受験制度改革。

 

宮城県教育委員会の審議会で、受験制度改革における、新制度が2020年からになるという見通しが出ました。

つまり、今年度の新1年生から実施されることとなります。

前期選抜が無くなり、受験日を同じとする2つの受験方式をとる予定です。

1つは、現在の後期選抜と同じ。

もう1つが現在、青森県や栃木県、神奈川の1部の学校で取り入れられている特色化選抜になる予定です。

特色化選抜については、まだ指針が出ていないのではっきりとした事は言えませんが、入手した神奈川県や青森県の状況を精査すると、かなり高校ごとに違いが出る入試になりそうです。

高校によっては、数学、国語、英語の点数が1.5倍で計算される傾斜配点を導入していたり、生徒会や部活などの校内活動に40点の枠を設けていたり。

一般入試が7割。特色化選抜が3割となる予定です。

新中1生にとって、新制度での受験になります。

受験時に、混乱しないよう情報の収集に努めます。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年3月15日

 

宮城県の東大合格者が伸びない理由。

 

宮城県において、東大合格者総数は年々減少しています。

二華中・青陵中という中高一貫校が出来た事を考えれば、総数が伸びてしかるべきはずです。

しかしながら、総数は伸びません。

 

理由は簡単。

 

灘高中・開成中を受験する関西圏・関東圏の子供たちは、東大に合格する過程として両校を選んでいます。

東大を親子共に目指す時期も幼稚園教育から始まり、小学生で東大合格のための手段として中高一貫校を受験しています。

灘中や開成中に入学することが目的ではありません。

 

しかし、宮城県の中受験事情を考えれば、二華中、青陵中に合格する事が目的であり、合格してから徐々に大学を意識し始めるのが普通だと思います。

 

東大に合格するような生徒は、保護者、生徒の両方が東大を早くから意識し、全てが東大合格のための過程と意識できる人間であると思います。

全ての東大生がそうではないでしょうが、麻布学院を卒業し、医学部に進んだ全ての生徒が親子ともに医者を目指していた家庭ばかりです。

 

彼ら、彼女たちが今現在小学生なら、選ぶのは二華中であると思います。

しかし、彼らが二華中の授業だけで満足するとは思えません。

二華中は、あくまで東大に合格するため、医者になるための手段と考えるからです。

 

東大の宮城県合格者総数を増やすとすれば、幼稚園から東大を親子で目指し、教育を受け、その過程として二華中を選択する生徒が増えなければ難しいと思います。

そうした特殊教育が出来る幼稚園も小学校もありません。

塾も中受験を目的としているだけで、小学生から東大を意識した授業はしていません。

宮城県に需要があまり無いからです。

 

麻布学院に過去在籍していた、東大理Ⅲ合格を果たした生徒は、生徒保護者ともに、全ては東大理Ⅲのためにと考えられる人でした。

 

それとは別の話では、灘高校出身、後期で東北大学医学部合格を果たした人が、麻布学院で講師をしてくれたのですが、彼が私に言った言葉が

「僕は灘の落ちこぼれです・・・・」

目にいっぱい涙をためてそう話していたのが印象に残っています。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年3月14日

 

ブログの調子が悪いです。

ブログの調子が悪く、行間をあけることができません。

大学入試結果についてブログを書いたのですが、何度も消えてしまいました。

今日は諦めます。

長文で力作だあったのですが・・・・

高校準備講習の授業開始。

 

受験を終えたばかりの生徒達は、今日から高校準備講習に入ります。

高校準備講習と言っても、講習費が別途かかる訳ではありません。

 

卒業旅行などで数名欠席しましたが、ほとんどの生徒が今日から勉強を開始です。

高校でのスタートダッシュのため、3月末までびっしりと高校範囲の予習をします。

麻布学院の生徒達は、受験の結果がどうであれ、きちんと高校の準備をしてから塾を卒業します。

合格発表の日でさえも、結果がどうであれ全員がきちんと塾に来ます。

常に先を見ている生徒の集団。

それが麻布学院です。

昨年の生徒も全員そうでした。

一昨年の生徒も、その前年も同じです。

受験は高校入試で終わりな訳じゃありません。

気持ちが切れないように麻布学院の生徒達は、高校入学まできちんと準備を怠りません。

入試は高校受験で終了ではなく、3年後の大学入試を見据えた勉強が始まるのです。

受験から入学まで勉強空白時間が出来てしまうのが一般的ですが、麻布学院の生徒は、一切の空白時間を作らず、予習に余念がありません。

 

当たり前のことを当たり前に。

それが出来る生徒の集団が麻布学院です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年3月13日

麻布学院小学生部門の考え方。

 

仙台で、進学系の小学生が塾に通うと言えば、その目的は二華中、青陵中の受験目的だと思います。

それ以外で小学生から進学塾に通うことは、よほど教育意識の高い地域で、教育意識が高い保護者でなければ、あまり無いと思います。

つまり、小学生で進学塾に通う小学生の6割~7割が二華、青陵の受験を目指していると言って過言ではないと思います。

 

麻布学院は、二華中、青陵中を目的としていません。

麻布学院の小学生部門の目標は「仙台一高」「仙台二高」です。

麻布学院の卒業生が進学した大学で、圧倒的に多いのが東北大学です。

東北大学を最終ビジョンと考えれば、目標校は二華ではなく、仙台一高と仙台二高が他校を圧倒しています。

 

麻布学院では、算数の時間、小学生のうちから高校入試問題などにもどんどんチャレンジし問題を解くテクニックを教え、小学4年生から入塾した生徒には、小学6年生の終わりには、中学1年生の範囲を終了し、中学入学までは、再度中学1年生の範囲を繰り返し丁寧に復習しながら、必ず毎日「一次関数」「図形」「連立方程式」「方程式」「規則性」などの問題を出題しています。

小学生のうちに、高校入試問題を解けたという自信が、さらなる難しい問題に取り組む喜びを生み、麻布学院の小学生は、高校入試問題を解くのが大好きに育っていきます。

自習に来ている6年生が、昨日遅くまで挑戦していたのは、中3生の後半で習う円周角の定理の利用です。

そして今日、自習に来ている6年生が挑戦しているのは、中2生中盤で習う連立方程式の文章問題です。

麻布学院が目指す小学生教育は、高校入試問題に小学生から慣れさせ、問題を解く自信と喜びを育み、中3生の夏には全過程を終了する体制を作る為の先取り教育です。

 

昨年までの麻布学院は、募集を積極的に行っていなかったこともあり、ごく少数の人数で小学生部門を運営していました。

しかしながら、昨年より、人員も塾講師2~3名(うち2名は社会人塾講師)を用意し、万全の態勢で広く募集をかけたところ、現在時点で新中1生が20名を超える見込みで、新6年生も10名を超える人数となりました。

一番年少で、小学校3年生も麻布学院に通っています。

その小学生全員が、仙台一高、仙台二高合格へ向けたカリキュラムを楽しみながらこなしています。

 

中受験ではなく、仙台一高、仙台二高、そして東北大学を念頭にした先取り教育。

それが麻布学院の小学生部門です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年3月12日

麻布学院が求めるもの

来月から新学期です。

新中学三年生は、名実ともに受験生。

この地域は、全体的に、のんびりしている風潮。

麻布学院は、仙台市内の上位校合格者が多い地域に照準を合わせているのですが、どうしても、この地域では浮いてしまいます。

「夏からでも」
「塾に行かなくても」
「評定があるから」

そんな考えの人もいます。

確かにそういう事例はあるでしょう。

塾に行かなくても、上位校合格が叶う人もいます。

夏からでも、合格できる人も。

しかしながら、合格した後はどうでしょう?

同じ地域の生徒とは違って、小学生から塾に通い、受験を突破した人たちばかりに囲まれたとき、その考えは通用するのでしょうか?

さらに、仙台一高や、仙台二高などの上位校に入学する目的は?

その先の、大学受験では、幼稚園から塾に通う首都圏、関西圏の人も必ず相手にしなくてはなりません。

中学時代に、何をやってきたかが、のちの大学受験で大きな差となり、のしかかります。

仙台一高、仙台二高が最終目標じゃないんです。

その先を見据えた勉強を、今のうちからしないといけません。

現在、東北大学は、首都圏、関西圏の進学校に、ターゲットとされています。

麻布学院は、高校受験の先も見据えて指導する塾です。

大学受験を常に見据えています。

それが重要だと私達は、いつも意識して指導します。

麻布学院創立12年

卒業者最終学歴(複数合格は除く最終学歴のみ)

(国公立)

東大(理Ⅲ)、自治医大、東京工業大、東北大、筑波大、防衛大、   東京学芸大学、東京外語大、宇都宮大、岩手県立医大、横浜国立大、千葉大、埼玉大、岩手大、山形大、新潟大、宮城教育大、宮城大、福島大、会津大など。

(私立)

慶応大、早稲田大、同志社大、立命館大、立教大、中央大、法政大、明治大、青山学院大、東京女子医大、学習院大、東京理科大、芝浦工大、東北医科薬科大、北里大、津田塾大、東京農大、東海大、東洋大、駒沢大、日本大、東北学院、東北福祉大、東北工業大、白百合女子大、宮城学院大など。

2016年現在で把握できている、生徒の最終学歴です。

仙台にある小さな個人塾。

その生徒達が先を見据えた頑張りで、実を結んでくれた結果が現れていると思いませんか?

「麻布学院の生徒は、高校受験で燃え尽きない!」

そんな指導が、麻布学院の根幹です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年3月11日

哀悼の意を表します。

 

東日本大震災で被害にあわれた方々に哀悼に意を表します。

 

私も親戚や、お世話になった方々を亡くしました。

法要に出席も出来ず、申し訳ありません。

塾から黙とうを捧げました。

 

我が麻布学院のある宮城野は、もう震災の影が残ってはいません。

しかし、沿岸部や福島では、まだまだ震災復興の道半ばです。

宮城でお世話になっている一事業者として、出来る事を致す所存です。

 

黙祷

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年3月11日

 

教え子たちの合格に歓喜。

 

続々と教え子たちが合格の報告に来てくれます。

今日は、東北大学教育学部に合格した生徒が報告に来てくれました。

中学時代の彼女を思い出し、中学時代に目標とした大学に合格し、夢を現実とした彼女を誇りに思います。

おめでとう!!

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年3月10日

 

卒業おめでとう。

 

中学、ご卒業おめでとうございます。

この3年間は、君たちの人生を必ず彩ってくれる大切な思い出となる事でしょう。

君たちがこれから学ぶ場所は、義務教育の場ではありません。

義務ではないという事は、自由であるという訳ではありません。

これからの選択は、一人の個人として、自分の行動に責任を持たなければならないという事です。

一人一人、高校生活では、自分の行動に責任を持ち、素晴らしい高校生活を送ってください。

君たちと過ごしたこの数年間。

私にとっても人生を彩る大切な時間となりました。

卒業おめでとう!

そして、君たちへ送る言葉があるとすれば

ありがとう!!

新中1生、450点プロジェクト。

 

現在、すでに新中1生は20名にせまる勢いです。

中受験経験者も多数いますし、麻布学院に小学生から通っている生徒も多数いるのがこの学年の特徴です。

全員がお世辞ではなく、仙台二高と仙台一高を目指せる生徒達だと思います。

しかしながら、素晴らしい才能を持ちながら、受験で結果を出せなかった生徒は今まで何人もいます。

その原因は何か?

そこを追及すれば、答えは簡単です。

 

最初の定期テストで自信を持てる成績を出せなかったことにより、自分の評価を低い位置に設定してしまったからです。

保護者の皆様にとって、一番大切な定期テストはいつのテストかと問えば、中3生の前期であるとお考えでしょう。

確かにそこも大切です。

しかしながら、中3生ともなれば、自然と生徒は必死になります。

差がつく原因は中1生の最初の定期テスト結果なのです。

最初の定期テストで480点以上を出した生徒は、自分の限界を480に設定しているので、その後の点数も安定します。

常に480点を基準として3年間の定期テスト目標とするからです。

480点を獲れれば、学年10位以内には入れるでしょう。

現在の定期テストは、上杉山中や附属中などの特例を除けば、反復学習のみで480点が獲れるように出来ています。

問題のほとんどが、学校から渡される家庭学習帳から出題されるからです。

学校の先生方も、本来は、家庭学習帳以外の問題を出題したいのは山々だと思います。

しかし、今も世の中、それ以外から多く出題した場合、保護者からのクレームが入ることも多々あります。

ですから、出題の多くが家庭学習帳から出題され、それを何度も繰り返し反復学習することで、定期テストの点数が獲れるのです。

 

麻布学院は、あくまで受験塾ですので、受験につながることを中心に塾を運営しています。

麻布学院の目指す生徒像は、学校の定期テストと実力テスト、そして模擬テストの成績が、同じになる生徒です。

定期テスト450点、実力テスト450点、模試450点。

これが理想です。

定期テストで460点が獲れる生徒が、模試で400いかないという話を良く耳にします。

それは、定期テストの勉強と、受験勉強を混同しているからです。

受験勉強には、先取り教育が必要です。

そして、なにより大切なことが、常に復習を怠らないことです。

学校の定期テストには範囲が決めれれており、その試験が終われるともうその範囲は、次の定期テストに出題されません。

勉強も、家庭学習帳の同じ問題を繰り返し覚えて練習しただけですから、応用力を試される問題はやれていないのです。

社会や理科に関しても、範囲が終われば二度と教科書を開くことはありません。

生徒の中で、その範囲は終わったものと認識しているからです。

 

そんな生徒達を模試や実力テストで点数が獲れるようにするのが本来の塾の役割です。

大手塾のトップクラスは受験に関する事以外はやりません。

ひたすら受験に向けて先取り学習をし、難しい応用を生徒に解かせ、受験に備えています。

学校のテストについては、生徒自身が努力して欲しいと言うスタンスです。

それが進学系の塾の姿であり、麻布学院も本来はその姿勢です。

 

しかし、大手塾のトップクラスは、小学生からその塾にいたり、入塾テストで選ばれた生徒です。

地域的にも進学意識が高い地域に点在しています。

自分のことは自分で出来る子供たちの集団なのです。

 

しかしながら、麻布学院に入塾テストはありません。

今までは、広く小学生を募集することはなく、1学年で3人いれば多いぐらの人数でした。

中3生の定期テスト1位の生徒は小学生から麻布学院にいた生徒ですし、附属中で2位になった生徒も麻布学院に小学生からいた生徒です。

しかし、大半の生徒は普通の小学生が、中学生になってから入塾してきます。

入塾テストもないので、本当に普通のご家庭の普通の子供たちです。

ですから、自分で自主学習は出来ないのです。

そのやり方がわからないのです。

その状態のまま、最初の定期テストを迎えてしまうので、480点どころか400前後になってしまう生徒います。

 

ですから今度の新中1生には、定期テストで1位を獲得している先輩たちの勉強法をしっかりと最初から伝授し、すでに中1生の範囲が終了している生徒も、一度、中1生の最初に立ち戻り、最初の定期テストに備えることとしました。

本来、家庭で学校の勉強をしてもらうため、宿題は生徒や保護者が望まない限りありません。

各自、生徒が自己判断でやりたいものを選択して家庭や塾の自習時間に自主学習をしています。

しかし、そのやり方だと、どうしても模試や受験に近い物を選ぶ生徒が多くなってしまいます。

受験ベース、模試ベース、実力テストベースの勉強法に偏ってしまうのです。

そうなると、学校のテストは何となく430ぐらいは獲れるからという適当な勉強をしてしまう生徒が出てしまう結果となります。

 

ですから、新中1生には、定期テスト450以下にならないように、家庭での勉強法を教え、宿題としてその勉強法を定着させ、最初の定期テストまでは保護者の皆様にも協力を仰ぎ、必ず全員、定期テスト450点以上を達成しようと思います。

本来は480点を目指したいのですが、それはあくまで定着した後の目標であり、全員が達成できる目標としたのが450点です。

現在、すでに授業形式で、中学1年生の最初の定期テスト範囲を徹底的に繰り返し教えています。

家でやるテキストも全員配布済みです。

450点プロジェクトは、順調に進んでいます。

何度も言いますが、中学3年間で一番重要な定期テストは、中1生の最初にある定期テストです。

麻布学院は、最初の定期テストに向けて、どこの塾よりも全力で取り組むつもりです。

全員で450点以上を達成し、中学3年間の全ての定期テストに自信を持てるように頑張りましょう。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年3月9日