麻布学院は、中3生になると、使用するテキストは全国受験問題正解（旺文社）を使用します。

数学・国語・英語の3教科は、中3生に上がるまでに全範囲を終わらせて（公立高校受験コースは別）、前年予め購入しておいた本書を使用して授業を行います。

中3生の夏に、春の受験問題が販売されるので、そこで新しい問題を追加する形です。

つまり、生徒は2年分の全国受験問題と、難関私立の問題を終わらせており、最上位クラスは体系数学を中1生から使用し、数学には特化した塾です。

生徒の1番人気の教科も数学です。

15年間で、宮城県県内1位が32名。

卒業生304名中、120名が仙台一高と仙台二高。

175名が仙台一高・仙台二高・仙台三高・宮城一高（一女）・仙台二華（二女）に進学しました。

慶応・慶応女子・豊島岡・西大和・芝浦工大柏・ラサール・函館ラサールなど、私立難関校に合格者を出せています。

唯一、茨城の土浦第一に進学した生徒は、現在校内10位以内にいます。たった1人の卒業生が土浦第一の10位以内です。

 

今年の模試では、中3生・中2生の全員が偏差値61以上。

 

塾生の平均学力・偏差値は、宮城県で1番だと思います。

生徒数が最大で23名、定員を決めてきたので、大手塾と単純に比較は出来ません。ですが、大手塾の最上位クラスの生徒に勝るとも劣らない成績だと思います。

 

では、本題に入ります。

今まで、公立高校を受験した生徒で、数学90点以上だった生徒はどうか？

90点以上を獲得した生徒は、ほとんどおりません。

宮城県のナンバースクールに合格した（後期選抜のみ）この数年間の生徒42人中、12名のみ。

最高点が、5教科合計471点だった生徒の95点です。

 

私は生徒に、数学は通常時、楽しんで解けるまでヒントなしに突き詰めて解きなさいと教えています。

たった1問に数時間かけても良しとします。

簡単に答えを見たり、ヒントを聴くのは駄目だと指導し、それをやったら受験問題使用禁止、計算問題地獄にする人間です。

 

ですが、受験問題を時間内に解く、本番では別です。

3問は必ず宮城県の受験で難問があります。

その2問ないし1問を解ければ、他の問題の見直しにかかるように言っています。

つまり、時間内に受験問題の数学を解くなら、最終問題のような難問は、時間がかかると判断したら捨てろと指導しているんです。

楽しんで解くのは数学。

受験は点を取りに行く別物です。

そこに時間をかけてしまうと、必ずといっていい程、ミスで点数を余計に落とし、時間の浪費になります。

90点以上獲得した生徒は、全て、最終問題をあっさり捨てた生徒です。

 

100点を取るのは不可能に近い。

この数年、英語・社会・理科では何名も100点がいますが、数学はゼロです。それが受験だと思います。

 

90点以上獲得するには、難問かそうでないかの見極めを付けることと、あっさり時間がかかる問題を捨てることです。

見直し重視。

捨てた問題は、受験が終わった後、ゆっくりと楽しんで解けばよいのです。解けることは全員解けますから。

あの緊張した受験会場で、しかも時間制限がある中であれば、難問は捨てるべき問題だと私は思います。

それが数学で90点以上を獲得する唯一の方法だと私は考えます。

 

楽しむのは数学。

時間内に解くのが受験。

 

全く別物です。

数学を楽しむならば、いくらでも平素の時間に楽しめばよい。

もし、平素のときでも、時間をはかって受験問題を解くのならば、難問を捨てる練習だと思って、見直しの徹底をすべきだと思います。

90点を受験問題で取る近道です。

 

東大理Ⅲに合格した生徒も、高校受験では100点ではありませんでした。90点そこそこです。

数学を勉強しているのか、受験勉強をしているのかで、勉強法は違います。

麻布学院は、日々、そこを別なものとして学んでいます。

 

 

（麻布学院出身生徒のおもな進学大学）

東京大学理Ⅲ、東京大学、東京工業大学、お茶の水大学、東北大学、自治医大、防衛大学、大阪大学、信州大医学部、北海道大学、横浜市立大学、東京学芸大学、首都大学、横浜国立大学、筑波大学、千葉大学、宇都宮大学、埼玉大学、東京海洋大学、会津大学、岩手大学、山形大学、秋田大学、福島大学、新潟大学、琉球大学、宮城教育大学、宮城大学など

慶応大学、早稲田大学、同志社大学、立命館大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、中央大学、明治大学、津田塾、東京理科大学、上智大学、日本大学、北里大学、東京女子医大、東北医科薬科大学、学習院、東京外語大、岩手医科大学、芝浦工業大学、日本大学、駒澤大学、専修大学、東北学院大学、宮城学院女子大学、東北福祉大学など

海外

イエール大学　北京大学

 

圧倒的な学習量　麻布学院

爆発的な学習量　栄進研（埼玉県草加）

グループとして大きな成果を残せるように頑張ります。

麻布学院の仙台二華中・青陵中コース始動

私の日常を綴るブログです。お暇なときに。

https://ameblo.jp/azabugakuin/

（社会人講師募集）

時給2.000～3.000円

勤務時間3時間～4時間半。週休2日。

（場所）

バス　原町1丁目（目の前）

JR仙石線　陸前原ノ町駅下車　宮城野原駅下車　徒歩10分

麻布学院（宮城野区原町）　塾長ブログ　2019年12月21日