12月に入りました。
私立入試まで後2か月弱。
受験生にとって、私立入試は公立入試の試金石。
そこで特待をとれるかとれないかで、公立高校の受験校が変わってしまう生徒もいます。
中3の5教科平均評定が4.4以上ある生徒は、毎年、仙台育英の特待生に全員がなっています。
それがあるからこそ、思い切って仙台一高や仙台二高を受験することが出来るのです。
例年、半数以上の生徒がこの基準に達し、特待生合格を勝ち取ります。
問題は、この5教科平均評定4.4に達しなかった生徒。
受験点数を基準に特待がもらえる高校は、東北高校創進が考えられるのですが、全員がその選択をする訳ではありません。
東北学院、宮城学院、榴ヶ岡を受験する生徒もいます。
全員が、私立高校を2校受験するのですが、東北高校を選択しなかった場合、特待生合格は厳しいと思います。
もちろん、東北高校創進を選択しても、特待基準に点数が達しない生徒がいるかもしれません。
こういった場合、どうしても高校の学費が頭をよぎるものです。
私立になる場合を考えると、模試Bランクで志望校を受験にをするには、相当な覚悟が必要です。
合格ランクが出ていても、全員が全員、公立の志望校を受験できる訳ではありません。
私立の受験は、公立受験の資格試験であると私は考えます。
数多くの生徒が、特待生合格できるよう12月は私立問題にも力を入れたいと思います。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年12月1日