もうすぐ10月が終わります。
11月と12月を残して、年が明ければ私立受検がある1月です。
その後は立て続けに、前期、高専、そして後期受験。
もうすでに受験一色になっても良い時期です。
しかしながら、宮城野区や若林区の多くの学校は、受験に対してのんびりとしています。
12月になってやっと受験の雰囲気が出てくるといった具合です。
偏差値50以下の学校を志望する生徒や、私立専願の生徒にとってはそれでいいでしょう。
しかし、ナンバースクールを志望する生徒にとっての相手は、宮城野区や若林区の生徒たちではありません。
圧倒的に青葉区や泉区、太白区の生徒の合格人数が多いのがナンバースクールです。
つまりは、自分の学校にいる周囲の人間を意識していたら、全く間に合いません。
近隣中学の宮城野中は、宮城野区の中では仙台一高や仙台二高の合格者が多い方ですが、青葉区の学校、泉区の学校と比較すれば歯が立ちません。
仙台一高、仙台二高の宮城野中における合格者の約60%~70%を例年占めるのが麻布学院の生徒です。
でも、麻布学院は1教室の個人塾です。
生徒数が限られています。
1学年200人を超える学校をカバーすることは物理的に不可能です。
ナンバースクールを受験する生徒が少数派である以上、学校全体の雰囲気はスローペースになるのが常です。
学校も多数を占める生徒に授業を合わせるのが当たり前です。
ですから上位校を受験する生徒に必要な事は、しっかりとした気持ちの面での自己管理です。
学校生活と放課後の生活をしっかりと切り替えることが重要です。
学校では基礎をきちんと学び、放課後は塾や自宅学習で復習や応用問題を数多くこなすこと。
今の時期は、数多くの問題をこなすことが勝利の近道です。
学校での基礎学習と放課後の応用学習。
それをしっかりこなしていきましょう。
明日は模試の結果について書くつもりです。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年10月21日