宮城ぜんけん模試。新中3生塾内採点。

 

今日の明け方、かなり思いを書いたブログをアップしたのですが、GW中にお願いしていたホームページの更新作業で、なんと消えてしまいました。

同じ内容のブログを書くテンションが上がらなくなってしまいましたので、いつものように数字と結果にこだわったブログを書きます。

 

先日実施しました宮城ぜんけん模試新中3年生の塾内採点です。

あくまで塾内採点で、作文が20点分あるのでそこは考慮せず480点満点です。

 

(宮城ぜんけん模試中3生)

国語 塾内平均 70.1(80点満点)

数学 塾内平均 79.8

社会 塾内平均 78.1

英語 塾内平均 80.3

理科 塾内平均 83.9

5教科平均 392.3点

以上のような結果となりました。

作文が最低10点は加算されるでしょうから、5教科平均は400点を超えてくるでしょう。

450点台が4人いますので、県内1位も確実にとれると思います。

 

もし、麻布学院が週2回や3回の授業にし、個別で見ている生徒から個別料金を頂き、個別部門と集団部門を作れば、塾生が200名は超えると思います。

現在でも、大手塾の塾長出身者2名とも元東北大学準教授の3名の社会人と、元教え子を中心とした講師陣が常時25以上いますので、十分運営は可能です。

麻布学院の元生徒達の学力ですから当たり前に高い講師陣です。

全員がナンバースクール出身者と私立上位校から東北大学に合格した生徒達です。

また、麻布学院は東北大学の某スポーツサークルから毎年優秀な講師が来てくれる伝統もあります。

利益優先、人数優先であれば切り替えは可能です。

 

しかし、それをすれば模試で400点を常時超えや、実力テスト、定期テストなどの1位獲得数は減少するでしょう。

麻布学院は、入塾した生徒のほとんどをナンバー合格の学力まで引き上げる事が目的の塾です。

評定の低い生徒が仙台二高や仙台一高(評定3.4や3.0や3.9)で合格させた経験がある塾は仙台でも珍しいでしょう。

それを理由に、生徒の夢である志望校を変えてしまう塾もあると思います。

理屈や理論は素晴らしくとも、実績が無ければ世間に公開されているなんらかの数字で判断せざるをえなくなります。

麻布学院には、毎年評定3.4~4.0でナンバースクールに合格する生徒が多数います。

1昨年、データ解析においては評価が高いと言われる塾で、偏差値50以下の高校受験を面談ですすめられ、ナンバーは不可能に等しいという厳しい言葉を投げかけられた生徒が夏期講習から転塾してきました。

評定は低いし、やる気があるタイプでもない。習い事にも力を入れていたので前の塾の判断はまっとうです。

しかし、麻布学院は志望校に忠実な塾です。

彼女を如何にナンバーに合格させるか緻密に計算し、合格させる算段をつけました。

彼女は素晴らしいギフトを持っていました。

理解力の速さと想像力です

これを最大限に伸ばすことに尽力しました。

彼女の出身中学校は麻布学院から遠く、最初のやる気では通う事もままならなかったかもしれません。

しかし彼女は成績が上がり始めてから1日たりとも塾を休みませんでした。

そして見事、宮城一高に合格しました。

よく、上位校に無理に行かせるよりはと言う方もいますが、それは行かせてから言うことです。

現に麻布学院からギリギリで仙台一高に合格した生徒(評定3.0)は中央大学法学部に合格しました。

受験点数が300点後半で合格した生徒も医学部に進学し、今は医師です。

 

物事、自分の都合よく成功例や失敗例だけをもっともらしく並べればそれらしい考えになるかもしれませんが、そこに自分たちが出した現実の数字と結果、実績が無ければ物事を見誤ります。

件の女子生徒がそうであったように。

彼女の弟さんも現在は麻布学院にいます。

その中学校から麻布学院に通う生徒は1人しかいませんが、彼は校内定期テスト3位、新みやぎ模試で全ての高校、仙台二高も仙台一高もランクをだし、志望校の仙台三高はSランクです。

彼も、姉の成功がなければ今の姿は無かったかもしれません。

少なくとも姉の合格は弟に好影響をもたらしました。

 

麻布学院は、生徒数や利益よりも数字と結果、実績を重んじます。

生徒数が1学年100人いようが、ナンバースクール合格者を複数人だせなくなり、仙台一高と仙台二高の合格者も宮城県1位も出せなくなるならば、麻布学院の存続意義はありません。

麻布学院は、どんなに人数が少ない年でも、仙台一高合格者と定期テスト1位、新みやぎ模試県内1位を14年連続で出しています。

それが麻布学院の誇りであり信念です。

 

塾はそこに通う塾生が1名でもいれば、社会に必要とされている塾です。

10年続けば経営方針がしっかりしている塾です。

各塾、信念の方向性が違うだけです。

 

私はただの個人塾の経営者です。

私が受け持つことが出来るのは両手を広げて把握できる人数でいっぱいです。

1学年、50人も100人もいれば私の両手では守りきれません。

そのかわり、そんな小さな人間だからこそ、目の前にいる生徒の夢が消えかかっている、志望校が消えかかっているのを何とかとしなければと毎日悩み、ここまで数字と結果、実績を積み上げてきました。

 

麻布学院も生徒10人いれば1人は辞めてしまいます。

20人いれば2人。30人いれば3人。

確率で言えば辞めて行く生徒がいます。

そんな小さな人間が生徒100人200人抱えるのは無理です。

それをしたいのであれば、私は最初に就職した一般大企業を辞めてはいないと思います。

麻布学院は、今までもこれからも私が把握できる人数で最大限の数字と結果、そして実績にこだわります。

 

今回も模試で400点を超えることが出来ました。

麻布学院らしい数字と結果を残した生徒に感謝です。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年5月2日