数字と結果を見れば一目瞭然。

 

麻布学院塾長である私が個人的に付き合いのある他塾の関係者はいます。

いろいろと内部のお話も聞く機会がありますが、それを他人に話そうとも思いませんし、ましてブログに書こうなどとは思いません。

何故なら、あまり他塾に興味がないので、他塾で麻布学院を否定するようなことを言われたり、ブログなどで書かれたりしない限り関心がありません。

他塾は他塾です。

個人的にライバル視する塾もあります。

個人塾でも仙台一高や仙台二高の合格者を毎年コンスタントに出している塾には、尊敬の念もありますしライバル視しています。

 

そもそも塾というものは、義務教育ではありません。

ですから、その塾のカラーもあるでしょう。

大手塾にも仙台二高の合格者数で競う塾もあれば、合格率で競う塾もあります。

個別指導の大手塾も選択肢が大幅に増え、個別指導でも仙台二高などの上位校を目指す大手塾の部門も整備されて来たと思います。

個人塾というものは、塾長のカラーが反映されやすいものです。

私のように、数字と結果に拘る人間もいれば、敢えて特徴を出さない人もいます。

そのどれも正解です。

塾は生徒が選ぶもので、無理に通う必要がありません。

 

ですが、生徒数を多く集めようとするならば、あまり特徴を出さないことが必要です。

幅の広く門戸を開けるには、個性が邪魔になることもあります。

麻布学院は数字と結果を常に追求する塾ですし、ホームページの合格実績を見てもらえばわかるように、ある程度の実績も出せたと思います。

まだまだ足りない部分はありますが、発展途上の塾ですから手を加えながら精進するつもりです。

しかし、麻布学院の合格実績を見て、学校のテストで250~320点ぐらいの生徒さんが入りやすく見えるかといえば見えません。

正直に全てを書くということはそのような弊害もあります。

ですが、麻布学院の公立高校受験コースの生徒たちは14年間で合格率90%以上を誇るコースです。

このコースで入塾し、ナンバースクールに合格した生徒も数多くいます。

ですからそのようなホームページで読み取れない部分をブログで補填しているのです。

 

最近、個人塾も大手塾のように合格実績を公表している塾が増えています。

麻布学院のようにその年の合格実績と塾開設後の合格実績の両方を掲載する塾もあれば、どちらかの塾もあります。

それは塾長の考えです。

今の世の中、情報は大切です。

その実績を見れば、その塾の過去がほとんど見えてしまいます。

中には本当のことではない実績をあげている塾もあるかもしれませんが、それはその塾の考えなので私は何も思いません。

それを指摘しようにも内部の人間ではありませんからわかりません。

 

 

麻布学院は常に数字と結果にこだわります。

ですから至る所に数字と結果が張り出してありますし、合格実績も至る所に張り出してあります。

間違いや誤魔化しは一切ありません。

 

麻布学院が特徴の無い無味無臭な塾であったとすれば、この地域にある意味は無かったと思います。

この地域に来た理由は、単純に仙台市学力調査で最下位の中学校が近隣にあったからです。

その地域で塾を開くならば、本来、無味無臭な塾のほうが人数を集められると思います。利益にもなるでしょう。

現に、上位校の合格実績では麻布学院よりも低い個人塾や大手塾に人数が多い塾も存在します。

この地域にあわせた塾を作るのであれば、オールマイティな無味無臭の塾が最適だと思います。

広く生徒に門戸を開くことができますから。

 

ですが、麻布学院は理念としてどのような地域でも上位校合格者は必ず出せるということです。

この地域は成績が低いとか、上位校に興味がないとかではなく、自分の塾がどうであるかに拘って来ました。

その結果、この地域の中学校は塾開設数年間でにして仙台市内の中学で仙台一高を構成する生徒人数で1位にまでなりました。

麻布学院は毎年、絶えることなくナンバースクール合格者2桁を輩出してきました。

それが麻布学院であり、どのような生徒にも変わるチャンスがあるいという信念で塾を経営しています。

 

もし自分の塾が人数200人や300人になっても、仙台一高・仙台二高を含めたナンバースクール合格者が1~3人で、授業中におしゃべりをする生徒が幅を利かせる塾になっていたとすれば私には我慢なりません。

どんなに私が熱く語ろうが、知識があろうがその塾の状態では全てが白々しいものになってしまいます。

ですから麻布学院は、厳しい塾であり誰もが志望校を目指す塾であり続けています。

 

塾は学校ではないので、色々な塾があって良いのです。

要は自分が経営していて、今の姿に納得していればそれで良いのです。

もしそれが、世間から見て駄目なものであれば消えていく運命でしょうし、麻布学院も今年で15年を迎えましたので、ある程度はこの地域で存在意義があるのだと思います。

 

今の麻布学院に私が満足しているかといえば全く満足していません。

ですから毎日毎日改善点を探しながら発展途上の状態です。

大手、中規模、個人を問わず全ての塾がそうだと思います。

塾は経営者がいる商売です。

選ぶのは生徒。

麻布学院は数字と結果にこだわり、生徒と志望校を目指して妥協しません。全員に変われるチャンスがあると信じる塾です。

厳しく授業をするのもそのためですし、その結果がホームページの合格実績です。

麻布学院はオールマイティな塾ではありません。

ですが、成績の良い生徒にも、入塾時に成績を落としてしまっている生徒にも変わらない対応をします。

区別はしません。

それが麻布学院ですし、それを変えようとも思いません。

 

他塾の経営者の方がどう考えていたとしてそれは全て正解だと思います。

塾は学校ではないので、間違っているならば自然と消えていくでしょう。

自分が正解だと思ったやり方以外で失敗すれば無念だけが残ります。

ですから麻布学院はこれからも信念を変えません。

 

(14年間)

生徒数 281名

仙台一高・仙台二高(土浦第一を含む)合格者 110名

ナンバースクール合格者 159名

仙台南以上の合格者 175名

公立高校受験コース(偏差値54まで) 合格率90%以上

新みやぎ模試 県内1位獲得者 26名

仙台一高受験首席 3名 仙台二高受験首席 1名

 

この数字と結果が麻布学院です。

どんな言葉よりも数字と結果が塾を表現する材料だと私は思います。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年9月21日