腹が据わる。

 

ある大手塾では、塾のある日の部活を生徒に休ませたり、辞めることを推奨していたりしているようです。

主に中心部にある教室で行われていたそのような実態が、今は麻布学院の近隣中学でも行われ始めました。

これは、受験制度改革について大手塾がある程度の情報を得ている可能性と、上位クラスは評定の高い生徒を集めているので、少しくらい評定が下がっても平気だという前提があるのかもしれません。

麻布学院の生徒は、普通に部活動もしていますし、今回の中総体でも県大会に進出した生徒が多数います。

昨年、仙台二高と仙台一高、土浦第一に合格した生徒は1名を除いて県大会出場選手です。

 

しかしながら、新受験制度が施行されるころには、仙台市内でも地域によって大きな差が生まれそうな雰囲気です。

今でも、学区によって全く合格実績が違うのに、余計に格差が拡がれば、こちら側の学区もそれに対抗しなければならなくなります。

本当に難しいです。この学校による考え方の違いと格差の問題は・・・

大手塾は何百人、何千人の生徒がいるので統一した考えでもやって行けるのでしょうが、生徒数20名前後の塾では余程腹が据わらないと改革について行けないかもしれません。

私も昔に戻って腹を据えるときなのかもしれません。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年6月11日