仙台一高・宮城一高合格者。

 

今日は、昨日ブログに書いたように、仙台一高合格者と、宮城一高合格者について書きたいと思います。

 

(仙台一高合格者)

A君

中1生から麻布学院に在籍し、所属中学ではいつも定期テスト1位か2位。実力テストも同じく1位か2位。

剣道で全国大会に出場し、学校では生徒会長。

評定はもちろんオール5です。

毎日、自ら課題を求め、講師に質問をし、徐々に模試の成績も良くなりました。

新みやぎ模試では常に県内100位以内

 

B君

A君とは対照的な生徒で、やはり中1生から麻布学院に在籍。

中1生の頃、評定に2が2つもついて、そこから人間が変わったように学校でも態度を改め、勉強励みました。

常に新みやぎ模試では県内100位以内。

学校の定期テストでも10位以内。

しかし、中1生の頃の評定が低く、評定150点台。

そこからの合格でした。

 

(宮城一高)

Cさん

麻布学院に1年生から在籍。その頃の夢はケーキ屋さんという本当に普通の生徒でした。

学校の実力テストで10位以内を獲得。

新みやぎ模試でも何度か県内100位以内を獲得。

しかし大人しい性格で、積極性を評価されなかった面があり、評定は160点台。

それを跳ね返す学力で合格となりました。

 

Dさん

麻布学院に1年生の途中から在籍。

本当に大人しい生徒で、真面目。

学校の定期テストも点数は高く、実力テストでも最高順位10位

しかし、声が非常に小さく、周囲に聞こえないぐらいでした。

そうい面が評価を下げてしまったのか、評定は150点台。

しかし、従来の真面目な性格でコツコツと学び合格となりました。

 

Eさん

麻布学院には中3生の夏から入塾。

模試の成績は300点程度。評定は140点台。

他塾では、宮城一高は無理と言われ、わざわざ遠い学校から麻布学院に入塾しました。

天性の能力と、入塾後の努力で、見事評定を覆して合格を勝ち取りました。

 

A君以外は、評定を点数で逆転するという麻布学院の真骨頂を見せてくれました。

仙台一高については、評定が170を超える生徒を不合格にしていまい、私も落ち込んでいます。

評定の低い者達には、満点を取りに行けと教えこみながら、評定が高めな生徒達に、捨てる問題は捨てろと指導してしまった私の責任を痛感します。

評定が高い低いに関わらず、満点を取りに行くのが麻布学院のやり方です。

過去に、仙台一高や仙台二高の首席合格を何人もだしているのに、今は合格だけを考えるような自分になっていたようです。

責任を痛感します。

受験問題が簡単か難しいかは年によって違います。

今年のように、数学以外が簡単だと言う入試も予想すべきあったと思います。

そうなった時、捨てる問題は捨てるという私の考え方が、評定が高めな生徒の成長を邪魔してしまったのだと思います。

 

仙台一高には、ここ数年煮え湯を飲まされて来ました。

私も考え方を変えて生徒の指導に当たらなければ、来年もこの高校については、同じ結果になりかねません。

悔しさと、己の間違いを、きちんと受け止めデータの管理を徹底し、対策をしたいと思います。

申し訳ありませんでした。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年3月19日