今日は、体調も少し改善された感じです。
もうすぐ万全になれそうでホッとしています。
さて、今日のブログの内容は、麻布学院には塾長が2人いるという話題にしましょう。
それぞれに役職は別なのですが、基本対等な関係です。
ですから、2人がお互いを抑制し、何をするにも合議制をとるようにしています。
性格が180度違うので、お互いの足りない部分や、気づかないミスを指摘できます。この合議制は麻布学院の質を保つ上で重要な要素です。
基本、私は保護者面談と文系教科の教務。生徒の成績のデータ管理などが仕事です。このブログなども私の担当ですね。
片方は、理系教科の教務と講師達への指示や教育、生徒とのコミュニケーションなどを担当しています。
理想の生徒像も、お互い別々です。
私の場合は、能力任せで受験問題を解いてしまうような、勉強を楽しむタイプの生徒が理想です。
片方は、コツコツと努力を重ね、基本から真面目にこなすタイプの生徒が理想です。
学習法においても、私は生徒自身が工夫してノートをまとめたりする自主性を重んじるタイプ。
片方は宿題などを出し、それを毎日チェックして、間違えた問題に対して、一人一人にきちんと細かい解説を入れてから返却するタイプ。
このように、役割分担がしっかりしているので、どのようなタイプの生徒にも対応が出来るのです。
個人塾の場合、塾長のワンマン経営になりがちです。
しかし、麻布学院は2人の意見をお互いに尊重するよう心掛けているので、経営に対しても、生徒に対しても、片方だけの見方で強引に物事を進めることがありません。
片方が生徒を怒れば、必ず片方が生徒をフォローするように心がけています。
成績の伸ばし方も、お互いの得意な方法でアプローチしてみて、その生徒の成績がより伸びる方を選択するようにしています。
お互いの得意分野を理解し、把握することで、しっかりと役割分担出来ています。ですから、麻布学院は生徒の成績を全体的に向上させることが出来るのです。
性格の全く違う2人が、いつもお互いをチェックする。
それは、麻布学院にとって、とても重要で有意義な要素だと思います。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年11月7日