求められている事。

 

保護者や生徒が塾に求める事は、娯楽の場を与える事でもなく、勉強をする習慣を身に着けさせることでもなく、人間教育を施すことでもないと思います。

塾に求められている事は、第一志望の高校に合格できる学力まで生徒を引き上げる事です。

入塾時の学力相当の高校ではなく、さらに2ランク3ランク上の高校を受験できるだけの学力を生徒に身に着けてもらうことこそ塾の役割です。

 

例えば、仙台南に合格できる学力の生徒が入塾してきたとして、大抵の場合、保護者や生徒はそれよりも上位の高校を志望しています。

その生徒を仙台南に合格させる事は塾に入塾せずとも出来るかもしれません。

しかし、仙台二高や仙台一高、仙台三高に合格させるとすれば、塾は必要です。

現状の勉強法では叶わない志望校だからです。

その学力に引き上げる事を期待して、保護者は塾代を負担して頂けるのです。

 

麻布学院は、入塾時に生徒や保護者から提案された志望校に忠実です。

いかにその高校と現在の学力、学校評定がかけ離れていたとしても、どうすればその学力に到達するかを真剣に考えます。

データを組み上げて、指導プログラムを作成し、どうすればその学力に到達するかを考えます。

課題を1つ1つ見つけて、その対処方を生徒の性格なども加味して作成します。

日々の授業や会話を踏まえ、データを毎日修正し、第一志望校合格へと近づける指導を心がけます。

そして、保護者のもしもの負担が少しでも減少するように、私立高校入試では、仙台育英特進特待生合格、ウルスラtype1、東北高校創進S特待などの授業料免除で合格を勝ち取り、気持ちの面での負担も減らし第1志望校を受験することに迷いがでないようにします。

例を上げれば、今年の受験では仙台育英特進に受験した20名中18名が特待生合格を果たしています。

 

麻布学院の今年の受験生は、全員が第一志望校の合格ランクを模試で出しました。

その上で、第2志望校、確実な公立、そして第1志望校の合格確率をデータで示し、後は保護者と生徒で受験校を決定してもらうようにしています。

麻布学院の場合は、ほとんどの生徒が第1志望校を受験します。

それは、私立高校特待生合格による負担の軽減と、生徒達が受験までにしていた努力を保護者が考えてくれた結果だと思います。

 

麻布学院は、志望校に忠実です。

必ずその高校に合格できる学力に引き上げられるよう現実的なプランの立てます。

数ある塾から麻布学院を選び、求めもらっている事は、それだと思うからです。

今年の中3生も必ずやその学力まで引き上げます。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年5月10日