私にとって、かわいい生徒もかわいくない生徒もいない

 

私も人間ですので、私生活では人の好き嫌いはあります。

ですが、人生において本当に心底嫌いになった人は1人だけです。

私生活においてすらそうなので、仕事に人間の好き嫌いは全くありません。

目の前にいる生徒の成績を、志望校合格の学力に引き上げるのみ。

この仕事は常に数字と結果が求められます。

いくら可愛いと思っていた生徒でも、全体の士気に関わる何かをしたのならば、2度までは赦すようにしていますが3度目はも癖ですから駄目です。

そこで本気で怒るようにしてはいますが、3度も同じ事を繰り返してしまう生徒は、その後も同じことをするものです。

その度に、全体の士気が落とされるぐらいであれば、その生徒は塾にいない方がお互いの利益になると思います。

 

いつ何時、そんな状態になるかわからないのがこの仕事です。

特に麻布学院のような、上位校を目指す生徒が多い塾では常に競争ですので、のんびりした学校に在籍している生徒にとって周囲の友人の生活は魅力的なことでしょう。

ですから、そういう状況なら楽しい生活に戻れば良いのです。

将来を見据えるのも、今を楽しむのもその生徒と保護者の自由ですから。

 

赦すために嫌いにならないようにして、見送るためにすきにならないようにする。

ですから私には、可愛い生徒もいなければ嫌いな生徒もいません。

目の前にいる生徒の成績を上げるのみです。

ですから小学生からいる生徒も夏から来た生徒も同じです。

差はありません。

それが仕事です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年7月28日