悔しくて眠れませんでした

 

昨日の結果に悔しくて眠れませんでした。

一番悔しいのは生徒でしょう。

麻布学院では、私立で特待生合格した者は、第一志望の高校に必ず勝負を賭ける生徒ばかりです。

模試でもBランク以上は出しているし、受験の点数も自己採点ながら本来合格の点数です。

点数だけなら。

この受験制度に変わり、逆転が難しいのは、私も生徒も保護者も知っています。

しかし、生徒の努力と、私立特待またはそれに準ずる高校の合格、宮城模試のBランク以上。

全ての条件が揃い、努力をした生徒にランクを下げろとは言えません。

 

今年の結果には、私の責任が多分にあります。

私が85点を意識すれば合格できると、計算を間違えたのが原因です。

420点~425点あれば、例年なら合格すると予想し、2年前の平均が高かった、史上最低の受験問題のことは、頭の計算にありませんでした。

捨てるものは捨てるという私の考え方が、彼らを不合格に導いたのだと思います。

 

私立で特待を獲得し、または、それに準ずる私立合格、そして模試でランクを出し続けた生徒は、ナンバースクールに勝負する。

トップ2校に堂々と勝負する。

 

仙台二高5名 仙台一高2名 宮城一高3名

個人塾としては、ナンバースクールの合格を出したと言われるのかも知れません。

しかし、本来今年は、もっと合格者を出せたはずなのです。

もっともっと出せたのです。

受験問題がこんなに簡単になるという予測を見誤った私に全責任があります。

 

だめだった生徒も、自分の努力を証明するため、後輩のために堂々と受験の点数開示に行ってくれました。

全員、点数は獲っていました。

例年ならば、絶対に合格している点数です。

数学以外の4教科は、横並び。

結局、唯一難しい数学のみの勝負となっていました。

難しいと言っても、上位校受験者にとって、気がつけば簡単という問題で点数を落とした生徒が多いと思います。

そこに気づかせることが出来るか出来ないかで勝負がわかれたとすれば、麻布学院の教え方に問題があったのだと思います。

 

生徒は堂々と受験で点数を獲って来ました。

それが結果に結びつかなかった原因は、私の受験へ対する読みの甘さです。

 

しかし、評定で志望校を決めるのであれば、どこの塾でも出来る事。

麻布学院は、評定で諦める事なく、点数を上げる努力をし、そして私立や模試で結果を出して、志望校に勝負する塾です。

結果が出なかった生徒の進学する学校は、ウルスラtype1、仙台育英東大選抜(特待生合格)、東北学院、東北学院榴ヶ岡、聖和特進文理(特待生合格)です。

麻布学院の生徒達は、努力をすることが当たり前にできます。

努力をしたからこそ、悔しさも大きいと思います。

ですが、その悔しさを原動力として、私立高校に進学した卒業生も、きちんと結果を出しています。

東北学院から東北大学や早稲田やMARCH、仙台育英からも東北大学や早稲田やMARCH、東京理科大、ウルスラtype1からも東北大学、東北高校から埼玉大やMARCHに進学した麻布学院の卒業生がいます。

この悔しさを原動力に、私立高校で努力をしてくれた生徒がたくさんいました。

それは、真剣に努力をし、志望校に勝負をかけた結果が生んだと私は思います。

今年の生徒達も堂々と勝負をしてくれました。

私は誇りに思います。

 

合格した生徒も結果が出なかった生徒も、この先の受験で必ず結果が出せると信じています。

生徒達は、私の誇りです。堂々と高校に進学し、また努力を3年間続けよう。

まだ3年間もあるのだから。

その手伝いはいくらでもします。

だから顔を上げて次に進もう!

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年3月17日