今年の受験生については、この時期になっても実力が固まっていないという感覚です。
11月と12月の2ヶ月で、私立入試の1月を迎えてしまうというのに、基本的な問題が上位の生徒ですら出来ません。
とてもとても県内1位が2名いて、ほとんどの生徒が仙台三高偏差値以上の結果を模試で出しているとは思えません。
新みやぎ模試10月号では
偏差値70以上 7名
偏差値68以上 10名(仙台二高合格基準)
偏差値66以上 13名(仙台一高合格基準)
偏差値64以上 14名(仙台三高合格基準)
偏差値62以上 17名(宮城一高合格基準・仙台三高理数61)
偏差値55 1名(宮城野高校合格基準)
偏差値52 1名(多賀城高校51・仙台東51)
偏差値46 1名(仙台西合格基準)
今回風邪で受験していない1名を除く20名中14名が仙台一高合格基準偏差値に達しています。
偏差値70以上の生徒が7名もいるのですが・・・・・
とてもとてもそんな上位の生徒がいるとは思えない授業風景です。
何かもう一歩も二歩も足りない部分があると思います。
今年の中3生は問題を解くことは好きなのですが、自分で理解しまとめるという作業が絶対的に不足している気がします。
模試や受験問題を解きなれているので、ある程度点数はとれるが、興味の部分が薄いので、自分でまとめる作業まで気持ちがいかないという感じなのだと思います。
この先、どのように2ヶ月指導するか、早急に決めなければなりません。
こんなに頭を悩ました学年は、正直初めてな気がします。
判断が難しいです。
あと2ヶ月。
全力を尽くします。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年11月3日