今日も夏期講習が10:30~21:30までです。
この生活に生徒も順応してきたようです。
20:00~21:30は高校生と進度が遅れている生徒の特別授業の時間なのですが中3生も中2生も中1生もほとんどが自習して帰ります。
前にも書きましたが、何故同じ公立中学で受験に差があるのか?
それは、周囲の環境にあります。
仙台二高や仙台一高の合格数が多い中学にはそれだけ意識の高い生徒と意識の高い保護者がいるということです。
それらの生徒は将来を見据えているので学習時間とそうではない時間の切り替えが出来ます。
そういった生徒が多数いれば、環境が整えられ、部活に集中する生徒、学習に集中する生徒、放課後に楽しみを優先する生徒が住み分けされます。
どれを比重にしてもかまいません。
それはその生徒の考え方ですから。
しかし仙台二高と仙台一高の合格者数が2~5名ぐらいの中学では、圧倒的多数が部活派か楽しみ派です。
その中で学習に重点を置くのは本当に大変です。
保護者も甘くなりがちですし、生徒からすれば誘惑も多いでしょう。
それに負けてしまう生徒が多いので合格者数が変わりません。
麻布学院には様々な学校から生徒が来ますが、圧倒的に多いのが前者と後者なら後者の学校です。
麻布学院の生徒が例え1名の学校でも10位以内に多数いるのは、麻布学院という特殊な環境が、学校での環境と違う変化を生徒に与えるからです。
麻布学院の生徒の多数がナンバースクールを受験しますので、どこの中学に在籍していたとしても仙台一高と仙台二高の合格者数が多い公立中学と同じ雰囲気になります。
そのために毎日授業という環境を整えています。
正直、週2回や3回の集団クラスや個別クラスをやれれば、経営に優しいと思います。
それでも開校以来、方法を全く変えないのは、麻布学院のこの方式を必要とする学校が宮城野区や若林区にはたくさんあるからです。
今日も生徒たちはがんばっています。
私も頑張らなければ。