ここ数日、保護者面談が相次いでいます。
中3生の保護者は、やはり受験が迫っていますから、不安になるのは仕方がないことだと思います。
麻布学院では、保護者との連携を強化するため、年に3回の定期面談を行っています。
それとは別に、保護者から要望があった場合も、必ず面談を早期に行うようにしています。
成績のこと、私生活のこと、学校生活のことなどその内容は多岐にわたります。だから、塾長の仕事とは、カウンセラーと同じ。
もともと、大学でそれに近い学問を学んでいたこともあり、麻布学院を開校してからも、心理学や哲学、教育論などから、ゴシップの類まで、常に情報として目を通し、面談で活かせるような何かを探しています。
面談の時間も、大体平均で1時間半はかけるようにしていますし、次の予定が入っていない場合、ご要望があれば、何時間でも面談に時間を割いています。
保護者が、その塾で、どんな授業を普段行っているか確かめたいのであれば、面談の時、塾長や教室長の話し方や内容をじっくり聞いてみるとわかると思います。
その内容がマニュアルどおりなものであれば、授業内容もマニュアルどおりで応用がきかず、ひたすら問題と答え合わせばかりの塾だと思います。
内容が、資料や知識にかたよるものであれば、授業中、コミュニケーションや学習の興味づけが下手な塾だと思います。
保護者に対して、心に刺さる言葉が無いのならば、普段の授業でも、生徒の心に刺さる言葉が言えない塾長や教室長ではないでしょうか?
塾の塾長や教室長に必要なもの。
それは、知識など当たり前のことを頭に入れた上で、その知識を相手に伝えるとき、いかに心に刺さる言葉に出来るかどうかなのです。
麻布学院は、「心に刺さる言葉」が日常のように溢れる塾であるよう、心がけています。
この刺さる言葉が無い塾長は、塾長ではなく、事務職や営業職であると、私は思います。
塾長とは、塾長という専門職であるべき。
その専門職に一番必要な技術は、「心に刺さる言葉」であると私は断言します。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2016年10月23日