クラスを再編成しました。

今年の中3生は、人数が多いのです。

所属中学校も、宮城野中、東華中、沖野中、上杉山中、岩切中、東仙台中とバラバラで、塾の対応も、多様な物にすべきと判断しました。

全ての生徒の、さらなる学力向上をめざし、クラスの再編成を行いました。

 

夏休み中に、教育課程を最後まで終わらせてしまう、仙台二高受験クラス。

 

夏休み中に、受験で配点の高い範囲を重点的に訓練する、仙台二高、仙台一高、仙台三高、宮城一高クラス。

 

夏休み中に、復習ベースで、受験問題の数をこなしていく、宮城一高、二華高、向山高、館山高、仙台高専クラス。

 

基礎学習の定着と、苦手教科を徹底的に学ぶ個別クラス。個別クラスは、学力に応じて、2編成としました。

 

毎日180分の授業がある、麻布学院にとって、クラスを増やす事は、物理的にも、経営的にも大変です。

夏休みに限れば、5コマ授業があります。

それだけの先生を準備しなければなりません。

 

1000人も2000人も、生徒がいる塾とは違います。

少ない生徒数に対して、毎日、多くの先生を準備しなければなりません。そうでなければ、麻布学院の上位校合格数は、保つことが不可能です。

質の向上のため、私たち、経営者側の人間は、月に休日が1~2日しか無いのは当たり前。

 

生徒に厳しく指導する理由は、目標校に合格させてあげたいから。

合格させるためには、怒るとき、本気で生徒と向き合わなければなりません。

麻布学院は、常に本気です。

生徒の成績向上のため、いつも生徒と本気で向き合い、厳しくしなければならない場面では、当たり前に厳しく。

 

その分、自分には、もっと厳しく。

自分には、もっともっと厳しく。

 

志望校を、母校に。

その達成のため、麻布学院は、絶対に妥協しません。

 

ゆとり世代?

 

昨日、とあるテレビ番組で、シンクロの名物コーチの話題を目にしました。

ゆとり世代の子は、弱くて、指導法が大変だと。

ゆとり世代??

 

確かに、ゆとり教育を受けた子供たちの世代は存在します。

しかしながら、私は塾を長年やって、その世代間に戸惑ったことは全くありません。

ゆとり教育の世代も、その前の世代も、常に厳しく、常に目標を高く、生徒たちに接してきました。

大半の生徒は、目標意識を高く持ち、努力を重ね、厳しい指導法をきちんと受け入れてくれました。

 

ゆとり教育の世代であっても、違う世代であっても、全く違いなんてありません。感じたこともありません。

 

ゆとり世代とは、マスコミが大いに煽り、社会の風潮が、昭和の時代を否定する雰囲気になったことで、彼らの世代に、弱いメンタルというレッテルをはっただけだと私は思います。

つまり、彼らが弱いのではなく、その上の我々の世代が、弱く過保護に育ってしまったのではないでしょうか?

 

我々の世代は、ネット社会の広がりで、常に見えない他人を意識しなければならないという時代に生きています。

そんな中で、マスコミや、ネット社会の風潮に逆らうことを恐れて、自分達が、弱くなってしまったのだと思うのです。

その自分たちの弱さを、ゆとり教育を受けた世代に転嫁し、怒れない理由、怒らない言い訳としてしまったのだと思います。

 

どんな時代の生徒でも、個人個人の人格があります。

きちんと意味があり、そして本気で向き合った怒り方をすれば、気持ちは伝わる物です。

それでなければ、麻布学院の過去の実績も、現在の成績も、無かったと思います。

我々の時代だって、今の若者は駄目だって言われていましたし、件のシンクロコーチは、ゆとり教育の世代より大変な、一人っ子政策の世代の中国選手団を、育てあげた人ですから。

 

麻布学院は、これからも、信念のまま、生徒の目標に忠実に、生徒の目標校合格のために、厳しく、そして信念をもって、本気で生徒と向き合いながら、頑張ります。

 

ゆとり世代。

私の

大嫌いな言葉です。 続きを読む ゆとり世代?

麻布学院の夏期講習。スポット通塾生も募集。

今年も、夏期講習の季節です。

麻布学院の夏期講習は、他塾と様相が全く異なります。

その理由は、圧倒的な学習時間にあります。

中三生のタイムスケジュールは

(午前中)

10:30~12:00(90分)

食事休憩90分

(午後)

13:30~15:00(90分)

15:10~16:40(90分)

16:50~18:20(90分)

18:30~20:00(90分)

1日450分=7時間30分

この学習時間を、夏休み中、毎日こなします。(お盆休業日を除く)

 

つまりは、他塾が行う、合宿を毎日実施するようなものです。

英数国については、少人数集団クラス、個別クラス。

理社については、集団授業です。

 

理社は、中学1年からの総復習。

英数国は、クラス単位で別メニューです。

 

麻布学院は、通常時も、16:30~21:00(週7日)の学習量を誇ります。

それに加えて、夏期講習、冬期講習は、1日7時間30分の学習時間を学校の長期休み期間中、毎日こなしていきます。

 

この学習量こそが、麻布学院が実力テスト、模擬テスト、そして受験に強い生徒を育て上げる秘訣。

 

真の圧倒的な学習量。

それが麻布学院。

 

この夏期講習の前後では、学力が大きく変化します。

この夏、勝負をかけたい生徒さん。

自分の夢を叶えたい生徒さん。

成績を劇的に変えたい生徒さん。

一緒に麻布学院の夏期講習を受けてみませんか?

 

夏期講習限定の生徒さんも大歓迎です。

遠方の中学校の皆さん。

この夏期講習は、麻布学院に通うチャンスです。

 

定員締切はありません。

お問い合わせ、お待ちしております。

 

生徒に力ある言葉を

 

体調がすぐれません。

身体的なものと、精神的なものが、同時に負担となっていたのかもしれません。

昨日は、塾を休ませてもらいました。

 

夏期講習にむけて、体調は万全でなければならない時期なので、なんとか復調できるよう、上手く自分の身体と付き合いながら、乗り切ろうと思います。

他人に厳しいことを言う人間は、必ず守らなければならないルールがあると私は思います。

全くの他人には優しく、近い人間には厳しく、親しい人間にはもっと厳しく、そして自分には一番厳しく。

 

本来、自分の体調も、厳しく管理しなければならないのですが、情けない限りです。

 

この塾の性質上、私が休むこにより、生徒が動揺してしまうと困るので、なんとか体調を整えるよう努力しなければ。

 

「言霊」という言葉があります。

人を動かすような、強い言葉には魂が宿ります。

その魂とは「生命力」です。

その生命力の源が「体力」と「精神力」だと私は思っています。

 

どちらが欠けても、生徒には言葉が届きません。

体調が悪い状態で、生徒に言葉を発すると、上辺だけの空回りな言葉となり、全く響きません。

 

「生徒に魂を込めた、強い力ある言葉を。」

身体の不調は、精神力でカバー。

毎日、毎日、言葉に魂を込めて。

 

面談もいろいろ。

 

塾の講師というものは、不思議な立ち位置です。

教師とも親とも違い、親戚でも友達でもない。

 

しかし、子供たちにとっては、毎日顔を合わせる、数少ない大人です。

ですから、誰かに相談できないような話を聞く場合が多々あります。

 

その中には、看過できない内容もあるので、私の場合は、すぐに保護者と面談を設定して、共に解決策を考えます。

成績に、関係が無い話だとしても、相談を受けた以上、大人として子供を守る立場であると思うからです。

 

保護者の方から、相談される場合も、やはり面談を設定して考えます。

塾講師は、相談や愚痴を聞いたとして、評定を決めるような立場の学校の先生とは違い、話しやすい立ち位置です。

 

そういった時間の使い方も、塾には必要なものだと思います。

個人塾は、大手塾と違い、その時間を取ろうと思えば、自分が動ける時間を作るだけで可能なんです。

 

そういった、細かいケアが、個人塾のメリットなのかもしれません。

 

素直な生徒、頑固な生徒。

 

麻布学院が、理想とするテスト点数。

定期テスト 450点 模試 450点 実力テスト 450点

上記のように、テストによってバラつきが見られない点数の取り方。

それが470点であれば全て470点で安定させる。

大半の生徒が、このように、全てのテストが同じ点数に安定します。

 

一番多いのが、420~430点の間で安定する生徒。

次に多いのが、390~420点の間で安定する生徒。

そして上位クラスは、450~480点の間で安定しています。

 

今、最優先で取り組んでいるのが、420~430点の間で安定している生徒を、450点台に引き上げること。

ですから、これに該当する生徒には、勉強の仕方、向上心など、徹底的に叩き込んでいます。

 

しかしながら、これが本当に難しいのです。

毎年、この数値の生徒を引き上げようと努力をするのですが、大変な時間と根気が必要になります。

それは何故か?

420~430点の数値内に該当する生徒は、今まで、努力をして、上位を追いかけて来た生徒が大半。

真面目で、努力をするタイプ。

一見、指導は楽に見えるのですが、努力をしてきた生徒たちだからこそ、変えてあげることが難しいのです。

 

次の段階にいくには、今までのやり方を変えなければならないということを説明しても、理解してくれません。

300点前半で、入塾した生徒が、安定して420点を取るためには、コツコツと、基礎を学ぶ必要があります。

ですから、真面目な彼らは、コツコツと勉強することが、点を上げることだと思っています。

それは、全く間違いではありません。

 

しかし、彼らは、コツコツと努力をするタイプなばかりに、450点の壁をこえられないのです。

問題を解くための、努力に固執するあまり、時間の配分が出来ない。

発想力が試されるような、図形や社会の資料問題などに、対応できない。

そして最大の障害となるのが、コツコツやることへの執着です。

 

発想力が試されている問題も、答えを自分では考えず、ひたすら覚えようと暗記に走るのです。

それを変えようとしても、彼らの多くは真面目な生徒。

何故に、怒られ、何故に、変わらなければならないのかが、納得できないのです。

 

ある意味、彼らは420点までは素直な生徒、けれども、450点に向かう段階になると、頑固な生徒。

 

今年も、この時期がめぐって来ました。

今の段階では、大変苦労しています。

しかし、例年、この段階で考え方を変えなければ、トップ校合格は叶いません。

ここが勝負時、気力と体力をそそいで頑張ろう。

ちいさな塾の今後。

 

季節の変わり目。

体調を壊してしまいました。

最近、心労が重なっていたこともあるのかもしれません。

今日も、ショックなことを知りました。

 

かねてから、噂はあったのですが、事実として知ると、やはりショックなものです。

成績を重視する、名門の塾が、この仙台から姿を消してしまいました。

 

最近の、宮城県の塾事情は、小論文講座などの短期講習、塾主宰の無料模試など、資金力と工夫で生徒を集め、その生徒数にまかせた合格者数で大手塾が競い合っています。

そんな中で、小さな塾は、どこも苦しい状況なのでしょう。

 

派手な合格者数、派手な教室名、派手なテスト名。

保護者の方も、その派手さに目を奪われてしまいます。

その結果、しっかりとした授業をおこない、数々の実績を残してきた名門塾が、姿を消すことになったのでしょう。

 

規模の小さな塾にとって、この事実は、少なからずショックなものだと思います。

 

大手塾には大手塾の戦略があり、経営の方向性が、上手くいっている結果だと、小さな塾は受け止めるべきです。

悪しざまに、大手塾の欠点を、責めるだけなら、小さな塾に未来は無いと思います。

 

小さな塾にとって、必要なこと。

それは、人員を1つの教室に集中し、授業の質を落とさず、大手塾では不可能な教育システムを実現させることだと思います。

「個別指導」「映像授業」などは、大手塾も当たり前に行っています。

そこに重点をあてれば、将来的に必ず無理がきます。

 

麻布学院の教育理念、その1つがトップ校受験比率です。

受験比率とは、生徒人数に対して、何名トップ校を目指せる成績にできたかです。

昨年で言えば、16名中7名が仙台一高、仙台二高を受験しました。

宮城一高の受験者は6名。東京私立が1名。

つまり、全体の81%の生徒が上位校を受験しています。

評定にとらわれず、能力や努力で志望校を決める麻布学院の方針が表れていると思います。

それを実現するため、私立の上位校に特待などで合格させることにも重点を置いています。

そして私立受験の結果が、保護者、生徒の上位校受験への決断を、後押しするのです。

 

それに加え、生徒全てを模擬テストで、合格ランクを出す学力まで引き上げています。

受験者16名中、15名が合格確率、Sランク~Aランクを出して受験しました。

Bランク~Sランクに限れば、全員です。

 

学力を上げて、志望校に挑む。

学力至上主義。

それ麻布学院です。

 

生徒数16名

新みやぎ模試、8回中、県内1位獲得5回。

県内1位3名。

県内10位以内6名。

県内100位以内10名。

この学力が、麻布学院の高い上位校受験比率を支えています。

 

評定や、入塾時期にとらわれない平等な教育を、生徒全員に。

それが麻布学院です。

 

麻布学院は、圧倒的な学習量、全員志望校を最後まで目標に、受験問題に強い生徒の育成、学力至上主義。

そして志望校を母校に。

 

大手には大手の良い部分があり、個別指導や家庭教師にも良い部分がある。

きちんと、それを認めた上で、自分の塾独自の特徴を伸ばして確立すること。

それが小さな塾の未来をつくると私は思います。

 

今後も麻布学院は、1つの教室に、全ての力を集中し、理念を曲げずに頑張ります。