昨日の授業から、定期テスト対策を開始。
教科書の細かい部分のチェックや、学校ワーク、過去問から問題を抜粋し編集したテストなど、様々な取組を行いました。
中総体が近いのもあり、まだまだ仕上がりは良くありません。
昨日は、思い切りカミナリを落としました。
麻布学院の生徒たちは、真面目で勤勉な生徒が多いと思います。
負けず嫌いな生徒も多く、向上心も高いのが長所です。
普段、模試や受験問題に多くふれている分、難しい問題に積極的に取り組む姿勢も目を見張るものがあります。
しかし、その分、基礎的な問題や受験で出題される確率が低い範囲などには興味を持たない傾向があります。
麻布学院は元々、受験塾なので、受験問題に強い生徒の育成に力を入れていました。
ですから、模試と実力テスト、定期テストの点数に開きが無い生徒が多い塾です。
例えば、模試が450点ならば、実力テストも450点。
そして定期テストも450点。
ある意味では理想的な点数の取り方です。
しかしながら、現在の定期テストでは、学校ワークの出現で、480点を超えなければ10位以内に入れないのが現状。
いかに、ワークの問題を繰り返しこなして覚えるかが大切です。
それに加えて、何問か出題される、授業でのプリントや教科書の細かい部分なども暗記して、やっと480点が獲れるように出来ています。
今年から、麻布学院は定期テスト対策にも力を入れるつもりです。
メイン中学の中3生実力テストでは、毎年、上位10位以内に麻布学院の生徒が6人~7人は入っていました。
定期テストの1位も、もちろん麻布学院の生徒でした。
しかし、実力テストで毎回10位以内に入っている生徒が、定期テストでは20位ぐらいになってしまうこともありました。
定期テストは、繰り返し問題に取り組むことで、学校ワークの完璧な暗記と完璧な把握で高得点が狙えます。
10位以内を目指すなら、それに加えて教科書の内容をまとめる作業も必要です。
範囲が決められており、学校ワークという指針がはっきりとあり、授業のプリントというまとめまで渡されている定期テストならば、対策に打ち込めば必ずや点数は獲れると思います。
今年からは、毎年、麻布学院にいた、定期テスト1位の生徒たちが取り組んでいた定期テスト対策法を、塾生全員で取り組むようにいたします。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年6月3日