麻布学院は基本受験塾です。
受験に焦点をしぼっていますので、普段は完全先取り教育です。
最上位クラスは、中3生の夏休み前に数学と英語の全過程を終了し、夏休みは受験問題に取り組みます。
しかし、毎日塾があるという麻布学院独自のシステムがあるので、定期テスト前一ヶ月は、定期テストの対策を行っても先取り教育の遅れには繋がりません。
今は丁度、定期対策期間に入っています。
昨年の実績で言えば
宮城野中・・・全学年1位獲得
もちろん2位・3位も獲得しております。
上杉山中・・・学年1位獲得
南小泉中・・・学年1位獲得
東華中・・・学年1位獲得
五城中・・・学年1位獲得
学年1位だけでも5校で麻布学院の生徒たちが獲得しております。
10位以内であれば、かなりの人数が獲得しました。
麻布学院といえば模擬試験。
15年間で26名の県内1位を輩出しています。
しかしながら、近隣中の定期テスト1位も、1期生~16期生まで全ての学年で獲得しております。
塾を構える以上、近隣中学の定期テストで1位を獲得するのは当たり前のことで、少なくとも学年で3名は10位以内に入らなければ存在意義を問われます。
麻布学院は、ずっとそれを守り続けて来ました。
部活も大切ですが、学生の本分は学業です。
日大のアメフト部の話題を見たとしてあまり驚きません。
中学の部活においてもレギュラーを外す外さないなどの話はありますし、その言葉を重石に自主参加であるはずの放課後練習や朝練などに半強制参加させる部活はあります。
流石に、相手を怪我させるような指導はあり得ませんが。
しかし、大学の有名校でレギュラーになるような選手の大半が、スポーツ推薦です。
監督言葉や競技そのものが生活の基準になるのは仕方が無い部分もあるでしょう。
指導者に恵まれないと、今回のような悲しい結果となる場合もあります。
しかしながら、中学の部活はあくまで部活です。
本分は学業であり、せめて定期テスト前の期間くらいは学業に集中できる環境を考えてもらいたいと思います。
来月には中総体も控えていますので、部活中心の生活になりがちなのはわかりますが、生徒の人生は部活引退後の方が長いのです。
生徒の大半が、今回の日大選手とは違う生き方をします。
部活が全てのような生き方は、突然の怪我や指導者によって突然終わりが来ることもあります。
その世界で生きていくには東大に合格するよりも難しい競技や部活が多数です。
部活と同じくらいの比重で定期テストの対策も生徒全員がしなければなりません。
部活は部活。
定期テストは定期テスト。
受験は受験。
全て大切な物です。
バランスを良く大変なこの時期を乗り切りましょう。
ちなみに昨年、トップ校(仙台二高・仙台一高・土浦第一)に合格した5名中4名は部活で県大会以上に進出しています。
ようは切り替えとバランスが大切だということです。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年5月24日