第一回予備調査が出ました。
毎年、予備調査はあまりあてにしていません。
興味深い高校があるとすれば、この二年間、予備調査で倍率が低く、本倍率でも倍率が低いままだった二華高校。
今年の第一回予備調査でも、やはり倍率は低く「1.00倍」
東大の合格実績は、あくまで中受験組の実績だという考えが反映している結果でしょう。
理数科は、各校軒並み倍率が低い状態です。
しかしながら、定員が少ないので、本試験の倍率が突然上がるなどということが、毎年おこります。
しかも、宮城一高のように、普通科を第一志望にしていても、理数科を第二志望にできるスライド制が昨年から導入された学校もあります。
ですから、数字では推し量れない部分が多々あります。
1つだけ懸念材料があるとすれば、仙台二高の倍率「1.43倍」
昨年の「1.17倍」と比較して、高い倍率となっています。
今年の新みやぎ模試のデータでは、上位層の多数が仙台二高を第一志望にしていると読み取れます。
前にもブログに書くましたが、データ上、あまりにも仙台一高と、上位層の人数差が大きい数字になりすぎています。
これは本来、仙台一高を受験するはずの上位層が、仙台二高の大学合格実績と仙台一高の大学合格実績を比較し、仙台二高にシフトした結果ではないかと常々考えていました。
麻布学院の生徒が受験予定の高校で、一番人数が多いのが、仙台二高。
今後、新みやぎ模試のデータを使って、検証に検証を重ねるべき点だと思います。
麻布学院の生徒には、予備調査で志望校を変更する生徒は皆無です。予備調査に一喜一憂せず、今やるべきことをやればそれでいいのです。
いたずらに、予備調査で動揺したり期待したりは無意味です。
定期テストも終わりました。
後は、受験に全力で集中するのみ!
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年11月9日