私立受験前。最後の土日。

 

今日は、私立入試前最後の土曜日です。

仙台市中心部の学校から麻布学院に来ている生徒たちの話を聞くと、すでに学校全体が臨戦モード。

休み時間は受験勉強をする生徒が多数だそうです。

 

それと比較すると、近隣中学はまだまだのんびりしています。

例年、この私立入試の結果が出ると、臨戦態勢に入る生徒がようやく出てきます。

 

麻布学院の生徒たちは当たり前に、時間を惜しんで勉強をしてきました。

やるべきことはやって来たのだから、他の学校の話を聞いて焦る必要はありません。

私立入試は志望校への挑戦状を得るための通過点。

緊張せず、さりとて油断せず、実力を発揮しましょう。

 

この土日に自宅学習でやるべきことは、全体を広く浅く確認する作業。

難しい数学の問題などには取り組む必要はありません。

私立入試の場合、仙台育英と東北高校以外の入試問題には、必ず難易度が高い問題がまぎれています。

麻布学院の生徒が解けない問題は、大半の受験生が解けない問題です。

それを突き詰めるには時間が足りない。

それであれば、理科社会、数学の計算や公式、図形の構成、英語の単語、国語の漢字などに時間を使いましょう。

 

今年の中3生は、昨年の中3生、一昨年の中3生、ひいては今まで所属した卒業生と比較して、学力が安定しませんでした。

模試では県内1位を何度もたたき出し、学校でも各中学で上位にいるはずなのに、受験問題になると得点が出来ない。

80点台が限界である生徒ばかりでした。

しかしながら、ここ最近は、最低点が80を下回ることは少なくなり、後は2教科90の壁を越えれば良いという段階に入りました。

この私立入試で結果さえ出せば、全員志望校を受験できると思います。

 

最初の壁がもうすぐ来ます。

全員で軽く飛び越えましょう。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2018年1月20日