新みやぎ模試12月号を実施しました。
塾内平均点416点。
多分、もう少し平均点は上がると思います。
県内平均点が高かったこともあり、塾内平均点も高めになりました。
麻布学院の生徒であるということは、とても辛いこと。
本気で頑張ったとしても、周りの生徒全員が頑張っているので、どんなに成果を出しても、必ず上がいます。
今回は、新みやぎ模試と宮城ぜんけん模試で1位を何度も出している生徒が、塾内の生徒に負けてしまいました。
受験勉強とは、洗面器に水を張り、その中に顔を突っ込んで息を止めて我慢しているようなもの。
どんなに苦しくても、隣の人間が水中から顔を上げないなら、自分も上げてはいけません。
みんなが苦しいんです。みんなが我慢しているんです。
顔を最後まで上げなかった人間に、合格という勝利が訪れます。
今はみんな苦しいんです。誰かが耳元で、もう顔を上げてもいいんだよと囁いてしまえば、今まで苦しみに耐えてきた時間の全てが泡と消えてしまいます。
誰もが我慢して、洗面器の水に顔をつけたまま頑張って耐えています。
そんな生徒達を前に、私が「もう顔を上げていいんだよ。諦めてもいいんだよ。」と言うわけにはいきません。
もう少しで受験です。その受験のスタートの笛が鳴るまでは、私を含めて、講師も生徒も、そして保護者も我慢しなければなりません。
ここで顔を上げてしまえば、上げることを許してしまえば、この後の人生で苦しい何かがあるたびに、諦め続ける人生になってしまうかもしれません。
頑張っている生徒も、それを見守る大人も、みんな苦しいんです。
ここが最後の峠。
みんなリタイアすることなく、最後まで全員で洗面器に顔をつけたまま頑張ろう。
私も頑張ります。
最近、怒ることに心が折れそうになります。
怒ることが苦しく感じます。
でも、それが私の仕事です。
どんなに息が苦しくとも、洗面器の水から顔を上げません。
後もう少し!
麻布学院の人間みんなで意地張って頑張ろう!
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年12月19日