後期選抜の平均点について

後期選抜の平均点がでています。

思ったとおり、280点を越えていました。

この2年間の出題傾向を鑑みれば、予想の範囲内。

この出題傾向が続くのでしょう。

前期選抜は、評定の制限を設ける学校がほとんどです。

設けていない仙台一高の倍率は、異常に高い数値でした。

前期を受験した生徒の男女別の人数は、圧倒的に女子が多くなっています。

制限のない、仙台一高と、設定評定の低い仙台三高以外の進学校は、のきなみ女子受験者数が男子の倍近くなっています。

これは、女子と比べて、男子の評定が低く、受験したくても、評定不足で受験できなかったということでしょう。

その証拠に、それらの学校は、後期選抜で、男子の受験人数が女子を全て上回っています。

 

前期でこのような男女格差があるとすれば、後期は問題を難しくして、前期選抜を受験できなかった生徒に、配慮があってもいいように思います。

受験問題について、思うことは沢山あるのですが、どのような問題でも、対応しなければならないのが塾です。

この受験傾向に適合する指導の仕方を昨年模索しました。

ある程度、結果がでた部分と、結果が思わしくない部分がありました。

もっと改善をし、全ての生徒が勝負できる仕組みを考えます。

受験へ向かう、スタートが遅いこの地域で、この受験に適合する指導法を、今年は完璧に実行するつもりです。

 

世の中、愚痴を言うよりも、現実の出来事に適合する方法を模索することが大切ですものね。