麻布学院の小学生コースは、中受験を全く考えていません。
何故なら、今まで小学5年生の段階で麻布学院に入塾していた生徒の8割弱が、仙台一高と仙台二高に合格しています。
つまり、麻布学院の小学生コースは、二華や青陵を目指すのではなく、小学生から先取り学習を取り入れ、仙台一高と仙台二高を4~5年間の視野で目指すことが目的です。
現在の宮城県における状況は、小学生から進学塾に通う児童のほとんどが、二華中や青陵中を目指しています。
しかし、宮城県の中高一貫教育校の定員はあまりにも少数で、ほとんどの児童が公立中学へ通うことになります。
小学生のうちに、合格確率が悪い二華中や青陵中を盲目的に目指してしまうと、不合格となった場合、受験から中学に入学して最初の定期考査があるまでの期間、受験に落ちたという事実が重しとなり、やる気をなくしてしまう児童が少なくありません。
そして、中学受験を目指している塾のテキストは、東京私立受験をベースとした教材が多いために、いざ公立中学へ進学した場合、全く意味がなくなってしまうものも少なありません。
麻布学院の小学生コースの場合、小学6年生で中学1年生の過程を終了するペースで進みます。
ですから、中学3年生になる時点で、小学生コースに所属していた生徒のほとんどが、中学生の全過程を終了しています。
ですから、中学3年生の夏以降、ひたすら受験問題に挑むこととなります。
結果、仙台一高と仙台二高の合格確率が80%弱となる訳です。
中受験をする場合、定員が少なく選択肢が2つしかない宮城県の場合、合格確率は低いと言わざるを得ません。
しかも、合格したとして、現在の二華中と青陵中は大学進学実績において、仙台二高と仙台一高に肩を並べていません。
東京大学と京都大学を目指す場合は、二華中が選択肢として最良ではあるかもしれませんが、東北大学を目指す場合は、仙台二高や仙台一高が最良の選択肢であると思います。
麻布学院の生徒が進学した大学の第一位は東北大学です。
仙台一高、仙台二高⇒東北大学という流れがきちんと出来ています。
東北大学以外の場合は、東京大学やお茶の水大学などのさらなる上位大学、自治医大など各大学の医学部、早慶やMARCH、同志社や立命館などの私立上位校に進学している生徒がほとんどです。
つまり、過去の実績において、麻布学院に小学5年生から在籍している生徒の80%が仙台一高や仙台二高に進学し、その後の大学受験で、MARCH以上の大学に進学しています。
中学生の時点でも、麻布学院の小学生コース出身者は、実績を各中学校で上げています。
昨年の宮城野中実力テスト1位の生徒も、附属中実力テスト2位の生徒も、沖野中実力テスト1位の生徒も、麻布学院の小学生コースに在籍していた生徒です。
各種模試の県内1位を独占していたのも、麻布学院小学生コースから在籍していた生徒です。
今まで麻布学院は、積極的に宣伝活動を行ってこなかったこともあり、小学生コースは、各学年4名~6名ぐらいでした。
麻布学院に在籍していた生徒の兄弟以外は小学生を募集していませんでした。
その理由は、この地域が小学生から受験塾の需要があまりなかったからです。
しかしながら、二華中学や青陵中学が設立されて以降、小学生が受験塾へ通う土台が整備されつつあります。
それにあわせて、麻布学院も小学生を積極的に募集しはじめ、続々と生徒が増えています。
麻布学院の小学生は、3年生であろうと4年生であろうと、授業中に私語が全くありません。
小学低学年で90分、集中を切らさずに授業を受けることが出来る環境。
それが麻布学院です。
二華中、青陵中ではなく、小学生のうちに仙台二高や仙台一高を目指すのならば、麻布学院は選択肢の1つとなりえると思います。
昨年から、積極的に小学生を募集しています。
いつでもご連絡ください。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年4月5日