中3生へ
今日の受験、お疲れ様でした。
もう過去はどうにも出来ません。
後は信じて待つのみです。
君たちの多数が私立高校では特待生合格を果たしています。
そうでなかった人も、私立上位校にはほとんどが合格しています。
君たちが塾に来たときを思い出せば、全員が結果をきちんと出したと言えると思います。
公立高校の結果がどうであれ、君たちのほとんどが進学系の高校に進学することとなります。
今日までの君たちは、努力をしたと思います。
しかし、今日からまた新しい戦いに向けたスタートです。
今度は3年間の猶予が全員に残されています。
3年間も残されているのです。
その3年間を後悔なきよう、大切にしましょう。
自分の過去に、1かけらの後悔があるのならば、未来で出来ることは沢山あるはずです。
私も君たちと同じです。過去に後悔が沢山あります。
だから、君たちと同じく私も未来にやるべき事が沢山あります。
今はまだ、今日の受験問題に整理がつかず、悔しい思いが消えていないけれど、明日にはまた強くなって君たちと会う時には、いつもの私に戻れるよう努力します。
本当は悔しい。
受験問題を見た瞬間、本当に悔しかった。
特に、社会と理科は、君たちが泣きながら頑張ってきた教科です。
比喩ではなく、私も血を吐く思いで、教えてきた教科です。
だから悔しい。
社会の受験において、こんなにも簡単で、こんなにも手抜きな受験問題に、私は今まで出会ったことがありません。
社会という教科に、心血を注ぎ、生涯をかけてきた者であれば、今日の受験問題は、塾講師も学校の先生方も、家庭教師のみなさんも、悔しさが沸き起こるはずです。
確かに生徒の多数が90点をこえていました。
君たちは、やるべきことをきちんとやったんです。
ほとんどの生徒が85点をこえていました。
本当に君たちは、よくやりました。
どんな県の、いつの過去問をやったとして、君たちはいつも80点を超えてくれました。
努力を重ね、その点数を、多数の者が90点以上にしてきましたね。
どんなに難しい問題だったとしても、君たちはその力を発揮してくれたはずです。
あんな問題のために、君たちは泣きながら頑張った訳じゃない。
私も同じ気持ちです。
この悔しさは、忘れません。
未来に全てをぶつけます。教えに教えて、来年は全員で100点を狙いに行く授業をします。
私も必ず頑張るから、君たちも未来を見据えて今日から努力を始めよう。
4日間の休みで気持ちを切り替えて下さい。
もう大学入試は始まっています。
また1から始めよう。
君たちの受験結果がもし、悲しいものに終わっても、3年後の受験のため私は全力で協力します。
お金なんかいりません。
無料で3年間いつでも協力します。
だから今日からまたスタートしよう。
合格発表の日が怖いかもしれないけれど、君たちの大学受験の発表はまだまだ先です。
今度はそこに向かって戦おう。
次は大学入試だ。
まだ3年間ある。誰もが間に合うはずです。
そのための下地は、ほとんど全員が私立の進学校に合格した瞬間、出来ています。
公立合格したとしも、悲しい結果で終わったとしても、どちらにしても下地はきちんとできています。
その下地は、君たち全員がきちんと努力した証です。
仙台二高、仙台一高、宮城一高、二華、高専、宮城野高校、多賀城、宮城広瀬に思いは届くはず。
もし届かなくても、仙台育英東大選抜、ウルスラ特志Type1、尚絅特進、東北学院、宮城学院アドバンスト、聖和特進文理など私立は多くの学校が特待生として君たちを迎えてくれる。
そうでない進学コースを新設したばかりの高校も、気合いを入れて君たちを迎えてくれるはずです。
3年間戦う場所が全員用意されています。下地は完璧にできています。
公立高校合格を全員で信じよう。
胸を張って、合格発表の日を迎えよう。
高校受験お疲れ様!!
君たちは、十分やってくれました。
私の誇りだよ。
麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年3月9日