麻布学院、中3生の今月、塾での学習時間。

 

麻布学院の中3生は、部活終了時から16:.30~21:00まで塾の学習時間となります。

土曜日、日曜日、祝日も休校ではないので月末を除く28日間塾があります。

11月の麻布学院における塾の学習時間総数は7560分。

つまり126時間の学習量となります。

これは、麻布学院において普通のことで、これにプラスして生徒たちは自宅学習に最低2時間はかけていると思います。

自習時間で塾に残る生徒がほとんどですので、実際の学習時間はかなりのものでしょう。

これを全生徒がこなしているのです。

 

麻布学院の生徒たちは、これが普通であり、新みやぎ模試県内1位の生徒であろうが、志望校が宮城農業の生徒であろうが同じ学習時間をこなします。

ですから、最初の志望校が仙台東であった生徒でも、現在は仙台二高の合格判定を出すようになっています。

宮城農業志望の生徒も、仙台西や仙台高校の合格判定はもちろん出ています。

今年、新みやぎ模試の県内1位を獲得した生徒2名も、入塾の時は、公立高校志望と仙台高専志望でした。

 

私の考えは、偏差値68(仙台二高合格基準偏差値)を模試でクリアした上で、仙台三高や宮城一高、高専や向山、館山や宮城野にどうしても行きたいというのであれば、それは特に何も言いません。

偏差値64(宮城一高合格基準偏差値)を模試でクリアした上で、仙台東や三桜、多賀城高校などに行きたいと言われれば何も言いません。

 

現実、3年前の受験で、仙台二高の合格判定を出して、仙台南に420点を超える受験点数で合格した生徒もいます。

宮城三高の合格判定基準を出して、三桜に受験点数440点で合格した生徒もいます。

両名ともにいえるのは、高校によって採点基準は違いますので一概に高い志望校を受験しても合格できたかはわかりません。

偏差値70以上で仙台二高の合格判定を出して高専を受験し合格した生徒も今まで2名います。

この両名も、国立と公立では出題傾向が違うので、公立の上位校を受験して合格できたのかはわかりません。

 

私の考えは、宮城農業に行きたいのであれば仙台高校レベルの学力をもって入学したなら、将来、指定校推薦で東京農業大学をもらえる可能性が高いという大学進学を目的とした受験であれば、反対はしません。

現に、そのような考え方で加美農業から東京農業大学に進学した生徒がいます。

 

仙台二高の合格判定を出し、評定の面で不安がある生徒が、宮城一高を受験するのも反対しません。

単純にその生徒が医者になりたいとして、宮城一高は私立の医学部指定校推薦枠を複数もっています。

そして昨年は医学部の推薦枠が余る状態です。

評定4.2で指定校推薦をもらえるので、仙台二高に合格できる力がある生徒ならば、限りなく医者になれると思います。

そういった入試を選択するのも私は反対しません。

現に、そういった方法で医者になった生徒もいます。

 

将来の夢が国立大学で、しかも東北大学以上というのであれば、仙台二高、仙台一高、仙台三高、関東私立しか選択しは無いと私は考えます。

過去、卒業生でウルスラや東北学院や宮城一高、育英特進から東北大学に進学して生徒はいますが、やはり狭い門だと思います。

 

ですから東北大学以上の国立と言われれば、仙台二高、仙台一高、仙台三高を受験すべきです。

その上で、私立高校になる覚悟を持って、ウルスラや東北学院、仙台育英東大選抜特待生のいずれかに合格していれば、当たり前に受験すべきだと思います。

東北高校の創進に、S特待で入学した生徒も埼玉大学に合格していますが、苦労は相当だったと思います。

上記のウルスラ以外の私立高校になった場合は、関東や関西の私立大学に指定校推薦で進学させることも視野に入れてくれればベストです。

 

しかし、東京大学や国立大学医学部と言われれば話は別です。

公立なら仙台二高と仙台一高、医学部であれば仙台二高でなければ今現在の状況では難しいと思います。

私立高校はもちろん、関東や関西の私立高校を選択すべきです。

麻布学院から東京大学に進学した生徒の全てが関東私立を受験し合格しています。

国立の医学部には、仙台一高、仙台二高、一女から卒業生が進学していますが、昨年と今年の合格実績をみると、やはり公立は仙台二高がベストだと思います。

 

高校は、大学受験への通過点です。

目標にあわせた進路を選ぶべきで、私はその進路にリスクが一番少ない方法で進路指導をするようにしています。

 

極端な話、生徒が将来農業をやりたいと言うのなら、仙台二高の合格判定が出ていても、加美農業から東京農大を選択したとして異存はありません。

多分、本心では東北大学の農学部を目指して仙台二高を受験して欲しいと思うでしょうが。

 

麻布学院の学習量をこなすと、様々な選択肢が増えます。

その選択肢からベストだと思う進路を選べば良いだけです。

挑戦するもリスクを避けるも自由です。

 

最低でも志望校より数段上の合格判定が出ている状態で、志望校に合格すれば、高校においても努力で選択肢が広がります。

ですから麻布学院の今年の中3生は、21名中18名がナンバースクールの合格判定を出すまで厳しく指導しました。

仙台二高と仙台一高を志望するならば、最後の最後まで厳しく指導するつもりです。

 

圧倒的な学習量を設定しているのは、仙台二高と仙台一高だけを視野に入れているからではありません。

将来の選択しを増やしてもらいたいからです。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年11月7日