麻布学院に来た全ての生徒と保護者が満足してもらえる訳ではありません。
私はブログで散々書いてきましたが、大手塾には大手塾の良い面があり、塾は生徒が通っている以上、全て必要な塾であると思います。
100人生徒がいて100人を満足させられる塾は存在しないと思います。
麻布学院も同じで、全ての生徒や保護者が納得してもらえる訳ではありません。
麻布学院が毎日授業をやっている理由は、大手塾のトップ層クラスのように先取りだけをして、学校の定期テストに対応できる生徒を対象に生徒を集めることは出来ないからです。
どうしても定期テストの対策に時間を使わなければならないので、その結果が毎日授業なのです。
毎日塾があるからこそ定期テストにも対応しながら先取り教育も可能になるのです。
麻布学院に出来ることは、志望校の学力まで生徒を引き上げること。
例えば中2生で他塾から入塾したA君の模試偏差値は27でした。
彼の目標校は仙台一高でしたので、それに合わせたプログラムを組んで、現在の彼の模試偏差値は66です。
志望校に挑戦できる学力になる。
今まで在籍していた生徒のほとんどを導いてこれたと思います。
しかしながら麻布学院はそこからが余計に厳しくなります。
模試はあくまで模試であり、合格したわけでもなく、評定の面で不安がある生徒もこの地域には沢山いるからです。
いくら受験までの過程で成績が上がって喜ばれたとしても、受験で落としてしまえば塾は罵られてしかるべきだと私は思っています。
ですから合格ランクが出ていようが、成績がどんなに上がろうが、一切の妥協をしません。
受験の前日までは、めったに生徒を褒めませんし、それは塾長である私の仕事ではありません。
私は仕事に対して一切の妥協をしません。
その考え方についてこれない方や反感を持たれたかたもいると思いますし仕方の無いことだと思います。
麻布学院が目指すことは、数字と結果です。
万人に良い塾だと言われたい訳でもなく、人間教育をしたい訳でもなく、大きく利益を上げたい訳でもありません。
麻布学院は生徒が最初に口にした志望校を超える学力を目指し、数字と結果で応える塾です。
私はこういった考えで塾を経営しているので、コミュニケーションを重視す生徒や受験を意識しない生徒は麻布学院にむいていないと思います。
全ての塾に得意分野と苦手分野はあると思います。
塾にはそれぞれ良い面があります。
麻布学院は数字と結果にこだわる塾です。
それが最大の特徴です。
この三年間で3名の評定150点台の生徒を仙台二高と仙台一高に送り出し、130~160点台の生徒を毎年宮城一高に送り出す塾です。
そこには一切の妥協はありません。
万人に受け入れられる塾ではないですし、それを目指しては結果と数字を残せる自信はないので、この考え方でこれからも塾を経営していくと思います。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年11月20日