中総体が終わると、麻布学院の中3生の時間割は、(月)~(日)まで毎日授業で、1日270分の授業時間となります。
つまりは、今週末の中総体を区切りに、完全受験体制に入るということ。
圧倒的な学習量で、一気に学力を向上させます。
昨日は、中3生にとって、休日として最後の日曜日でした。
しかしながら、中3生の大半が、練習試合があろうとも自習に来て勉強していました。
麻布学院は自習日でも、学習進度が遅れ気味の生徒には、きちんと先生を用意し、補修できる体制をとっています。
自習日は、塾にとって利益に繋がる日ではありません。
生徒の全てが自習であり、通常授業には含まれない日です。
しかし、麻布学院では、毎週日曜日に、私を含めて講師4人~5人を毎週用意して補習の形をとっています。
生徒自身が成績向上を望めば、いくらでも手助できるように。
でも、それは生徒自身が望んだ場合の話です。
麻布学院は、毎日授業があり、完全集団ではなく少数集団の授業形態です。
高校生の授業時間帯は、生徒2~3人に対して先生1人の個別指導の形式をとっています。
受験で合格させることができなかった生徒たちが高校になっても塾に通う場合は、完全無料としています。
中学生の兄弟が塾にいる場合、下の小学生の授業料は無料です。
中学生に兄弟が2人いる場合は、1人分の授業料は半額です。
それに加えて、日曜日の自習時間には補習授業も行っています。
きちんとした目標があり、自分から積極的に学力を欲する生徒には、いくらでも手助けできるように。
保護者の負担を少しでも抑えることが出来るように。
さりとて質を下げないように。
開校以来ずっと、信念を持ちやってきました。
しかしその全てはヤル気のある生徒たちのためであり、生徒自身に学力を向上させる意思がない場合、その範囲ではありません。
麻布学院は元々、集団他塾と同じような授業料で、他塾の数倍の授業時間を用意している塾です。
生徒1人あたりの利益率は、かなり低く設定しています。
それを超えた部分である中学生の自習日の授業や、高校生、小学生の授業日以外に講師を用意し授業を行うというサービスの部分は、全て塾の経費でおこなっている部分です。
麻布学院は、ヤル気がある生徒にとって、最善の環境を用意します。
ヤル気が見られない生徒にも、個人面談や日常の会話、保護者面談をこまめに行いヤル気の向上に尽力します。
麻布学院に通う、大半の生徒が勤勉であり、学習意欲にあふれています。
つまりは、補習をしてあげたい生徒たちが沢山いるということです。
全ての生徒にそれを行うのは、不可能である以上、優先順位をヤル気で判断するしかありません。
授業時間中は、どのような生徒にも手を抜くことはありません。
成績が思うように上がらない場合は、中学生でも先生1人に対し生徒3人という個別の形態で料金を変えずに授業を行ったりもします。
平日も、早く自習に来た生徒に講師を用意し、授業を行ったりもします。
その部分については、授業料の一部であると思っていますので、誰にでも同じ対応をします。
しかしながら、サービスの部分で全員同じ対応をするつもりはありません。
本来、集団形式の塾が個別で生徒をみた上で、料金を変えないことや、自習時間に講師を用意することも、サービスの部分であることに変わりはありません。
であるならば、授業時間外の部分においては、ヤル気のある生徒に限定させてもらうことも許されると思います。
そもそも、授業時間外に講師を用意し授業を行う塾や、成績に応じて料金を変えずに個別形式をとる塾は、ほとんど無いと思います。
塾にそれ以上を求めるのであれば、生徒自身が努力し、その姿を見せることが前提だと思います。
塾は学校とは違い、義務教育ではありません。
全ての生徒に公平である必要はありません。
サービスの部分では、ヤル気があり目標を明確に持つ生徒を優先するのは当たり前のことだと私は思います。
それ以上を求めるならば、自分自身もそれ以上の努力を。
そう思うのは間違いではないと思います。
逆を言えば、ヤル気に満ち目標に真っ直ぐ向かう生徒には、いくらでも協力する。
それが麻布学院の信念です。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年6月5日