昨日も全学年合同で数学受験問題勝負の日でした。
もちろん、問題は連立方程式、一次関数、図形の3単元から。
もう過程を終了している中3生に圧倒的有利。
人数も中3生が19人、中2生が5人、中1生が5人。
何をとっても中3生が有利な状況でした。
中3生には、体験授業に来た、新規の生徒さんが2名いたので、麻布学院の厳しさを知ってもらうのは絶好の機会。
参加させてみました。
スピード勝負で、順位を競います。
スピードを考えても、中3生が有利なのは当然。
(結果)
1位 中2生
2位 中2生
3位 中3生
4位 中3生
5位 中2生
6位 中3生
7位 中3生
8位 中1生
9位 中2生
10位 中1生
10位までに中2生と中1生が6人。
1位と2位は、中2生となりました。
中3生どころか、10位以内に入れなかった中2生や8位になった中1生も泣いてしまいました。
中2生や中1生にとって、負けるのは当たり前。
特に中1生は、つい最近まで小学生。
訓練されている中3生に勝とうとするのが無謀です。
しかし、結果は2名も10位以内に入りました。
中3生の不甲斐なさには、本当に情けなくなります。
中2生や中1生に負けた事ではなく、狩る者と狩られる者が逆転したように、開始前から表情が負けていたことが情けない。
前回に続き、2回連続で下級生チームに泣かされたことになります。
体験授業に来ていた生徒さんの1人は、学校の定期テストでトップ争いをしている生徒さんで、初授業で麻布学院の洗礼を受けて、大泣きしていました。
麻布学院の中3生には、もちろん各学校の1位や2位が在籍しています。
その生徒達が、下級生に圧倒的な力で負ける。
それは本当に屈辱的なこと。
しかし、人間は大きな負けを体験しない限り、成長はしません。
負けたことがあるという事実は大きな財産です。
その後どう行動するかで、仙台一高や仙台二高などのトップ校に挑める人間になれるかなれないかが決まります。
しかし、負け続けることは財産でもなんでもありません。
それは気持ちの問題や努力の問題です。
どちらとも充実していれば、学校の1位2位が下級生に負けるはずなどありません。
心が簡単に折れるようならば、トップ校の受験は諦めた方が無難です。
大学受験では、浪人も沢山います。学年の差などは言い訳になりません。その世界では、浪人が有利と言われています。
その有利と言われている浪人組でさえ、後がないプレッシャーの中、現役組と受験で戦っています。
いちいち、下級生に心を折られていたら、この先の高校受験、ナンバースクールでの争い、大学受験に勝てるはずはありません。
麻布学院は、高校受験の先にある、選ばれた者が集まる場所での戦いや首都圏や浪人との戦いを視野に入れて日々指導しています。
上の者は圧倒的な力で下の者の野望を打ち砕く。
下の者が上の者を努力と能力で圧倒する。
そんな光景が麻布学院の日常です。
昨日体験で来てくれた生徒さんは、今日も来るそうです。
流石、学校で王者争いをしている人間だと思います。
もしかすると新みやぎ模試の将来県内1位を獲得する生徒になるかもしれません。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年4月21日