現二華高校)に合格しています。

麻布学院の小学コースは、週1~週3回に分かれますが、週3回選択の生徒は、土日以外の5回受講可能です。もちろん料金は変動しません。

 

割引制度も充実しております。

今年から、中学生の上の兄弟が麻布生の場合、小学生の下の兄弟は授業料は無料です。

麻布学院に小学生から入塾することは、仙台二高、仙台一高への最短の近道。

 

興味がありましたらご連絡ください。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年12月5日

 

 

 

補習授業。

 

本日より、13:30から15:00までの90分間、メンバー抜粋して補習授業を入れることとしました。

強制参加のメンバー以外は自由参加です。

教科は「数学」になります。

毎週、受験まで土日の13:30~補習授業を継続します。

本日の参加者は、生徒の3分の2が参加しました。

補習参加者にとって、土日は13:30~20:00までのハードスケジュールになりますが、受験まであと少し。

 

塾側として、やれるだけの事は精一杯やろうと思っています。

生徒が頑張ろうとしているのであれば、塾側も頑張るのみ。

補習授業を受けても授業料が変わる訳ではありませんので、強制参加以外の生徒も、出来るだけ参加して欲しいと思います。

 

麻布学院は、受験に対して妥協はしません。

経営者である我々が、プライベートの時間を切り崩せば、いくらでも授業時間は増やせます。

利益を減少させれば、もっともっと授業時間は増やせます。

受験に対し絶対に妥協はしません。

 

受験に、「ここまでやれば良い」なんて言葉は通用しませんから。

どこまでも、やれることを探して妥協してはいけません。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年12月3日

まずは疑うべきです。

 

急激に気温が下がってきました。

生徒各位、体調には十分気を付けて欲しいと思います。

 

今日ブログに書こうと思うことは「疑う」ということです。

何を疑えばいいのかと言えば「ブログ」です。

私も今年からブログを書き始めました。

 

自分では、本当のことのみを書いているつもりですし、嘘は無いと思っています。

 

去年の合格実績新みやぎ模試の塾内平均点新みやぎ模試の順位実力テストの順位生徒の合格ランク漢検数検全員合格、過去の合格実績。

授業料もホームページに掲載されています。

数字で表せるものについて、全く嘘はありません。

それの提示を求められれば、いつでもお見せできます。

 

数字に出来ない部分についても、塾のありのままを書いているとは思います。

授業中に私語は全くりませんし怒るべき時には厳しく注意もしています。集団授業についてこれない場合、個別に教えても料金は変わりません。

自習は365日、出来る環境です。

生徒の大部分は真面目で勤勉です。

面談も、料金説明に終始せず、受験についてをメインに60分はかけて説明します。

 

しかし、ブログというものは、書く側の個人的な意見や感覚でしかありません。

書いている本人に嘘の自覚はなくても、実際に麻布学院を訪れてみれば、違う部分があるかもしれません。

書き手と受け手の感覚は違うものだと思います。

いつの間にか身びいきな文章になっているかもしれません。

 

ですから、ブログの内容のみで入塾を決めないで下さい。

面談で数字に表せる部分をしっかりチェックして下さい。

本当に嘘は無いのか。

そして1週間無料体験にて、数字では表せない部分を、しっかりと体感して下さい。

本当に嘘はないのか。

そして、全てをチェックした後に、入塾を検討して下さい。

 

ブログの段階では、まずは疑って下さい。

 

最近、ブログをきっかけに入塾していただけるケースが増えています。とても有難いことだと思います。

そういった場合は、まず面談をきちんとして、数字に間違いや嘘はないかを確認してもらっています。

その場で入塾を希望されても、まずは体験入塾をおすすめします。

数字で表わせる部分は保護者に、数字で表せない部分は生徒に、きちんと確認してもらいたいからです。

 

確認が出来るまでは疑って下さい。

 

再度書きますが、ブログは書き手の意見や感覚にすぎません。

間違いや身びいきがあるかもしれません。

ですから厳しい目で全てをチェックしてから入塾をご検討下さい。

 

受験とは、生徒の一生を左右する重大な出来事です。

塾とは、その重大な出来事に直接かかわる仕事です。

慎重に慎重を重ねて、厳しくチェックをして下さい。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年12月2日

 

12月です。

12月に入りました。

私立入試まで後2か月弱。

受験生にとって、私立入試は公立入試の試金石。

そこで特待をとれるかとれないかで、公立高校の受験校が変わってしまう生徒もいます。

中3の5教科平均評定が4.4以上ある生徒は、毎年、仙台育英の特待生に全員がなっています。

それがあるからこそ、思い切って仙台一高や仙台二高を受験することが出来るのです。

例年、半数以上の生徒がこの基準に達し、特待生合格を勝ち取ります。

 

問題は、この5教科平均評定4.4に達しなかった生徒。

受験点数を基準に特待がもらえる高校は、東北高校創進が考えられるのですが、全員がその選択をする訳ではありません。

東北学院、宮城学院、榴ヶ岡を受験する生徒もいます。

全員が、私立高校を2校受験するのですが、東北高校を選択しなかった場合、特待生合格は厳しいと思います。

もちろん、東北高校創進を選択しても、特待基準に点数が達しない生徒がいるかもしれません。

こういった場合、どうしても高校の学費が頭をよぎるものです。

私立になる場合を考えると、模試Bランクで志望校を受験にをするには、相当な覚悟が必要です。

 

合格ランクが出ていても、全員が全員、公立の志望校を受験できる訳ではありません。

私立の受験は、公立受験の資格試験であると私は考えます。

 

数多くの生徒が、特待生合格できるよう12月は私立問題にも力を入れたいと思います。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年12月1日