最近、広範囲からの問い合わせがあります。
先週と今週だけでも、五橋、上杉、幸町、宮城野、田子、榴ヶ岡、原町、長町など、近い場所から遠方まで、様々な地域の方からお問い合わせがあり、入塾や体験入塾に至りました。
宣伝もせず、この地域以外には無名の麻布学院に、これだけ他地域から需要があるとは考えていませんでした。
麻布学院は、ただひたすらに、宮城野という地域にこだわり、恩恵をうけ、様々な人々に支えられながら存続してきた塾です。
麻布学院の中3生、週1890分学習(31.5時間)という圧倒的な学習量は、本来、五橋地域や上杉、長町や泉中央などの地域でこそ輝けるというアドバイスを何度も頂いてきました。
しかしながら、それらの地域には、大手塾が力を入れている教室が必ず存在しています。
わずか1年間で、麻布学院創設12年(2004年開設)の合格実績をこえる大手塾があるのです。
麻布学院は、この地域に1教室しかない個人塾です。
生徒数も、1学年平均20名弱。
12年間でトップ校合格者は(仙台一高、仙台二高、共学前の二女、一女)あわせて109名。
合格者の大多数が、この宮城野という地域にある中学の生徒です。
塾生が12年間合計240名いたとして、その45.4%の生徒が麻布学院からトップ校に合格している計算です。
仙台三高や、共学後の宮城一高、二華高校を含めたナンバースクールで括れば、在籍生徒の半数以上が合格している計算になります。
1教室の個人塾としては驚異的な数字かもしれません。
しかし、麻布学院の血の滲むような12年間は、大手塾1年間のトップ校合格者数に勝てません。
規模、生徒人数、地域は全く違えど、大手塾は毎年それだけの合格者を出しています。
私は大手予備校⇒大手塾⇒独立という経緯をたどった人間です。
大手塾の悪い点も知ってはいますが、良い点も知り尽くしています。
大手塾は人材の宝庫です。その人材がいる限り、毎年安定して合格者を出す事ができます。
私と同等、それ以上の人材が、大手塾には複数存在するはずです。
麻布学院は、塾長2名体制で頑張ってきました。
2人そろってこそ今のポテンシャルが発揮できるのであって、大手塾のように何名もポテンシャルが高い人材がいる訳ではありません。
この恩恵を受けてきた宮城野という地域を2人どちらとも離れる訳にいかないのです。
新教室を開設するとすれば、必ずどちらか1人がこの地を離れなければなりません。
そうなれば、どちらの教室も今の麻布学院ではなくなります。
麻布学院が教室数を増やすことはありません。
数ある塾の中で、遠方から麻布学院を選んで頂いた皆様に感謝いたします。そして通学に時間をかけて頂いていることを、心苦しく思います。
ですから、その心苦しさの分を含めて一生懸命に頑張ります。
時間をかけてでも麻布学院に通って良かったと言ってもらえるよう、粉骨砕身の意気込みで努力します。
宣伝もせず宮城野という地域に集中してきた麻布学院という個人塾に、他地域から来て下さる生徒さんがいるのなら、これからは出来る限り受け入れさせて頂きます。
小学生、中学2年生、中学1年生は、まだ余裕があると思いますので、地域問わず、体験入塾に来てください。
中3生で、どうしても麻布学院で受験を迎えたいと思う方がいれば、ご相談にのります。ご連絡ください。
これからも、麻布学院は驕ることなく質を下げず、常に向上を目指し進化いたす所存です。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年12月7日