7月第1回新みやぎ模試について。

 

第1回新みやぎ模試について書きます。

正直なことを言えば簡単すぎました。

麻布学院の1位2位の生徒は両名ともに100点が3教科。

3位の生徒も2教科で100点です。

7月ですからまだ点数はとれる内容なのは仕方ないと思いますが、生徒が勘違いしないか心配です。

公立高校受験コースの人数を除いた20名(仙台二高・仙台一高コース及びナンバースクール受験コース)の平均点は以下のような数字です。

 

国語 84.8 数学 88.7 社会 90.3 英語 82.5 理科 91.5

5教科平均 437.5点

以上の数字になりました。

この2コースで400点を切った生徒はわずか3名。

この3名が大きく点数が低かっただけで、他の17名の点数が思っているよりも高すぎました。

この模試で400点を切った生徒がナンバースクールに、まして仙台一高仙台二高を狙うのは本当に難しいと思います。

まして、そのうちの2名は部活で東北大会確定組。

他にも1名います。

朝練夜練があり週に何度も休みだったり、夏休みは朝から18時30分まで部活だったり、塾ではどうしようもない問題があるのに、志望校は仙台一高やナンバースクール。

しかも3名中2名はすでに模試で2回連続400点以下です。

評定は普通(165~175)。

正直、計算が全く出来ません。

麻布学院は与えられた条件で、生徒を合格に導く塾ですが、本人たちがそれを簡単に出来ることだと思い込んでいるのかもしれません。

私は魔法使いではありません。

塾に来ない者をどうやって上げれば良いのか・・・・・

東北大会が終わり全国大会まで延びたとすれば、この練習をいつまで続けるのでしょうか。

毎年、吹奏楽部も朝から晩まで練習です。

昨年も吹奏楽部の生徒が中3生から入塾しましたが、志望校は仙台南でした。

模試で300いくかいかないかの成績でしたが、何とか合格に導くことは出来ました。

しかし、今年は吹奏楽と運動部で東北大会の2人が仙台一高志望です。

18:30にならないと塾に来れない生徒と、大会の週は全日休みで大きく成績を落とした生徒。

あまり弱音は吐かない性格なのですが、他の生徒が437.5点平均の模試で380点程度では50点以上の開きがあります。

これをどう埋めればよいのか・・・・・

ついていけない生徒たちを、塾の自腹で20:00~21:30まで個別で教えているのですが、負担が大きくずっと続けることも出来ません。

何より不公平です・・・

何かを考えなければなりませんが、生徒本人と保護者が協力してくれなければ正直無理だと思います。

かなりこの2名のことでは悩んでいます。

過去に吹奏楽部から仙台一高にいった生徒全員、全国大会にいって仙台一高に合格した全員が中1生の始めから塾にいた生徒なんです。

本当に頭が痛いです。

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年7月25日