定期テスト対策として、昨日は過去問題をやりました。
その結果は、生徒によってバラバラ。
メイン中学の過去問題ではない、仙台市の中心部にある中学校の昨年の定期テスト問題。
はっきり言うとレベルが違うとは思います。
内容は細かく、知識を広く持たない生徒は、点がとれないつくりです。
しかし、上位の生徒は、90~100点に固まり、それ以外の上位クラスの生徒も、80点以上。
であるにも関わらず、一番勉強しなければならない立場の、下位クラス、中位クラスの生徒の点数が、50~69の間。
いくら、違う学校の過去問題であったとしても、これを許してはいけません。
今回の過去問題の定期テスト範囲は、今回と同じであり、学校の違いはあるにしろ、模試や受験問題とは違います。
1~2年生範囲も出ていなければ、予習範囲も出ていない。
狭いテスト範囲で、しかも教科は「理科」。
きちんと勉強をしていれば、狭い範囲で50点はありえません。
私は、昨日、1年生の試験監督をしていたので、3年生の結果を知ったのは、塾から生徒が帰宅したあと。
今日、自習に来たならば、怒らなければなりません。
見守るのと、見捨てるは違います。
こういうときに、見守るとか、自主性とか、個性とか、そういう言葉で片付けることは、「妥協」と「偽善」です。
やればある程度できる定期テスト問題。
範囲も同じ。
家庭学習帳もある。
そんな限られた範囲の問題ですら、差が出てしまう勉強しかできないのなら、怒らなければなりません。
情けない。本当に情けない限りです。