今年の受験。データの更新終了。

 

塾は休みなのですが、今年の受験データをまとめていました。

麻布学院の生徒達は、合格した生徒も残念ながら合格させてあげることが出来なかった生徒も、ほとんどの生徒が後輩のために点数開示に行ってくれます。

本当に頭が下がります。

麻布学院の生徒が評定平均3.2だろうが3.6だろうが3.9だろうがナンバースクールに挑み、合格してきた背景には代々卒業生が後輩のために点数開示をしてくれたからです。

普通の塾では、上位クラスに評定のしばりやクラス分けテストがありますので、評定の低い生徒達が仙台一高や仙台二高に挑むことは少ないと思います。

ましてや合格者を出すのは難しいと思います。

どんなに公表されているデータを調べても麻布学院の卒業生が築いてきた奇跡的合格の数値は出せません。

今年も評定140点台の生徒が宮城一高に合格し、麻布学院のナンバースクー合格者今年の平均評定は160点台です。

他の塾では真剣に考えないような志望校と入塾時の評定、点数でも麻布学院はいざ引き受ければ必ず勝負になる点数まで引き上げる塾です。

過去14年間で281名の生徒数に対して、110名(土浦第一を含む)の仙台一高・仙台二高の合格者を輩出し、39.1%の数字です。

ナンバースクール合格者は159名。56.5%の数字です。

この数字に仙台高専と関東難関私立、九州難関私立進学者を足すと170名。60.5%の数字です。

この合格者たちを含めた卒業生の模試データや入試データが保存してあります。

ですから、他の塾が無理だと判断した生徒達もナンバースクールに合格させることが出来たのです。

生徒数281名から170名の仙台高専以上の合格者。

宮城野区の1教室の個人塾で、仙台市学力テストで最下位だと校長先生が言い放った近隣中学の近くに敢えて塾を開設し14年間。

ひたすらに信念と方針を変えず、宣伝は年2回の新聞折り込み。

2年前にブログを始めましたが定員をしっかり守り、毎日授業という根幹は変えずに守り続けました。

 

今まで数字と結果を残せたのは、全ての卒業生が後輩に込めてくれた願いの強さがあったからです。

見ず知らずの他塾の生徒達が出したであろうデータではなく、自分の教え子たちが出して残してくれたデータは、その生徒を知り尽くしている意味で非常に貴重な塾の宝です。

そのデータの中には、前期後期制になり、共学化も伴い評定の低い生徒が逆転するのが難しくなった後でも、評定平均3.2で仙台一高、評定平均3.9で仙台二高・仙台一高、評定平均4.0で仙台二高に合格した生徒のデータももちろん含まれています。

代々、悔し涙を流した生徒達が後輩に込めてくれた思いの詰まったデータも含まれています。

そのデータが塾に最後まで残った生徒のナンバースクール合格率56.5%、仙台高専以上合格率60.5%を築いてくれました。

 

毎年、その中から必ず講師をしてくれる生徒が塾を助けてくれるのです。

元々後輩思いな卒業生が、講師になってくれるのですから本当に助かりますし、塾に貼ってある合格札の生徒が講師として目の前にいてくれるので、生徒達も真剣に授業をうけてくれます。

講師の中には、仙台一高主席合格者や仙台一高、仙台二高学年10位以内にいた生徒もいます。

評定を超えた合格を果たした生徒もいます。

今年はウルスラtype2に進学し、それでも諦めず目標を持ち、後期受験で東京学芸大学に合格した生徒もいます。

仙台育英特進から東京理科大に進学した生徒も必ず長期休みには講師をしてくれます。

公立高校、私立高校への進学を問わず、麻布学院の生徒達の多くは高校でも勤勉に努力し、大学進学の報告に来てくれます。

 

その全てが後輩のためにという思いがこもったデータとして蓄積して行きます。

東北高校文教から法政。

仙台育英英進から早稲田。

加美農業から東京農大。

仙台育英東大選抜から東北大。

ウルスラtype1から東北大。

仙台育英特進から東京理科大。

数え上げれば切が無い先輩たちの実績とそこにたどりつくまでのデータがあります。

 

今年も受験生たちが後輩に思いを込めて残してくれたデータをまとめ上げました。

このデータは必ず後輩たちの合格を助け、勇気づけてくれるはずです。

麻布学院は毎日中学生全員の授業があるので、先輩と後輩が近い関係です。

同じ受験問題で3学年合同勝負もあります。

生徒達が毎日関わった先輩たちの生きたデータは、受け入れやすく身近な目標になっています。

麻布学院は全ての数字と結果を公表しています。

それは先輩たちが後輩に込めた思いだからです。

ですから万に1つの誤魔化しや間違いも許されません。

大げさでも嘘でもありません。

 

麻布学院14年間の全てを卒業生が支えてくれた結果がこの数字なのです。

ある業界関係者から、この数字は伝説みたいなものだと言われましたが、伝説になるのは早すぎます。

伝説とは終わった後に言われるもの。

麻布学院はまだまだ成長段階です。

これからも卒業生の思いを込めたデータを元に、数字と結果を出して行きます。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年3月31日