麻布学院は、私が病気で長期離脱する前までは、定期テスト対策を全くしない塾でした。
模試と実力と定期が全く同じような点数になる生徒ばかりで、校内1位の生徒は県内1位も獲得するといった具合に、学力重視の受験重視な塾でした。
しかし、そのおかげで、受験結果は良いものの、評定3で仙台一高に合格させたり、大変な思いをした生徒も多かったのです。
私が長期離脱復帰後、改革を入れたのが定期テスト対策。
定期テスト前月までは、受験問題ベースでどんどん進み、定期テスト月は学校ワークを主体とした勉強に切り替えています。
上位層は、この定期テスト月だけ、個別自立学習を行い、授業を受けたい生徒は授業、自立学習をしたい生徒は自立学習にしています。
中間層からは、全部授業です。自力で勉強できるのは、定期テストであっても上位層だけですから。
ですが、中間層からの生徒達も、少数のグループに分けて、教科希望制で授業を行っています。
上位層は両塾長監督の下、自立学習が定期テストの基本。
授業に参加した生徒は参加させています。
中間層からは、人員を多く投入して授業。ワークは自習時間にこなすようにしています。
自立学習は、座席が中3生と中2生と中1生で組み合わせて、中3生と中2生は、ほとんどの生徒が校内10位以内の生徒なので、中1生に、上級生の定期テスト勉強方を見て学べる環境にしています。
上級生と下級生が組みになって自立学習を行っているので、一言も私語がなく静かです。
定期テストは、教科書と学校ワークが基本。
教科書の読み込みをさせてから、一気にワークを各教科3周。
現時点で、中3生は3周~5周目に入り、保健体育や技術家庭の教科書をまとめる作業に入っています。
中3生は必ず1日90分は、教科選択性で全員授業を入れていますが、それ以外の時間帯は、上位層には自立学習を認めています。
両塾長の監視があるので、学校ワークの周回数がどんどん増えています。
これだけ自由に定期テスト対策を認める塾も珍しいと思いますが、校内10位以内の生徒達には、定期テストの補助よりも、監督してわからない部分の質問を受け付ける自立学習の方が、点数を上げることが出来ると成績管理データに出ているので、生徒の成績によって、個別に対応を変えています。
理解度が低い生徒には、人員を多くかけて。
定期テストの上位獲得者には、希望制で教科を決めさせて授業が良いか、自立学習が良いかを決めてもらっています。
今回からは、自立学習のやり方を、3学年同じ教室に上位の生徒を集めて行っているので、より確実に成果が出ると思います。
中間層からは、講師の人数を増やして理解度の向上を目指しているので、こちらも成果が出ると思います。
明日は、入れ替えで、上位層は全員授業。
中間層からを自立学習にして、両塾長がワークのチェックを厳しく行います。きちんとやれているか確認しますので、保護者様はご安心ください。
もし、進んでいない生徒がいれば、部活が休みになった日は、塾にずっといる体制をとります。
麻布学院は、柔軟に対応する塾です。
普段は受験に向けての受験塾、定期テスト時期は個別塾であり、自立学習塾でもある。
我々麻布学院は、数字が残る方法であれば積極的に他塾のやり方を導入します。
模試と実力テストが麻布学院の得意分野ですが、定期テストも全体の2/3は450点以上。
大半が400点以上です。
1年生の7名が頑張ってくれさえすれば、全員400点を超えるのですが・・・
夏前に入塾した、定期テスト300点以下だった生徒達が、夏期講習で模試380点台・330点台・290点台になっています。
定期テストよりも模試の方が、範囲が広い上に問題は難しいので、実力付いてきているはず。
数学が20点台30点台から始めましたが、数学に多く時間をさいたことで、2人は模試で96点と74点まで上げて来ました。
国語で大きく点数を落としましたが、毎日練習はさせて来たので、成果が定期テストで出てくれれば。
定期テストの国語は努力で点数が上がります。
最初から出題される文章も漢字も範囲が示されているテストです。
兎に角、努力努力。
定期テストは学校の先生の授業を中心に、塾では努力の積み重ねを手助けします。
中3生になる頃には、学力が上がっていると思いますので、問題な定期テストは最低400~450以上になっていると思います。
中間テストで400点以下になった生徒達も、保護者様の手助けもあり、今回は努力をしていると思います。
努力は必ず数字に現れます。
定期テストとはそういう、努力が報われやすいテストですから。
生徒全員、今週は総仕上げのつもりで、量をこなしてもらいます。
私も頑張りますので、生徒全員頑張りましょう。
定期テストの点数は努力量。
努力が報われる素晴らしいテスト。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2019年9月4日