麻布学院の理想。

 

麻布学院は、生徒の誰もがナンバースクールを受験できる学力に引き上げる塾を目指し開校しました。

今まで、平均評定3.0や3.4、3.9など評定の低めな生徒たちもそれを凌駕する生徒の努力と学力で合格を勝ち取ってきました。

そもそも、宮城野区原町に塾がある以上、最初から優秀な生徒ばかりが集まるはずもありません。

生徒のほとんどが小学時代は何もしていないか習い事程度。

麻布学院は2年前まで小学生を積極的に受け入れてはいませんでしたので、多くて数名でした。

それでも、過去14年間の合格実績を見てもらっても解るように、ある程度のコンセプト達成は出来たと思います。

1教室しか無い無名の個人塾としては理想に近い合格実績を重ねてきたと思います。

生徒数平均1学年20名の塾で過去159名のナンバー合格者です。

年間10名以上毎年ナンバースクールに送ってきた数字です。

 

麻布学院は評定が低かろうが、入塾の成績が低かろうが、志望校を言われれば、ほとんどの生徒をその学力まで引き上げてきました。

評定の高い生徒は元々小学生や中学1年生から麻布学院に在籍していた生徒です。

 

それに加えて、今年の中3生の学年は、大幅に公立高校受験コースの生徒を増やしました。

1人だけサッカーのセレクションで高校受験する予定の生徒が本人との話し合いの末に退塾しましたが、他は全員残留しています。

模試の5教科で100点台前半の生徒も休まずに通った結果、公立高校受験コースのトップの生徒は378点まで点数を伸ばし、200台が4名いますが他は300点台にのせてきました。

元々模試で5教科100点台前半の生徒を、同じく模試で200点台後半に持っていくことは難しいことです。

しかしながら彼らは、その点数を全員クリアしました。

麻布学院は成績の良い生徒しか伸ばせないという間違った意見に挑戦した学年ですが、きちんと数字は出せたと思います。

 

生徒が成績を上げるにはまず強い意志が必要だと前にブログに書きましたが、塾の経営にも強い意志と信念が必要です。

毎年毎年、その学年の人数を集めるためにコロコロと方針を変えていたのではどこにでもある小さな個人塾です。

一貫して生徒の少ない学年でも多い学年でも、例え成績が良い生徒にも低い生徒にも、同じことを求め同じように接する。

それが麻布学院です。

ですから仙台西を不合格になり東北高校文教に進学した生徒も法政大学進学する未来を勝ち取り、仙台育英英進に進学した生徒が早稲田大学進学の未来を勝ち取れたのです。

生徒の成績によって求めることを変えたりはしません。

全ての生徒に同じ信念でぶつかるようにしています。

 

ですから結果的に公立高校受験コースの生徒たちの中からナンバースクール相当の学力になる生徒が多数いて、結果的にナンバースクールを受験する生徒が多いのです。

麻布学院にオール5の生徒と3.5の生徒が体験に来たとして、麻布学院は同じ対応をします。

結果、オール5の生徒が入塾しなくとも特に何とも思いません。

常に厳しい授業を体験入塾では見てもらいますし、割引や特別待遇もしません。

ですからこの地域でオール5で塾に通っていなかったような生徒は近隣の大手塾に入塾するようです。

割引制度などもありますし、知名度も違いますから当たり前なのでしょう。

しかし、麻布学院は入塾してくれた生徒を鍛えに鍛えてやってきました。

 

麻布学院の理想は、どんな生徒でも、どんな評定でも、どんな性格でも何時に入塾したとしても全員が上を見て努力できる場所を用意することです。

未だ道半ばですが今年の受験生で何かをつかめる予感がします。

生徒全員が志望校への夢を持てる塾。

それが麻布学院の理想です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年8月3日