最後は生徒の努力と保護者の強い気持ち。

 

麻布学院は、評定にとらわれず、生徒が目標とする高校の学力にすることだけを忠実に行います。

例えば、昨年、平均評定3.9で評定の合計点数が150点台の生徒を仙台二高に合格させました。

今年も、評定合計150点台の生徒が上位二校(仙台一高、仙台二高)を受験する予定です。

2人の評定が低いのは、仕方がない事です。

評定を今更変える事は出来ません。すでにおこってしまった過去の出来事を嘆いても仕方がない事です。

生徒が評定150点台で、仙台一高や仙台二高を目指すというならば、麻布学院はそれを達成できる学力に、生徒を引き上げるのみです。

上記の2人は、学校の実力テストでも常に10位以内に入り、新みやぎ模試でも常に県内100位をキープしています。

昨年、評定平均3.9、評定合計150点台の生徒も、常に実力テストで10位以内をキープし、新みやぎ模試では県内1位を獲得しています。

今年の、2人に関して言えば、1月模試で463点(偏差値71)と459点(偏差値71)です。

私立の結果が特待生合格であれば、志望校を受験するのに何の障害もないと思います。

 

この生徒を含めて、偏差値70以上の生徒が8名。

偏差値66以上(仙台一高合格基準Bランク)が16名。

 

この16名の生徒は、仙台一高の合格判定を出しているので、後は、保護者と生徒に受験する高校選択はお任せします。

評定を考えて、勝負を避けて仙台三高や宮城一高を選ぶのも良し、そのまま仙台二高や仙台一高を受験するのも良しです。

宮城一高を希望していた生徒も全員この基準の偏差値62をクリアしてキープしています。

すでに私立専願で合格した生徒1名を除く27名中23名がこの基準に達しています。

志望校を選択する上で、塾側が出来る事はここまでです。

麻布学院は、入塾時の点数や学校評定にとらわれず、入塾面談で保護者や生徒が望んだ志望校に到達することだけを忠実に考えます。

ですから、入塾した生徒で、1度も志望校の合格判定が出ていない生徒は、2週間前に入塾した生徒を除いて1人もいません。

仙台二高と言われれば、確実に偏差値68をクリアできる指導計画をたてますし、仙台一高と言われれば、偏差値66を必ずクリアする指導計画をたてます。

それをクリアし、キープするためには生徒の努力と、保護者の強い意志が必要です。

クリアした時点で、他校の話をしてしまえば、必ずクリアした成績をキープできなくなります。

例えば、2年生で仙台一高をクリアしたときに、宮城一高の話を保護者か生徒が口にしてしまえば、その成績は一気に崩れ、宮城一高の偏差値62に近づいて、3年生になった時、仙台一高の偏差値66が遠い目標となってしまうのです。

麻布学院で、宮城一高や仙台三高を志望校とした生徒の全てが、仙台一高や仙台二高の合格判定を出していた時期があります。

塾を辞めてしまった生徒を含めて、仙台一高と仙台二高を志望した全ての生徒が1度は合格判定を出しました。

これは、昨年も同じですし、一昨年も同じです。

入塾面談時に約束した志望校の偏差値をクリアすることだけを忠実に考え、指導計画を作り、生徒の様子や塾で話した内容を毎日こと細かに記録し、日ごろの小テストから模試の点数、実力テストや定期テストの点数、評定や生徒の性格や保護者面談の内容の全てを、1人1人のデータとして毎日更新しています。

ですから、様子が変わればすぐに気が付きます。

どれぐらい家庭で勉強しているかも、データを見れば予測が簡単にできます。

異変の原因が、勉強ではなく、学校生活や私生活に関わる物だとすれば、生徒と即座に話をして、保護者と相談の上、解決法を見出すこともします。

そうやって積み重ねてきたのが、この偏差値です。

中3の夏に入塾し、300点を切る成績から仙台三高や宮城一高と言われれば、無理だと言わず、逆に仙台一高をクリアさせて選択の幅を持たせる指導計画をたてます。

現に、この生徒2名は仙台一高の合格基準である偏差値66を超える偏差値69と偏差値68に到達しています。

2名とも、評定の問題で、どこを受験するかは生徒と保護者の判断にゆだねます。

中3生になってから入塾してきた生徒のほとんどが、偏差値48~60で入塾してきました。

現在の彼らの成績は、上から偏差値71、71、69、68、62、61、61まで上昇し、志望校選択の幅を広げました。

偏差値38で入塾した生徒の現在の偏差値は50です。

私立を覚悟して入塾したこの生徒も、現在は公立高校を選択することが出来る点数まで上りました。

保護者と約束した志望校が、利府高校でしたので、Aランクです。

 

麻布学院に不可能はありません。1人1人のデータと指導計画を毎日更新し、着実に志望校の学力を目指します。

そこからは、生徒の努力と保護者の強い気持ちが合格へと導いてくれるのです。

 

塾が出来る事は限られています。学力を伸ばす事以外に出来る事はありません。

最後の最後に合格を勝ち取るのは、生徒の努力と保護者の強い気持ちだと思います。

 

もうすぐ志望校を決定する時期が来ます。

塾は、生徒と保護者の選択を尊重します。

そして、その選択を成功に導くべく、指導計画を再度作成します。

 

後悔の無い選択をしてください。

保護者は、生徒達が積み重ねてきた努力を思い出して下さい。

生徒は、自分達が何のために頑張って来たかを考えて志望校を決めて下さい。

 

生徒達により良い未来を。

私は願います。

 

麻布学院(宮城野区原町) 塾長ブログ 2017年1月29日