最終面談について。

 

私立の結果は、ほとんどの生徒が特待生合格を勝ち取った形です。

志望校の合格判定も、ほとんどの生徒が新みやぎ模試と宮城ぜんけん模試の両方でBランク以上を出しています。

評定の面で、不安な生徒もいますが、ここまで成績が上がれば引く場面ではもうありません。

 

志望校を変更する可能性がある生徒や、志望校を決めかねている生徒の保護者面談を開始しています。

生徒に伝言する形で保護者の希望を聴いていますが、このブログにも掲載いたします。

最終面談となりますので、緊急を有する生徒から面談を行います。

志望校を変更する予定が無い場合は、面談の対象外となりますのでご了承下さい。

 

昨日は、1件の入塾面談と、1件の進路面談がありました。

 

受験には4つの受け方が存在します。

初志貫徹、覚悟してでも挑む、引き分け、不戦敗の4つです。

A 初志貫徹とは、新みやぎ模試、宮城ぜんけん模試などでAランク以上を出し、県内100位以内をキープ、実力テストも10位以内。

私立高校は受験した高校全てが特待生。

このような、数字に裏打ちされた受験です。

評定に不安要素がある生徒もいますが、この成績までくれば、引くことはありません。

 

B 覚悟してでも勝負をかける受験。

新みやぎ模試、宮城ぜんけん模試でBランク。実力テストでは10番台。

私立は特待生合格をしているか、それに準ずる尚絅の特進や東北学院、宮城学院アドバンストなどの合格を果たしている者で、評定に不安がある生徒。

冒険というものは、ある程度の安全が担保されてこそ冒険です。

その最低限度の安全がなければ、それは冒険ではなく無謀な行為です。

私立入試でほとんどの生徒が、このある程度の安全は手にしました。

 

C 引き分け。

上位校をBランク。特待生合格も果たしてはいるが、評定との関係や、高校生活に入ってからの不安などで、ランクを下げて受験する。

これは、志望校の受験にはならずとも、最悪の結果を回避する確率を向上させ、それでも何かがあれば、特待生などのセーフティがあるという、石橋を叩いて渡るような受験。

 

次は不戦敗。

私立高校の特待生合格したことにより、入学を決定し、高校の準備に移行する受験。

この受験の仕方は、麻布学院ではありえません。

 

面談は、上記のBとCの場合において設定いたします。

ご連絡いただければ、面談を設定いたします。

 

「将は慌てない」という言葉にもありますように、私はこれから受験までの間、合格を信じてのみ行動しなければなりません。

突然の志望校変更があれば生徒全体の士気にも影響しかねません。

ですから、志望校変更のお考えがある場合は、この面談期間中にご相談ください。

よろしくお願いします。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年2月5日

中2生、新みやぎ模試結果報告。

 

新みやぎ模試の中2生冬休み号の結果報告です。

受験者人数 16名

塾内平均点 435.5点 県内平均点 294点 +141.5点

450点以上 7名

400点以上 13名

県内順位(100位以内)

13位(485点) 13位  20位 40位 50位 75位 98位

最高順位が485点の2名。 13位

100位以内に7名でした。

この学年は、入塾して間もない生徒が多い学年です。

それを鑑みれば、健闘した数字だと思います。

問題が簡単であったため、485点を獲っても県内10位以内には入らず。無念です。

生徒数500人とか生徒数1000人などの大手塾を相手にして、たった16名の麻布学院の生徒が7名100位以内を出しているのは、本来、褒めてしかるべきかもしれません。

しかし、県内1位を獲得できないどころか、10位以内にも入れない結果になったのは屈辱的惨敗です。

常日頃から、模試の成績では、どこにも引けをとらないと言っている私の言葉が嘘になってしまいました。

申し訳ありません。成績向上のため全力を尽くし、春の模試では必ずや好成績を残します。

 

偏差値

70以上 6名

68以上(仙台二高) 7名

66以上(仙台一高) 9名

64以上(仙台三高) 12名

62以上(宮城一高) 13名

56~59 2名

48 1名

16名中、14名がナンバースクール相当の偏差値を出しました。

他の2名も入塾時の学力と比較すれば飛躍的な伸びを見せています。

この学年は、現在19名にまで上りましたが、最近まで人数が10名程度で、一番少ない学年でした。

新3年生になってから、どのぐらいの人数になるかはわかりませんが、鍛えれば一番伸びしろはある学年だと思います。

現在19名ですので、最大8名程度までは募集するつもりです。

これから鍛えなおす学年ですので、入塾するタイミングとしては、今が最高の時期だと思います。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年2月3日

 

麻布学院、私立入試最終結果報告。

 

(私立受験最終結果)

仙台育英特進  受験者20名 合格20名(特待生合格18名)

東北学院 受験者7名 合格7名

ウルスラ学院特志 受験者4名 合格4名

尚絅学院特進 受験者4名 合格2名

尚絅学院文理進学 合格2名

聖和学園特進 受験者3名 合格3名(特待生合格3名)

聖和学園総進 受験者1名 合格1名

常盤木学園リバティー 受験者1名 合格1名

東北高校創進 受験者8名 合格7名(特待生合格6名)

宮城学院アドバンスト 受験者2名 合格2名

東北学院榴ヶ岡 受験者1名 合格1名

東北高校文理 受験者1名 合格1名

関東私立 受験者1名 合格1名(特待生合格1名)

 

以上が私立入試の最終結果です。

麻布学院が常日頃から言っている、私立特待生合格の多さがわかる結果だと思います。

これが麻布学院の受験です。

学力の高さは結果に嘘をつきません。

この全てが専願ではなく、一般受験の成果です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年2月2日

 

先生と呼ばれる者の責任。

 

我々、塾の講師と言えど、先生と呼ばれる立場です。

先生と呼ばれる人間は、人を救うために存在する仕事です。

医者は人の命を救い、弁護士は人の人生を救い。政治家は国や自治体を救う。

そんな存在であるからこそ「先生」と呼ばれるのです。

 

では、我々塾講師や、学校の先生たちは何を救えばいいのか?

その答えは、生徒の未来を救うことだと私は思っています。

 

学校の先生にとって、生徒は、何十年のキャリアの中で、何千人の中の1人かもしれません。

塾にとっても、毎年、入塾してくる何百人の1人かもしれません。

麻布学院は個人塾ですから、そこまで人数は多くなくとも、毎年20人くらいの生徒はいます。

その中の1人だと言ってしまえばそうなるでしょう。

 

しかし、生徒や保護者からみれば、たった一人の存在であり、高校受験は、人生でたった1回の重みがある出来事です。

今まで私は、何人の未来を救ってきたのだろうといつも考えます。

何人の未来を救うことが出来なかったのだろう。

 

中には、私立高校になったとして、頑張れば大学受験で取り返すことができるとか、社会に出てからが勝負だと言う人もいます。

それは事実です。

 

しかし、生徒が思い描く未来が仙台一高だった場合、受験で落としてしまうということは、その生徒が思い描いた未来を救うことが出来なかったということです。

その未来を消してしまった責任があるはずです。

 

私は、職業は違えど、「Dr.コトー」や「ブラックジャックによろしく」など、1人の人間を救うために悩む物語を読んで、心が揺さぶられ、大手塾で責任ある立場を捨てて、麻布学院を開校しました。

そこには信念があったはずで、生徒の誰もが未来を諦めないでいられるよう、頑張って来たのです。

 

しかし、受験を重ねる度に、心の中に歪が産まれた気がします。

この「心の歪」に負けた時、麻布学院は存在価値を無くしてしまうのでしょう。

 

私は、この「心の歪」に負けたくないのです。

妥協や諦めに飲み込まれたくはないのです。

どの塾も、そして学校の先生たちも、皆がこの「心の歪」と戦っているのだと信じたいのです。

 

ですから、私は生徒の未来を救う立場の人間として、絶対に妥協もしなければ、諦めもしません。

それが、「先生」と呼ばれる者のあり方だと信じていますから。

他塾の講師たちも、学校の先生たちも、皆そうであると私は信じています。

 

私に出来る全ての事をやろう。

毎日毎日、そう思いながら生徒と関わっています。

今日できることの全てを。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年2月2日

私立高校合格まとめ

 

本日、聖和学園、ウルスラ学院、常盤木学園、尚絅学院の合格発表がありました。

結果は、尚絅でスライドしてしまった生徒がいました。

原因は国語です。国語で大きく点数を落としてしまったようです。

公立後期に向けて、国語の強化が急務です。

 

ウルスラ学院特志 受験者4名 合格4名

尚絅学院 特進 受験者4名 合格2名

尚絅学院 文理進学 合格2名

聖和学園 特進 受験者2名 合格2名

聖和学園 総合進学 受験者1名 合格1名

常盤木学園 リバティー 受験者1名 合格1名

 

尚絅の結果が残念ではありましたが、国語という明確な課題が見つかったと思いますので、後期に向けて練習あるのみです。

 

(私立受験まとめ)

仙台育英特進  受験者20名 合格20名(特待生合格18名)

東北学院 受験者7名 合格7名

ウルスラ学院特志 受験者4名 合格4名

尚絅学院特進 受験者4名 合格2名

尚絅学院文理進学 合格2名

聖和学園特進 受験者2名 合格2名(特待生合格2名)

聖和学園総進 受験者1名 合格1名

常盤木学園リバティー 受験者1名 合格1名

東北高校創進 受験者8名 合格7名(特待生合格6名)

宮城学院アドバンスト 受験者2名 合格2名

東北学院榴ヶ岡 受験者1名 合格1名

東北高校文理 受験者1名 合格1名

関東私立 受験者1名 合格1名(特待生合格1名)

 

多くの生徒が特待生合格を達成できたのは良かったと思います。

これぞ麻布学院の受験という結果です。

本日、公立前期入試が行われ、後は後期入試を残すのみです。

私立受験で悔しい思いをした生徒もいますので、後期に向けて努力あるのみです。

本日から気合いを入れて勉強に励もう!

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年2月1日

 

麻布学院の実力。私立特待生合格数と宮城ぜんけん模試。

麻布学院は、受験指導塾です。

受験に照準を絞り、私立高校特待生合格を勝ち取って、公立高校は志望校に勝負をかけるのが麻布学院です。

(今日現在の合格状況)

仙台育英特進 合格者20名 特待生合格18名

東北高校創進 合格者7名  特待生合格6名

このように、ほとんどの生徒が特待生合格を勝ち取ってきます。

今日の段階で全生徒27名中21名が特待生合格を果たしていますので、全体の78%の生徒がこの基準に達している事になります。

私立の特待生合格は、生徒や保護者の気持ちを少しだけ楽にします。

ですから、第一関門としてこの特待生合格を目指すのです。

特待生合格を果たしていない生徒の多数は、東北学院や宮城学院のアドバンスト、東北学院榴ヶ岡など、進学を考えて特待生合格しやすい私立ではなく、大学が併設されている私立高校を選んでいます。

これを特待生合格と同等で考えれば、27名中25名がこの基準に達し得います。

生徒全体の92.6%に当たります。

つまりは、全体の9割を超える生徒が憂いなく公立受験に集中できることになります。

 

この数字だけを見ても、麻布学院の生徒達の頑張りが見えると思います。

(本日までの私立受験結果)

仙台育英特進  受験者20名 合格20名(特待生合格18名)

東北学院 受験者7名 合格7名

東北高校創進 受験者8名 合格7名(特待生合格6名)

宮城学院アドバンスト 受験者2名 合格2名

東北学院榴ヶ岡 受験者1名 合格1名

東北高校文理 受験者1名 合格1名

関東私立 受験者1名 合格1名(特待生合格1名)

合格おめでとうございます

 

 

そして、麻布学院が力を入れている模試の結果報告です。

宮城ぜんけん模試 塾内平均391.0点

最高順位 県内3位

成績上位者(県内100位以内)

10位 17位 17位 32位 37位 63位 67位 78位 91位

今年度の中1~中3生まで全て模試において初めて塾内平均点が400点を切る結果となりました。

400点を超えた生徒が25名中15名

生徒達にとっては、私立受験日の3日前に実施しましたので、私立問題に集中していたこともあり、平均点を落とす形になったと思います。

 

しかし、生徒とは違って、塾側としては言い訳にもなりません。

申し訳ありません。

宮城ぜんけん模試は第1回~第3回までの全て、麻布学院の生徒が県内1位を獲得して来ました。

しかし今回、1位の座を他塾に渡してしまいました。

この結果は、私の油断によるところが大きいと思います。

結果を分析し、自分を叱咤して、生徒の成績向上に力を尽くします。

申し訳ありませんでした。

 

麻布学院、中3生の模試1位獲得数(生徒数27名)

(新みやぎ模試)

新中3生号1位 9月号1位  11月号1位 12月号1位 1月号1位

(宮城ぜんけん模試)

第1回1位 第2回1位 第3回1位

わずか中3生27名の麻布学院の生徒達が、これだけの県内1位を獲得しました。

受験結果、模試の成績など、麻布学院の生徒の努力と学力が一目でわかる結果だと思います。

 

(生徒募集について)

中1生が来月から2名、中2生が来月から1名入塾予定です。

塾の物理的定員まで後数名となりました。

中3生卒業の3月を待たずに入塾を検討される方は、お早めにご連絡ください。

 

 

入試速報。東北学院榴ヶ岡。

 

東北学院榴ヶ岡 受験者1名 合格

おめでとうございます。

昨日から全員が合格を果たしています。

今日は、この後、宮城ぜんけん模試の結果報告など、麻布学院の成績を一目でわかる情報を掲載する予定です。

今年の合格者

防衛大学校 合格

関東私立 特待生合格

仙台育英特進 20名合格

東北学院 7名合格

東北高校創進 7名合格

東北高校文理 1名合格

東北学院榴ヶ岡 1名合格

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ

麻布学院は勘違いされている?

 

麻布学院は、入塾テストを行い、ふるいにかけて成績の良い生徒ばかりを集めているという噂があります。

それは全くの間違いです。

麻布学院に入塾テストは存在しません。

入塾したいと言われれば、どんな生徒でも入塾することが出来ます。

 

今回、私立受験で、例えば仙台育英の特進を受験した19名全てが合格しています。

この結果から見れば、全員がある一定以上の点数で入塾してきたと思う方はいるかもしれません。

しかし、中3生から入塾したメンバーのほとんどが、集団塾であるにも関わらず、個別をすすめられたり、高額な授業料を提案されたり、上位クラスから落とされたりした生徒達です。

その彼らも、今日の私立受験では各校の特進系に合格しています。

私立であるなら当たり前だと言う人もいるかもしれませんが、塾生全員が合格することは難しいと思います。

麻布学院の生徒は、どんな成績で入塾しようと、そこから努力をして結果を出しています。

学校では普通以下と思われている生徒も、全員、特進に合格しています。

それが麻布学院です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年1月30日

私立高校、合格速報。

本日、私立高校の何校かで合格発表がありました。

郵送される通知は明日だそうで、今日は合否しかわかりませんでした。

 

特待であるかは明日の通知を見なければわかりません。

しかし合否は出ましたのでご報告します。

 

仙台育英学園 特進 19名全員合格

東北学院 7人 全員合格

東北高校 創進 7名合格

東北高校 文理 1名全員合格

 

以上です。

流石に麻布学院の生徒は私立高校で不合格にはなりません。

後は、公立高校受験に向けて頑張ろう。

 

麻布学院は、普通の子が集まり、普通の子を鍛え、受験では無類の強さを見せる塾です。

私立高校の受験でも、その一端をお見せできると思います。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年1月30日

 

悩み続けること

 

私は、塾を開校していらい、ずっと悩み続けてきました。

どうすれば生徒の成績を上げることが出来るのか。

どうすれば全員合格できるのか。

麻布学院は本来、週3回の授業だったのです。

週3回と決まっていても、学びたい生徒はいつでも来て良いというルールを作りました。

やる気のある生徒の成績を上げてやりたい。

合格させてあげたい。

そのいつでも来て良いというルールを1人、そしてまた1人と利用するようになり、気が付けば全員が毎日授業に参加してくれるようになりました。

それが麻布学院、週7日授業の始まりでした。

生徒が自習で学校から塾に直行することも増え、そうであるならば先生を付けてきちんと授業形態にしようと考えました。

それが今の16:30分~21:00までの授業形態となりました。

そして唯一、休みに設定していた日曜日も、生徒が自習に来るようになり、結局、日曜日も授業の日に設定しました。

生徒達のやる気は、そのまま成績に反映し、ついには朝の5時に塾に来たいという生徒も現れ、塾にサマーベットを持ち込んで、私は寝ることになりました。

自宅に帰るのは風呂の時間のみ。

そんな生活を続けていると、いつの間にか麻布学院の成績は上がって行きました。

休みもなく、睡眠の自由すら無かったけれど、成績を上げて喜ぶ生徒の姿が嬉しかった。

そして受験。

生徒の何人かを落してしまいました。

 

何が足りなかったのか、本当に悩みました。

生徒の成績に一喜一憂し、あまつさえ感動の涙を流すような軟弱な自分に原因があったと悟り、次に年からは人間が変わったように生徒を怒るようになりました。

生徒の指導計画も、会話内容、性格、保護者の望み、生徒の悩みを1人1人毎日まとめ、それらの要素と模試や定期テスト、評定に反和え居させて、完璧な指導計画を目指しました。

次の年は、大量に仙台一高の合格を勝ち取りました。

しかし、何人かの生徒を落してしまいました。

その次の年は、塾生の9割をナンバースクールに合格させましたが、やはり落ちた生徒がいました。

次に考えた事が、生徒を落した場合の責任の取り方。

受験に失敗した生徒の高校3年間は無料にすることで、責任を少しでも果たせるように考えました。

テキストを数百種類用意すること、全国で受験可能な模試すべての会場として登録すること。

そうしているうちに、新みやぎ模試の県内1位を毎年輩出できるようになり、塾内平均点は常に仙台トップクラスとなりました。

それでも、生徒を落してしまう。

ですから今度は面談に力を入れました。保護者面談に1人2時間はかけるようにし、出来るだけ認識を共有することを目指しました。

そのことで、塾内平均点は飛躍し、仙台屈指のものになりました。

それでも生徒を落してしまいました。

そして悩みに悩んだ末、生徒とコミュニケーションをとる場としてブログを開始し、快適な空間を用意するためにリフォームをし、数検、漢検、英検も会場指定され、生徒のほとんどが準2級合格を果たせるように努力をしました。

そして数検と漢検については、ほとんどを準2級合格させました。

明日の自分をがっかりさせないように、今日できることを先延ばしにせず、いっぱい悩みました。

人間は、辛くなって悩むことを辞めた時、つらくて考えることすら放棄した時、生きる意味を見失い、いろんなことがどうでみよくなってしまう気がするんです。

その結果がどうなるかを私は知っています。

生徒を落すことに耐えきれず、私は数年間、塾を離れたことがありました。体調の問題もあったので、周囲の人間は優しく接してはくれましたが、その数年間は、逃げた事への後悔でいっぱいでした。

大病を克服し、塾に復帰してから、さらに悩みました。

自分の立ち位置や体調、生徒との距離感。

それでも私は悩み続けています。

それを放棄した時に、自分がまた逃げだすのが怖いからです。

だから毎日こうして、生徒1人1人のデータを更新しています。

生徒が言った、保護者が言った「仙台二高合格」という目標を信じて、毎日毎日。

このデータは、生徒と保護者、そして私との繋がりであり、信頼の形です。

この完璧なデータを、完璧と思わず、日々改善し悩んでいます。

悩みって、ネガティブな感情かもしれませんが、その根源は愛情なんです。

その生徒を合格させたいという愛情から生まれた産物が悩みです。

私はこの悩みに潰されることがないように、うまく付き合っていくつもりです。

塾長が、生徒を思い、毎晩思い悩むことの何が悪い。

悩むからこそ、データも完璧に近付き、成績も上がり、合格を果たせると私は思っています。

 

今年の生徒には、私の全てを置いていくつもりで接してきました。

だから、上手く笑えるような人になって下さい。

合格して、未来を掴み、上手く笑える人になって下さい。

私のような、ひきつった笑い方ではなく。

 

今日は私立の合格発表。

どんな場合でも対応できるよう、受験生1人1人の想定場面は織り込み済みです。

データとアドリブで、かならず前向きな気持ちにさせてみせます。

発表が楽しみです。

麻布学院(仙台市宮城野) 塾長ブログ 2017年1月30日