先週の土曜日、西大和学園の入試企画部長様と面談をさせていただきました。
わざわざ、仙台のたった100人程度しか塾生がいない個人塾のために、時間を設けていただき恐縮です。
お話の内容としては、関東以北の地域で西大和学園の知名度を上げて、優秀な人材が集う受験にしたいという情熱がひしひしと伝わって来ました。
学習面でも、高校の授業はさほど厳しくはなく、寮や自宅学習を3時間設けて自主的な成績向上を生徒たちが目指しているとのこと。
ネット上に書かれているような、強制的な学習は一切無く、そこは強く否定されていました。
まさに麻布学院と同じ状況で同じ方針です。
塾は学校と違い、嫌であれば辞めることが出来ます。
麻布学院を強制的に勉強させる塾と勘違いしている方がいますが、自宅学習は全て生徒間で作成し、指示はしていません。
それを生徒たちがお互いに管理し、自主的に行っています。
入塾した生徒がほとんど辞めないことを考えてもそこはお解かりいただけるかもしれません。
西大和学園は、浪人を含めて東大と京大の人数が約90人近く出る学校です。
急激に成績を伸ばしている事も、大胆な改革を行い、2年前の受験では東大・京大・国立大医学部の合格者が約140名。
宮城県の公立・私立と比較しても、これを上回る高校はありません。
宮城県の場合、東北大学がありますので大半の生徒がそこを目標にしているか、二高で医学部を目標に頑張っているという面があると思いますので、一概に比較は出来ません。
しかしながら、私立高校については宮城に数多くの高校があるにも関わらず、西大和学園ほど大胆な改革が出来ていない現状に少しだけ宮城県民として悲しさをおぼえました。
医学部や東大・京大を目指す生徒は高1生から予備校に通うべきというのが私の持論です。
ですから、予備校の東大コースや京大コース、国立医学部コースの年間授業料を考えれば、西大和学園の学費は同等の出費かもしれません。
麻布学院は毎年、慶応女子やラサール、芝浦工大柏などの私立受験をする生徒がいます。
そういった生徒たちに今後は西大和学園を紹介していこうと思います。
受験会場は仙台ですし、日程もA日程B日程とも日にちはかぶりません。
今年は急なことでしたので、受験する生徒がいて合格を目指すという体制に持っていけるかはわかりませんが、来年からは積極的に高校受験で全国を体験する意味でも受験を薦めようと思います。
兎に角、伸び幅がある才能に溢れた生徒や、コツコツと努力を重ねる優等生タイプの両方を預けても、育てますという自信に満ちたご返答が得られました。
今年、中入組の女子が高3生として初めて受験にのぞむそうで、一気に飛躍すると自信満々で答えてもらいました。
女子寮はまだ整備されていないようです。
その面が整備されてくれば、仙台の受験者も増えると思います。
東北大学を目指す人間や、東大京大・国公立医学部を目指す人間は、受験だけでもして中学のうちに全国を知るべきだというのが私の考えです。
合格したとすれば自信に。
不合格だとすれば全国の壁を知る良い機会に。
25.000円は安くありませんが、大学受験までの大切な勉強料と考えれば高くはないと思います。
私は思ったことしか書きませんし、あまりこの業界の方とは交流もしない人間ですが、西大和学園には好印象を受けました。
麻布学院の生徒たちは勉強する癖がついています。
もし進学しても全員がやっていけると確信しました。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年11月20日