GWのお休みも終わりました。
今年の受験のことで、自分に何が足りなかったのか、そしてどこに甘さがあったのかを休み中に考えてました。
自分なりにその結論がでましたので、今日から完全に頭を受験モードに切り替えます。
今年の中3生は、良い意味で優等生が多いと思います。
上位クラスのほとんどが評定が比較的に高く真面目な生徒が多いと思います。
その分、学力的に飛びぬけた生徒が少なく、人と争う姿勢に若干の弱さを感じます。
麻布学院には珍しいタイプの生徒が多い学年だと思います。
言われたことは淡々とこなし、勤勉で真面目。
一見、何の問題も無い生徒達です。
問題は、誰かを追い抜こうとか、挑戦しようという気概に欠ける部分。
麻布学院は常に競争です。
席順も模試の成績。
毎週土曜日に行うテストでは、点数を読み上げます。
中1生や中2生が中3生に挑みたいと言えば、学年を超えて受験問題で競わせます。
負けた者は泣き、勝った者は勝ち誇る。
それが日常の塾です。
負けた経験があるからこそ、次は絶対に勝ちたいと努力をするのです。
現に、中2生や中1生には、ギラつくような向上心を隠そうとしない生徒が何人もいます。
中3生にはそのような生徒が見当たりません。
まず私がやるべき仕事は、そのような向上心と負けん気の強い生徒を育てること。
受験とは究極の競争であると教えこむこと。
競争心の無い者は、受験で勝ち抜くことが難しいと訴え続けること。
そして、本来の麻布学院に見らえるような戦う集団に鍛え上げること。
それには、多くの時間を中3生に割く必要があります。
ここから私と生徒の真剣勝負。
本格的に受験モードに突入します。
麻布学院 塾長ブログ 2017年5月8日