今年の中3生には、相当の覚悟を持って望まないと大変なことになりそうだとは思っていました。
今回の新みやぎ模試で、それを身に染みて感じました。
(新みやぎ模試 新中3生号)
県内100位以内
県内4位 486点 県内18位 464点 県内40位 453点
県内85位 438点
以上4名にみです。
昨年の中3生が9月から守り続けていた、県内1位をむざむざと他塾に明け渡した形です。
100位以内に4名のみという結果は、麻布学院の歴史において、開校初年度に次ぐワースト記録となります。
(偏差値)
70以上 5名
68以上 8名(仙台二高の合格判定Bランク)
66以上10名 (仙台一高の合格判定Bランク)
63以上13名 (仙台三高の合格判定Bランク)
60以上15名 (宮城一高普通62 理数61)
59以上17名 (仙台二華の合格判定B 仙台高専58)
ナンバースクールの判定が出ている生徒の数が17名。
残りの5名は以下の成績
57 (泉高校57 仙台高専情報57)
56 (三桜54 宮城野普通54)
47(宮城工業機械47 )
46(仙台西46)
38(宮城農業37)
仙台一高の合格判定Bの基準である偏差値66に達した生徒もわずか10名に留まり、450点を超えた生徒の数も3名。
偏差値50以下の3名は、宮城広瀬や宮城農業を目指して入塾した生徒達ですので、この3名は生徒なりに出来る事はやったと思います。
しかし、それ以外の生徒達は、仙台二高、仙台一高、仙台三高、宮城一高、仙台二華、仙台高専が志望校の生徒達です。
特に仙台一高と仙台二高を目指すのであれば、常に県内100位以内で尚且つ450点を超える点数が必要です。
模試の平均点が今回は261点と低いとはいえ、430点を少し超えるだけで偏差値70の模試で、70超えが5名という体たらくは、塾として恥じる成績です。
今までの麻布学院の生徒達は、塾の平均点や模試で県内1位を獲得する事を誇りにしてきました。
県内1位を他塾に明け渡せば、悔しさをあらわにし、次の模試では自分が必ずという気概を見せる生徒達が何人もいました。
今年の中3生は、その役割を2名の生徒に押し付け、全くわれ関せずで、席順1列目の生徒でさえも気迫や闘志が全く見られません。
正直、怒る気にもならないというのが私の心境です。
先の見えないままで怒ればそれは、ただの怒りの感情です。
ただ怒鳴り散らすのでは、こちらも疲れます。
中1生や中2生に受験問題のスピード勝負で惨敗し、模試では塾開校以来ワースト2位の平均点。
県内1位は他塾に明け渡し、上位クラスにいる生徒が400点を切っていても授業が終わればヘラヘラと笑いながら談笑をして空気を緩める。
これが麻布学院の姿かと思えば、唇をかみしめて視線を背けたくなりました。
改革をさらに一段進める時が来ました。
麻布学院の創設期を思い出し、1ヶ月の間にこの空気を一変します。
怒ることもなく粛々と進めます。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年4月27日